竹林の Twitter 新しいウインドウで開きます。

日本の民主主義

明治維新以降に日本の近代科学は飛躍的に急進したが、っそれは学制の設置により、大学を創設したから発展したのだと言われることがある。しかしそれ以上に江戸時代に培われた、商工業や参覲交代によって中央と地方が相互に学問の土壌ができていたからだとも言われている。
一方政治的な面では、幕藩体制がしかれ封建制度の中であったが、自由民権運動に見られるように、明治デモクラシーの昂揚や五日市憲法で知られるような民主的な私議憲法がいくつも作られたことから、民主的な土壌も揺籃されつつあったようです。
明治憲法は民定憲法ではなく、欽定憲法がつくられデモクラシーは押さえつけられてしまい、挙国一致大政翼賛の道を突き進んでしまい、それにより多くの犠牲を払うことになってしまった。その敗戦により新しい民主的な憲法を作ることを余儀なくされ今の憲法がある。
その憲法は安倍首相に言わせれば「押しつけられた憲法だから変えるべき」と言い、その祖父の岸信介は「与えられた憲法だから変えるべき」と言っている。
70年前の日本を含めて世界の国々は、二つの世界大戦で大きな犠牲を払ったことについて、二度と国と国との戦争はすべきでないことに一致していた。
日本の降伏の条件として、日本を封建的な社会体制や全体主義、軍国主義から脱却し民主主義の国家体勢を作ることを求められていた。それによりできた日本国憲法は、世界的みても希有な理想を追求した憲法になってしまったと言ってよいだろう。

そのような希有な憲法になったのも、帝国政府が考えた新しい憲法は、国体護持にこだわり明治憲法とほとんど変わらないものだった。それにより戦勝側で日本に進駐していた、GHQはその憲法の見本を示して作られたとされている。

つまり、「与えられた」憲法という考えは完全に否定できないものであり、国家権力を縛る観点からみると「押しつけられた」憲法という考えも一つの道理はあると言える。
いま、憲法が施行され70年がすぎ、自主的な憲法を作ろうと言う動きがある。それなら、世界的に希有な民主主義の理想を描いた憲法の下で培われた、日本の国民主権、基本的人権の尊重、自由と平等、平和主義、国際協調は大切に守り発展させる方向で、新しい憲法を考えるべきです。

しかし、今憲法の改正を強く訴えているのは、皇国史観と国家主義の考えに基づいた国造り目指す人たちです。

日本人はアメリカやフランスのように、国民主権と言うもの実力で勝ち取ったものでもなく、イギリスのように君主の横暴を許さず多数の合意によって連邦が形成される経験をしていない。
そのため、いまの日本の自由や民主主義は与えられたものであるため、それらを空気のように感じその空気がだんだんうすくなってきているの感じないでいるようです。
しかし、日本人は明治デモクラシーや大正デモクラシーの行動をとった経験があるので、国民主権、基本的人権の尊重、自由と平等、平和主義、国際協調は大切だということはその、私たちの体に流れている血の中にあるはずですなのです。タカ派の人もハト派のひとも、右と言われる人も左と言われてる人も、保守を自認するひとも革新を自認する人も、その血を目覚めさせてこれからの日本が必要とする憲法は何かを考えていきたいものです。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

日本人はまだ民主主義に?

現憲法を、与えられ押しつけられたことを改憲の理由にするのは戯言としか思われない。GHQの優れた選良達が、強い意志と理想を以って日本国の改革に込めた理念と体系の案を、当時の日本の真の有識者、リーダー、選良たちが、真摯に誠実に議論を戦わせ、国民に問い、制定されたと言われているではないか。
前文も、どの条文も素晴らしい内容で、急いで改定する必要がどこにあるのだろうか? 
最近憲法論議が喧しくなってきたのは安倍一派の妄想に踊らされた者たちの遊びでしかない。現憲法のどの部分どの点に支障があるのか。それを先ず掲げ明確にして論議することが筋だ。大多数の国民は改憲に執着する首相に、何故? どこが? どうしてあんたが? と思っている。
個人的には「統治三権への基本的人権の尊重」にもっと力点を置いた改憲は必要と思うが、国会中継に顕著に現れている傲慢、虚言、二枚舌で軽薄な、解釈変更で事実上の改憲をしてしまうような安倍政権では憲法論議はして欲しくない。
しかしそれでも「長いものに巻かれやすく、諦めと忘れることの早い、小賢しく小難しい議論は面倒、争い事は嫌いだからと、お上に任してしまう人の好い」日本人の特性は、詐欺的な攻略にたけた一強政権にうまく手玉に取られ思う壺に嵌ってしまうだろう。
大昔から自然を崇拝し、和を大切にしてきた民族性の前には、70年の民主主義もまだ第二義でしかないのではなかろうか。

Re: 日本人はまだ民主主義に?

