オーストラリアエアーズロック
オーストラリアのエアーズロックが19年秋から登れなくなる。
先住民のウルル・カタジュ国立公園の運営競技会が決定したものです。
オーストラリア中部の世界遺産地区にある高さ348メートル周囲が9.4キロにもなる巨岩のエアーズロックが、先住民の聖地であることを認め、先住民に配慮したかたちのようです。
禁止の開始は、観光業者らへの影響を考慮して、2019年10月26日からという。この10月26日は、1980年にオーストラリア政府がこの土地一帯は先住民の土地であることを認めた日だそうです。先住民は返還されてからも今まで一帯の土地を国立公園にリースして観光客を受け入れてきったが、以前から、先住民は巨岩に登らないように求めてきたので、最近は年間25万人が訪れるが、実際に登るのはその2割にとどまっていたそうです。
先住民の聖地であり、登ることは先住民の祖先を冒涜する事にもなるので、登ることが禁止されたのです。オーストラリア政府の先住民である少数民族に対する畏敬を感じます。
いままで、先住民族を劣った野蛮な人として見たり扱ったりしてきたが、今日の世界の多くの国は、先住民族を保護して大切に扱っています。そんな中で日本は単一民族単一言語社会だとして、アイヌ民族や沖縄の文化を軽く見たりする人がいまだに少なからずいることは残念です。
先住民のウルル・カタジュ国立公園の運営競技会が決定したものです。
オーストラリア中部の世界遺産地区にある高さ348メートル周囲が9.4キロにもなる巨岩のエアーズロックが、先住民の聖地であることを認め、先住民に配慮したかたちのようです。
禁止の開始は、観光業者らへの影響を考慮して、2019年10月26日からという。この10月26日は、1980年にオーストラリア政府がこの土地一帯は先住民の土地であることを認めた日だそうです。先住民は返還されてからも今まで一帯の土地を国立公園にリースして観光客を受け入れてきったが、以前から、先住民は巨岩に登らないように求めてきたので、最近は年間25万人が訪れるが、実際に登るのはその2割にとどまっていたそうです。
先住民の聖地であり、登ることは先住民の祖先を冒涜する事にもなるので、登ることが禁止されたのです。オーストラリア政府の先住民である少数民族に対する畏敬を感じます。
いままで、先住民族を劣った野蛮な人として見たり扱ったりしてきたが、今日の世界の多くの国は、先住民族を保護して大切に扱っています。そんな中で日本は単一民族単一言語社会だとして、アイヌ民族や沖縄の文化を軽く見たりする人がいまだに少なからずいることは残念です。
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