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「オール・ザ・キングスメン」アメリカ映画 1949年に制作

今日は、過去に観た映画「オール・ザ・キングスメン」を、改めて観ています。同名の映画が、最近作られたようですが、そちらの方の映画は私は、観ていませんのでよく知りません。

「オール・ザ・キングスメン」1949年に制作されたアメリカ映画です。

血気盛んで良識をわきまえた一市民が、小学校の校舎での事故を契機に、今までの市政のあまりにもひどい腐敗に耐えかねて、市長選に立候補して当選。そして次々と改革・改新を押し進めていくのだが、次第に汚職の手が忍び寄り、開発の意欲が汚職にまみれてくる。
不倫や一族の栄達を図り、大統領の座をも目標にしようとする。その中で息子が交通事故を起こし、それのもみ消しをしたり、自らの汚職のもみ消しに奔走して、歯車が狂いだしていく。そして権力を利用して、他の勢力を封じ込めるなど、以前自分がもっとも忌み嫌っていた者と同じことをしていく。
まさに、市政を変えようと青雲の志を抱いて、政界に飛び込んだでいったのだが、次第に政治の汚い泥にまみれていくところが描かれている。

1949年のアメリカは、レッド・パージ(赤狩り)が起きた頃で、このような映画がよくついくられたものだと思います。
私が初めて観たのは、岩波ホールで学生の頃ですから1970年頃です。当時の日本は、庶民宰相の日本列島改造論やロッキード汚職などで大きく揺れて時期でもありました。

今の日本も、政治の腐敗は惨憺たるものです、既成の与野党は足の引っ張り合いをして。党内でも自分の選挙の票を読むことに一生懸命です。
政治を取り巻く経済界も、自分の利益のことしか考えずいるようで、なんかこの映画の中の時代とかぶるようなきがしました。

  --追加-- 2012/1/9/ 14:43
少し調べてみました。

この「オール・ザ・キングスメン」の原作は、
ロバート・ペン・ウォーレンで。ロバート・ペン・ウォーレンの「すべて王の臣」(白水社)がもとになっています。
原作名が「All the King's Men」です。
「すべて王の臣」の主人公は実際の政治家ヒューイ・ロングをモデルにしたと言われています。
ヒューイ・ロングは、冨の再配分を唱え、教科書の無償配布やハイウェー整備、身体障害者の施設改善など弱者救済の施策を実施する反面、ルイジアナに独裁的な体制を築きあげた人だそうです。

政治家ヒューイ・ロングとオール・ザ・キングスメンの主人公スタークとは類似点があるとされています。
・貧困層の白人を軽蔑して呼ぶレッドネックと呼ばれていた。
・勉強家で法律を猛烈に勉強した。
・主要政策が対応している。教育福祉政策やハイウェイ網の整備
・民衆の心をつかむ先導的な演説スタイル。
・意のままに動く側近たち



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記事へのコメント
  • 臨時国会の開催はいつか
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    自ら生きる権利、自ら死ぬ権利があるのはよくわかります。
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  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

     日本はやはり集団主義が根強い社会であり、いわゆる「ムラ」社会的価値感が強い為に変に「和」を重んじる傾向の上に上の言うことは絶対だという
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    竹林泉水 (06/26)
    なんで日本人は欧米人に対してコンプレックスを持っているのだろうか。明治政府は今までの幕藩体制をぶっ壊し廃藩置県をし、国内の不平不満のエネルギーを外に敵を作ること
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    アジシオ次郎 (06/25)
     こんにちは。

     日本人は長年欧米コンプレックスを抱いたせいで白人に対して好意的に見る一方でアジア人や黒人を平気で見下すような傾向が強いけど、自分たちが置かれて
  • 長期政権
    アジシオ次郎 (06/24)
     おはようございます。

     長期政権がもたらすもの、それは腐敗と閉塞感以外の何物でもないが、一人の人間が十何年、何十年と居座ってては健全さなど皆無だし、変化を知ら
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