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稀勢の里と足るを知る

今年の初場所は稀勢の里が千秋楽で白鳳を破り優勝に花を添えました。
その対戦は、立ち合いから白鳳に右で一気におっつけられ俵に足がかかったが、稀勢の里はここで踏ん張り白鳳の力を利用して、体を左にねじって、左でねじ伏せて逆転すくい投げで勝ちました。

この白鳳と稀勢の里の対戦は、武術の醍醐味を感じさせたものだと思います。相手の力を利用して相手を倒すものだでしょう。

カササギと蛇の話がある。(鶴と蛇と太極拳 結の章 真北斐図の太極拳HAO!からhttp://otm.xrea.jp/index.htm)
ある時、武当山で修行をし、陰陽太極の理を究めた張三峯道士が、庭先でカササギと蛇が争っているのを目撃しました。
カササギは羽を広げて旋回しながら円形の動きをとり、蛇はその尻尾を、首の動きに合わせて攻防しました。その時のカササギの羽ばたく姿と蛇のからみつくように動く形から、柔が剛を制し、静が動を制する原理を悟り、その後、太極拳を編み出したという話です。
太極拳に関する本の中では、神話的色彩の強い「作り話」でとされているが、この後蛇に巻かれたカササギは一気に羽を広げえ蛇を断ち切ったという。こうなればますます作り話と言えるでしょう。

しかし、この中に込められた内容は、相手の攻撃させておいて、その力を逆手にとって自分の攻撃に有利に使い優位に立つほうほうを見つけよと言うことだと思う。カササギは減びにある程度巻き付かせておかないと、羽を広げて力を発揮しても、相手に伝わらず攻撃に影響する働きにはならない。太極拳でも柔道でも相撲でもそうだろう、相手の攻撃の力を利用して相手を倒す攻防の仕方です。
柔道の「一本背負い」もそうでしょうし、今年の初場所での十両の宇良が今場所優勝にはいたらなかったが、「たすき反り」という技で勝った一番がありました。これもまさしく相手の力を十分に蓄えて利用しないとできない難しいわざと言えるでしょう。

老子の第四十六章には次のように書かれている。

天下有道、却走馬以糞、
天下無道、戎馬生於郊。
罪莫大於可欲、禍莫大於不知足、
咎莫惨於欲得。
故知足之足、常足矣。

天下に道有れば、走馬を却けて以って糞し、
天下に道無なければ、戎馬郊に生ず。
罪は欲すべきより大なるは莫く、禍いは足るを知らざるより大なるは莫く、
咎は得るを欲するより惨しきは莫し。
故に足るを知るの足るは、常に足る。


国の治世が「道」によって治められていると、伝令の早馬は役割がなくなり畑の耕作に用いられる
国の治世が「道」によて治められていないと、軍馬が都の近くでも走りまわるようになる。
人間の欲望ほど罪深いものは無く、足るを知らない事ほどの災いは無く、
無限の欲望ほどの過ちは無い。
だから足るを知ることによる満足を得ることが大切になってくる、そうすれば本来えられべき満足が掴める。

稀勢の里が今までここ一番のときに、勝つことができず実力がありながら今まで優勝できなかった。しかし、初場所の千秋楽の白鵬との取り組みをして、稀勢の里はいままで自分の欲で力が入りすぎ、相手の力を利用することを見失ってしまっていたのではないだろうか。

これから、稀勢の里に期待したいものです。稀勢の里のしこ名は稀な勢いを蓄えている力士と言う意味があるとおもう、このしこ名に負けないように今後も精進してよき横綱になることを願います。
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  • 森友・加計問題を見ると、今の日本は法治国家だろうか
    風と雲 (06/18)
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    飛び越えてではなく、→ 潜り込み裏をかき開き直って、鉄面皮と二枚舌で、 と言うのが最近の安倍政権
  • 国連人権理事会の日本の表現の自由の特別報告書
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    マスコミは権力を監視するというより、権力者が何をしようとしているのかを主権者である国民に知らせるのが使命であり、権力を監視するのは国民ではないでしょうか。

  • 国連人権理事会の日本の表現の自由の特別報告書
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    こんにちは。

    本来権力を中立的な立場で見て、時に監視する役割であるマスコミ、そのマスコミに対して自分たちに不当な報道を禁止するのは報道規制であり独裁国家のや
  • 女系皇族に反対するわけ
    竹林泉水 (06/09)
    自民党が女性天皇や女系皇族をみとめたくないのは、安倍政権の閣僚の多くが所属している、日本会議の影響もあうのでしょう。日本は天皇を頂点とする家族的な国家という藩閥
  • 女系皇族に反対するわけ
    アジシオ次郎 (06/06)
    こんにちは。

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  • 安倍政権の功罪は何だろうか
    竹林泉水 (06/03)
    [GHQの幻想から]は何かよくわからないのですが、欧米との対等の関係だけでなく、強いあいてとも弱い相手とも相手を認め対等の関係を築くのが大切ですね。しかい、どうも
  • 天皇退位の審議が2時間半
    竹林泉水 (06/03)
    天皇退位の法律が成立しそうですが、一部の議員が反対、自由党は欠席で議論が深まらないのが残念です。自民に押し切られたているようです。
    敗戦後に日本人が自ら民主的な
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