立憲主義の観点からすると憲法とは、王政の時代に国王が国民を好きなように支配し、わが身のために権力をふるい政治を行わないように、為政者の権力を国民が制限するためにあるものです。決して為政者が暴政に陥らないようにその権力を自制させるためではないとです。
その意味で、明治憲法は伊藤博文などがアメリカの独立革命(戦争)やフランス革命などを経た、ヨーロッパの国々に負けない近代憲法として作ったものですが、それは、欽定憲法で天皇の権力を支配するものではなく自制を促すものだったと言えます。
しかし、明治の自由民権運動のデモクラシー運動や大正デモクラシーなどがあったが、国民いや臣民の権利は薄弱なものでしかなかった。それを知っていたアメリカなどの連合国は日本に民主的な民定憲法の下の国家になるように要求し、それに応じてポツダム宣言を受諾した。しかし、帝国政府はそれを無視したので今のような状態になったのでしょう。

明治維新があり昭和維新がありそれにより軍国主義の道に進み、第二の市ヶ谷での昭和維新は失敗したが、平成になり日本会議や自民党は平成の維新を起こそうとしているようです。それに立ち向かうには平成の自由民権運動を起こす時だといえるでしょう。
■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
・見聞きしたことを独断と偏見で、気ままに綴ったものです。
・自分のために無責任に書き留めたものですから、読み終わったら捨て下さい。

記事の整理棚
禅 (2)
最新の30の記事
月別の過去の記事
02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   09   08  
単語による記事検索
竹林の過去の戯言のタイトル

過去の記事タイトルを100件づつ表示します

記事へのコメント
  • 首相は国民の生活をどこま思っているのか
    竹林泉水 (01/26)
    憲法には、国民が最低限の文化的な生活をすることをできるように保障する義務が国にもとめられている。しかし、最近の新自由主義のなかで、勝ち組と負け組ができるのはそれ
  • 首相は国民の生活をどこま思っているのか
    アジシオ次郎 (01/24)
    こんにちは。

    働き方改革と口で簡単には言うけれど、一方で格差社会に歯止めがかからない現状について目を向けてるのだろうかと思うし、いつまで経済成長しか考えないの
  • 首相は国民の生活をどこま思っているのか
    さくら (01/24)
    突然の訪問、失礼いたします。
    私はこちら⇒b--n.net
    でブログをやっているさくらといいます。
    色々なブログをみて勉強させていただいています。
    もしよろしかったら相互リ
  • 教員の長時間労働
    竹林泉水 (01/18)
    学校教育は私が教鞭をとっていた6-7年前に比べて今はどうなっているのだろうか。
    私が中学校で教鞭をとっていたころは、部活などの指導もあったが、特別支援学校で肢体不自
  • 教員の長時間労働
    アジシオ次郎 (01/16)
    こんにちは。

    教員の長時間労働問題については、中学校や高校で最もそれが躊躇に現れているとしか言えませんが、授業だけでも負担なのにやれ部活動だ自分のキャリアアッ
  • 男女均等
    竹林泉水 (01/10)
    年始早々 ご来訪ありがとうございます 今年もよろしくお願いします。
    日本国憲法の男女平等の権利は七〇年前にものですが、今でも先進的なものです。しかし現実は理想の
  • 男女均等
    アジシオ次郎 (01/06)
    こんにちは。

    日本は情けないというか嘆かわしいことに、男女平等率が低い部類に甘んじてる現状にあるが、政治や経済の面で女性議員が少ない、女性の管理職や代表取締役
  • 米否定決議に賛成は評価できる
    竹林泉水 (01/05)
    エルサレムに大使館を置くということに非難決議をしたのは、中東からの石油をとめられるより、ヨーロッパなどで起きているテロが日本でも起きる恐れが高まるでしょう。
    202
  • 米否定決議に賛成は評価できる
    アジシオ次郎 (12/31)
    こんにちは。

    アメリカがエルサレムに首都を移転することを非難する決議案について、日本が賛成に回ったことは有意義なことだし、アメリカ追随という印象を変えることに
  • 記事へのトラックバック
    ブロとも一覧

    うたのすけ

    山下道場

    荒野鷹虎

    海空居士

    紀瀬美香

    marihime

    お父さんの旅

    キラベル

    silver camellia

    kbrkのつぶやき

    魚京童!

    俊樹

    アジシオ次郎

    ほんわか?絵日記

    吾輩と旅と副業

    Chronos Moon

    ざっくり読書感想文

    Taiwa Sato

    びとら

    Resale Japan

    QWERT 5w1h

    (o ̄∇ ̄o)♪

    HIROGACHAN+

    しんのすけたろ

    勝ち組の日経225

    ハセッチブログ

    五月雨 時雨

    諭吉

    さくらさくら1

    不思議な不正義2
    ブロとも 申請フォーム

    竹林乃方丈庵のブロとも申請はこちらからです。

    Webページへのリンク
    Powered By FC2ブログ

    今すぐブログを作ろう!

    Powered By FC2ブログ

    更新履歴
    今日の暦と天気

    日めくりカレンダの説明

    ■2016年旧暦 日月の出入■

    01 | 2018/02 | 03
    ----123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728---

    ★☆今宵の夜空☆★

    NHKらじる★らじる
    大阪東京第2FM大阪
    何の日



    ご訪問ありがとうございます
    竹林泉水のTwitter
    FC2掲示板
    [ブログ記事へのコメント 掲示板のレス 感想など]
    ■□FC2のブログ□■
    _/_/_/竹林乃方丈庵を_/_/_/
    _/_/_/ リンクに追加 _/_/_/
    □■□■徒然諸諸■□■□ □■□■心の時代■□■□ □■□■息身心/健康■□■□ ----- □■□■厚生福祉■□■□ □■□■その他■□■□
    □■FC2以外のブログ■□
    諸諸 徒然 「身・息・心」 こころの時代
    RSSリンクの表示
    QRコード
    QR