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松山の刑務所からの脱走におもう

松山の刑務所の大井作業場から脱走した受刑者がようやくつかまったが、この事件により今後、大井作業場のあり方が問われるだろうが、社会復帰と更正を主目的としたありかたが後退してしまってはならないでしょう。
逃走した受刑者は「服役中、刑務官の前でふざけたら接しかたが厳しくなった。受刑者のなかでもリーダー役になれるはずの年次だったのにさせてもらえず、つらくて逃げた」などと供述しているという。
罪を罰するためだけでなく、社会復帰更正を目的とする刑務所のあり方は重要です。厳にこのような社会復帰を目的とした刑務所は全国に4カ所あるが、法務省によると大井作業場を出所し再犯して再び刑務所に入った人の割合は過去10年間で6.4%だという。全国平均は約4割と言われていることをみると、かなり低く成果を上げているといえる。大井作業場以外の開放的3施設では、平成に入ってからは逃走事件が起きていないという。そのことを考えると運営態勢に問題がなかったか、またその逃走事故の背景にたいして調査の重点を置おいていき、短絡的に監視体制を強化するような、足枷をつけさせるようなGPSを導入するのではなく、このような作業所を増やしていくべきではないかと思う。

繰り返すが開放的な刑務所の作業所の、その人たちに再販率は他の刑務所に比べ、再犯率再び刑に服す率は格段に低い。しかし、この松山の刑務所以外では、受刑者が行方不明になる事故は起きていないとききます。そのようなことを考えると、社会復帰を目的とし刑務所で、鉄格子は鍵がない刑務所は他の刑務所よりも成果を上げていることになる。ただ、大井作業場のあり方が問題と言えないか。
そのためには入所する受刑者の選抜はよく見定めて選考する必要があるでしょう。それと同時にその刑務官にも、通常の刑務所と違う役割を担っていることを、刑務官の研修などでその自覚を待たせる必要がある。ある意味では少年刑務所のように、社会復帰と更正することを目的のもので、その刑務所で刑務官としての自覚がいるでしょう。別の見方をすれば少年刑務所のようところもあり、また大人なので自律して生活ができ、刑期を終えてからの生活に意欲をもたせるようなプログラムも考える必要があるでしょう。
しかし、今回の事件により、大井作業場が、通常の刑務所と変わりないようなものになってはならないでしょう。
いろいろ書いたが、今回のことでテレビなどの報道では、受刑者のことだけが注目され、地域の安全などが取り上げられている。確かに地域の安全もたいせつだが、大井作業場自体の態勢に問題が無かったのか、刑務官のあり方に問題が無かったのかをももっと報道すべきではないか。それにより、私たちは刑務所についての理解を深め、刑期を終えて出てきた人への理解を深め、受け入れをすることができるようになるのではないだろうか。
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  • 過去の歴史とどう向き合うか
    竹林泉水 (08/16)
    先に戦争のよび方は幾つかあります。太平洋戦争、アジア太平洋戦争、大東亜戦争などです。太平洋戦争はおもに米国との戦争を指し、アジア太平洋戦争は中国や東南アジアでの
  • 過去の歴史とどう向き合うか
    アジシオ次郎 (08/16)
    おはようございます。

    お言葉ですが、これ以上過去の戦争責任やアジアに対する加害行為に対して罪の意識をいつまでも持っては進歩がないし、その過去を教訓に乗り越えて
  • 戀と恋の違い
    竹林泉水 (08/15)
    コメントありがとうございます

    孤悲 ですか 一人悲しむ思いが相手に伝わらず、悲しむですか。

    いまは、浮世でそんな一人悲しむ人はどれほどいるでしょうかね。そぞらに
  • 戀と恋の違い
    和久希世 (08/14)
    ところで偶々今日読んだ本に、
    恋は昔、孤悲〔こひ〕と書いたと書いてありました。
    これも面白い字だなあと思ったところでしたので、
    コメントさせていただきました。

  • マイノリティを認めない安倍自民
    竹林泉水 (08/09)
    日本の国民市民の歴史と、日本の国の歴史、それと天皇家の歴史が明治維新から天皇の歴史と日本の国の歴史が入り混じり、日本の国民市民の歴史はほとんど語られない。
    それ
  • マイノリティを認めない安倍自民
    アジシオ次郎 (08/09)
    おはようございます。

    日本社会のどうしようもない欠点の一つでもある「多様性を知らない」ところにあるこの問題、世の中には様々な意見や価値観があるのにどうも自分と
  • 大島衆議院議長の所感
    竹林泉水 (08/08)
    そうですね、確かに国会開会中に言ってほしかったですね。
    しかし、安倍政権というか安倍晋三の一派に内閣も閣僚も牛耳らているので仕方ないかもしれない。
    しかし、仕方な
  • おごれる自民も久しからず
    竹林泉水 (08/08)
    そうですね驕る平家は久しからず、しかし驕る自民は久しからずとなかなかならない。
    安倍政権の腐敗は平家が衰退していったのとはちょっと違う。自民がそれだけ政策などが
  • 大島衆議院議長の所感
    風と雲 (08/07)
    いつも共感をもって拝読しています。 内閣の国会軽視に対して日頃存在感の薄い衆議院議長所感について、マスコミの取り上げ方に不満を述べられていますが、小生は、大島議
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