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黄帝内経 

昨日は、黄帝内経 の冒頭で昔の人は100歳まで元気だったが、いまはその半分の年でもう衰えているのはなぜかだった。
その原因を、「黄帝内経 素問」にはさらに次のように書かれている。

岐伯対えて曰く、上古の人、其の道を知る者は、陰陽に法り、術数に和し、飲食に節あり、起居に常あり、妄りに労を作さず。故に能く形と神と倶にして、尽く其の天年を終え、百歳を度えて乃ち去る。
今時の人然らざるなり。酒を以て漿となし、妄を以て常となし、酔いて以て房に入り、欲を以て其の精を竭くし、以てその真を耗散す。満を持するを知らず、時ならずして神を御す。努めて其の心を快にし、生楽に逆らい、起居に節なし。故に半百にして衰うるないり。

 岐伯が答えて曰く「上古の人はほとんどは、養生の道理をわきまえ、陰陽にのっとり、術数にあわせ、飲食には節度があり、労働と休息にも一定の規律があり、妄に動くことはありませんでした。それゆえに肉体と精神とは、とても健やかで盛んであり、彼らが当然享受すべき年令まで生きて、百歳をすぎて世を去ったのです。
現在の人はそうでなく、酒を水のように貪り飲み、異常なことを平常として生活し、酔っては房事を恣いままに行い、色欲のおもむくままにして、精気を使い竭し、真元を消耗し散佚させてしまいます。充満された精気を保持することを知らずに、常々精力を用い過ぎ、一時の快さを貪り、養生に反して享楽しています。労働と休息とに一定の規律がありません。こんなことだから五十歳になるやならずで衰老してしまうのです。」

太古に生きていた人は、自然の中でいきて無理をしないで暮らしていたといっている。
私たち人類人間は、樹上生活から地面に降りくらすようにないり、狩猟採集生活をしていた。そのころは自分達が生活する上で必要ものを必要なだけ狩猟採集して、後はあくせくいまのように働いてはいなかったといわれている。また、集団の中では皆が均等に同じ役割をして働いていたと考えられている。
しかし、それが農耕牧畜するようなり、今のように耕運機などの機会はなく、すべて人力で作物を栽培し家畜を育てるようになる。そうなれば、狩猟採集のように全員でするのではなく。農業をするには農作業の計画をたてそれをしきする人がいるようになり。指揮をする人と農作業をする人の階層ができてきた。それにより重労働で働き詰める人と、働かず指揮をすることにより時間を余す人もでてきた。それにより、農民は働きすぎで体を壊し、支配者は暇をもてあまし不摂生な生活をして健康を損ねてしまうことになった。

今なの現代人は、黄帝内経が著された時代より、健康志向やそれに対する科学的な知識はあるが、酒を水のように飲み、足を知らず欲におぼれてやまない人も多い。そのよ不摂生不養生をする人もいる。
この、黄帝内経のこの部分を呼んでいると、坐禅のことについて書いた、天台小止観や白隠禅師の夜船閑話にかかれていることにも通じていることを感じる。
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    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

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    アジシオ次郎 (06/24)
     おはようございます。

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    omachi (05/23)
    あなたの知らない日本史をどうぞ。
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  • 100年前の教訓
    竹林泉水 (05/09)
    コメントありがとうございます
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