アイヌ語での路線バスの案内放送
北海道の路線バスで、一部の路線のバス停の案内放送を、アイヌ語と日本語で案内するようになったそうです。
日高管内平取町で、町内を走る道南バスの路線・都市間バスで、アイヌ語による車内放送が始まり、温かみのある言葉が車内に響きわたり好評のようです。
明治以降日本の同化政策によりアイヌ語は禁止され、公のところでは使われなくなり、現在アイヌ語をはなせるアイヌ民族の人たちでもアイヌ語を話せる人は数パーセントだそうです。
そのような中、日本の少数民族であるアイヌの言葉を取り戻そうとすること。また、アイヌの人自身にとって、自分の民族の誇りを取り戻す一つのきっかけになればと思います。
放送の声を担当した人は、アイヌ語弁論大会で2度も最優秀賞に輝いた人で、お母さんと祖母はアイヌ民芸の工芸家で、お父さんは博物館でアイヌ語講師を務めていて、小さい時からアイヌ文化は常に身近にあり親しんできている。高校時代はは積極的にアイヌ語を使わなかったが、2年前、研修で訪れた米ハワイで先住民族らと交流で、「民族に誇りを持ちなさい」と勇気付けられた。「アイヌ文化を深く学び、守りたいと思うようになりました」という。現在先にも書いたがアイヌ語を話せる人は極めて少数となっていることについて、「日本語とは文法も発音も違うが、文化を学ぶ上で言語は大事で大切にしたい」と話し、このバスの案内放送を契機にアイヌ語に親しみを持つ世代が増えることに期待しているそうです。
日高管内平取町で、町内を走る道南バスの路線・都市間バスで、アイヌ語による車内放送が始まり、温かみのある言葉が車内に響きわたり好評のようです。
明治以降日本の同化政策によりアイヌ語は禁止され、公のところでは使われなくなり、現在アイヌ語をはなせるアイヌ民族の人たちでもアイヌ語を話せる人は数パーセントだそうです。
そのような中、日本の少数民族であるアイヌの言葉を取り戻そうとすること。また、アイヌの人自身にとって、自分の民族の誇りを取り戻す一つのきっかけになればと思います。
放送の声を担当した人は、アイヌ語弁論大会で2度も最優秀賞に輝いた人で、お母さんと祖母はアイヌ民芸の工芸家で、お父さんは博物館でアイヌ語講師を務めていて、小さい時からアイヌ文化は常に身近にあり親しんできている。高校時代はは積極的にアイヌ語を使わなかったが、2年前、研修で訪れた米ハワイで先住民族らと交流で、「民族に誇りを持ちなさい」と勇気付けられた。「アイヌ文化を深く学び、守りたいと思うようになりました」という。現在先にも書いたがアイヌ語を話せる人は極めて少数となっていることについて、「日本語とは文法も発音も違うが、文化を学ぶ上で言語は大事で大切にしたい」と話し、このバスの案内放送を契機にアイヌ語に親しみを持つ世代が増えることに期待しているそうです。
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