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都知事選と安倍政権

東京都議選は小池知事率いる都民ファーストの会圧勝し、自民が大敗し民進党も後退しました。これは、大阪で維新が躍進したように、また、フランスでマクロン大統領が選ばれ、去年のアメリカの大統領選では民主党候補選びではサンダース議員が支持を集め、大統領選ではトランプ氏が選ばれたように、今までの既成政党に対しての辟易した批判の現われと同じようなものでしょう。

安倍政権は憲法に「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」とあるのに、野党からの臨時国会の開催の要求を拒否し、閉会中審議の開催を拒否していました。それが、都議選の大敗をうけこれでは国民からの支持を得られないとして、一転して、臨時国会開催に踏み切りました。憲法を無視してまでも臨時国会開催を拒否していたのに、都議選の結果から臨時国会を開催することは、自分の都合で国会を開閉会することで、国会を私物化しているようなものです。そういえば安倍首相は以前、答弁で私は立法府の長だと言い間違ったことがあるが、それは願望で思わず口に出てしまったのでしょう。今回の都議選での自民党の大敗は、大敗ではなくそれこそ頽廃と言えるでしょう。

いま自民党は両院で絶対多数を占め、与党と改憲推進勢力で改憲に必要な両院の三分の二以上を占めています。まずは、安倍政権はこの議席を失いたくないので、内閣の総辞職や衆議院の解散は行なわないで、今後も同じ政治運営が続くことになるでしょう。このような安倍政権の安倍流アベ政治が続くのでしょう。そして、閣僚のつい本音が出てしまう失言が繰り返されるでしょう。

都議選での自民党の大敗は、国政での自民党の行いが反映されたとされていますが、そのなかに、森友学園は加計学園問題や、稲田防衛相の不用意な発言もあるでしょう。
稲田相の国務大臣としての資質かけるような、気になるところがあります。
稲田防衛大臣は一議員のころ安倍晋三などと共に、改憲を唱える人たちの集まりに参加し、国民第一の政治は間違っていると発言しています。
その稲田防衛相が今回の都議選では、防衛省としても自衛隊としても自民党としてもお願いしたいと。自民党立候補者の応援演説をした。これに対して菅官房長官や安倍首相は謝罪しているのだからまったく問題はないとしていた。
この稲田氏の二つの言葉とそれに対しての政権の対応を合わせてみると、経済同友会副代表をされた品川正治氏のことを思い出してしまった。
品川正治氏が旧制第三高等学校時代に京都師団長の査閲があり、指名された生徒が軍人勅諭を暗唱しなければならなかった。そこで品川の友人浅沼が手を上げ指名され次のように言った。「我国の天皇は世々軍隊の統率し給う所にぞある」といった。本来は「我国の軍隊は世々天皇の統率し給う所にぞある」で、軍隊は天皇の統率下にあるというべきところを天皇は軍隊の言うがままだと言ったのです。これは大問題のはずだがおおやけにならなかった。このとき品川は生徒総代の立場にあって、その責任をとって退学して最前線に志願する嘆願書を軍に出し、中国大陸の前線に送られた。この軍人勅諭の読み替え問題は、軍は師団長の責任問題や反戦への機運が表面化するのを恐れ、軍人勅諭の読み替えはについて浅沼は退学になったが、校長などは不問にふされ、読み替え事件はおおやけにならず無かったことにされた。しかし、もっと恐ろしいのは、この品川の友人は行方不明になってしまた。

何事も、閣僚の不祥事などにたいして不問にしてしまい、全く問題にあたらないと言う今の政権に似ていないだろうか。
また、加計学園問題での発言で注目された、前川前文部次官が次官時代の出会い系風俗に出入りしていたことについて、読売新聞が報じたことも何かしっくりこないです。前川次官は君はこのような所に出入りしているそうだなと注意されたそうです。個人的な生活がなぜ知られていたのか、高級官僚は常に監視されているようで不可解です。そして、安倍首相が読売新聞を読んだらわかると答弁したその、読売新聞が前川氏の素行の記事をのせています。この情報の出処は何処なのでしょうか。万が一それが政府筋から出ていたのなら大きな問題です。
権力を持っているものは、つねに自分たちを正当化しようと思うもので、それに対して都合の悪いことには蓋をしてしまうことをす、そして邪魔になるものは排除粛清してしまう。まるで、だんだん隣の北の国のようになってきている、いや70数年間に時計の針が逆回りしていくように感じる。

