僕の後ろに道は出来る
中学校の時の国語の教科書に高村光太郎の詩「道程」ありました。
9行ほどの短い詩です。有名な詩なので知っておられる方が多いとおもいます。
「道程」 高村光太郎 大正3年(1914年)10月詩集道程を発表
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
これを読んだとき、自分の人生はの道は、自分で切り開き。父である高雲のようになろうとの意志と、自分の芸術は自分独自のもで、それを作り上げるのだと言う意気込みを詠んだものと思っていました。
しかし、詩集「道程」でその詩を発表する前に、月刊誌「美の廃墟」に102行もの「道程」を発表していました。
その詩を読むと、「曲がりくねり」「迷ひまよつた」「自堕落に」「絶望に閉ぢ込められ」「苦悩にもみつぶされ」「四離滅裂な」などの言葉が次々と綴られている。
いままで、自分の人生と芸術にたいして迷っていたのでしょうか。
私は高村光太郎のことをよく知りませんが、このころに妻となる智恵子と出会ったのでしょうか。光太郎の転機となった頃と思います。
そして詩の中にある父とは、高雲のことより自分が生きている周りのこと、自然の偉大な力のことを指しているとおもうのです。
そして、「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」は、自分の未来は混沌としているが、自分を自分らしく伸ばすための努力をし、一歩一歩すすみ道を切り開いて歩いていき、妨げるものを乗り越してゆくと、自分の進む道ができ未来が開けてゆくと言いたいのだとおもいました。
9行ほどの短い詩です。有名な詩なので知っておられる方が多いとおもいます。
「道程」 高村光太郎 大正3年(1914年)10月詩集道程を発表
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちにさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
これを読んだとき、自分の人生はの道は、自分で切り開き。父である高雲のようになろうとの意志と、自分の芸術は自分独自のもで、それを作り上げるのだと言う意気込みを詠んだものと思っていました。
しかし、詩集「道程」でその詩を発表する前に、月刊誌「美の廃墟」に102行もの「道程」を発表していました。
その詩を読むと、「曲がりくねり」「迷ひまよつた」「自堕落に」「絶望に閉ぢ込められ」「苦悩にもみつぶされ」「四離滅裂な」などの言葉が次々と綴られている。
いままで、自分の人生と芸術にたいして迷っていたのでしょうか。
私は高村光太郎のことをよく知りませんが、このころに妻となる智恵子と出会ったのでしょうか。光太郎の転機となった頃と思います。
そして詩の中にある父とは、高雲のことより自分が生きている周りのこと、自然の偉大な力のことを指しているとおもうのです。
そして、「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」は、自分の未来は混沌としているが、自分を自分らしく伸ばすための努力をし、一歩一歩すすみ道を切り開いて歩いていき、妨げるものを乗り越してゆくと、自分の進む道ができ未来が開けてゆくと言いたいのだとおもいました。
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