そのよなことを思うと、自民党はどんどん劣化して行っているようにしか見えない。安倍政権が強靭になればなるほど、自民党が劣化し日本も弱体化してしまう、この道がどこまで続くのか。獣医学部新設は獣医師の需要増が見込めないので、獣医学部の新設を認めてこなかったのが、一校だけ認めたので疑われ誤解が生じたので、今後は新設があれば求めていくと言っている。大学の新設は総理大臣の判断でされるものではなく、審議会があって認可されるもののはずで、自分に認可の裁量権があるような発言はおかしなものです。また、教育機関は会社などの商業活動と違い、自由経済競争にはなじまないもので、獣医学部を増やしていくと経営にいいき詰まる学校もでていくるでしょう。そのようになればどのようになうか考えたことがあるのだろうか。
今のままでアベ政治が進んでいくと、行き着くところまで行きつきそうです。
稲田氏は以前よく私は嘘をつけないで、思ったことをそのまま云ってしまうと言っていた。しかし、現代この日本で女性が好き勝手なことが言え活動できるのはいまの、日本国憲法があるからでと言うのを知ってしているのだろうか。
戦前は、天皇は元首であり国民はそれに使える臣民とされ、臣民は天皇の子で国や天皇になにかあれば、駆けつけなければならないとされていた。。また、女性は外に出て活躍することよりも、家庭で家事と子育てをすることがよしとされ、選挙権もなく意見を言うことは許されていなかったのです。
稲田氏などの所属する仲間が考えている人たちは、天皇は国家元首で神聖にして不可侵なものと考え、家長制度を復活させ女性は家庭を守るものなど考え、結婚しても男女別姓や女性の家名を名乗るなどとんでもないろ思っている人たちです。
現行の憲法は、男女平等と男女の個人の権利は重要なものとしているのは、社会権については明記されている国が多い。しかし、家庭内の権利についても明記されている国は日本くらいのものです。
憲法には、〔家族関係における個人の尊厳と両性の平等〕の規定が書かれています。
第24条婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。
これは世界的に稀有なものであるが、自民党案はもっと稀有なものになっています。
(家族、婚姻等に関する基本原則)
第二十四条 家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。家族は、互いに助け合わなければならない。
2 婚姻は、両性の合意に基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
3 家族、扶養、後見、婚姻及び離婚、財産権、相続並びに親族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。


一見家族の協力などが書かれているんでよいように感じるが、2項では「両性の合意のみに基づて」が「両性の合意に基づいて」となり「のみ」がなくなっている。
家族関係における個人の尊厳と両性の平等についてが、家族のありかたの基本原則になっていて、国が家族の在り方を示し縛ってしまうようなないようになている。また「のみ」を削除したのは、家長制度の復活の匂いもしてきそうです。
稲田氏などが憲法に家庭を大切にする条項を入れるというが、そうなれば今までの自身の活動ができることとの矛盾があることを分っているのだろうか。


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  • アベ政治はクーデター
    竹林泉水 (07/19)
    政権を握っているのでクーデタだと言えるのでは

    しかし、安倍晋三の頭の中の辞書には、民主主義の言葉はあるが、政治家としての誠実さをなかなか感じることができないので
  • アベ政治はクーデター
    雲と風 (07/18)
    勉強になりましたが、「安倍政権はクーデター」でしょうか? 権力と威嚇によるテロリズムだと思います。内閣府の中の一派が壊憲と日本の民主主義制度の堕落無力化を共謀し
  • 教育福祉などへの株式参入は
    竹林泉水 (07/12)
    なんでも自由競争になれば、サービスの質が向上すると考えるのは間違いで、鉄道などで見ると都市部はサービスが向上するが、過疎部では反対で最悪の場合は撤退になります。
  • 教育福祉などへの株式参入は
    アジシオ次郎 (07/10)
    おはようございます。

    教育や福祉に株式参入することは、教育や福祉をビジネスに利用しかねないし、アメリカ式の市場主義経済に基づく価値観を正当化しかねないです。た
  • 食べることは殺生をすること
    竹林泉水 (07/06)
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  • 食べることは殺生をすること
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