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原発の廃炉

先日、福島原発事故による、補償問題や原子炉を廃炉にする経費の試算が公表され、当初試算されていた額とくらべると大幅に増えている。今後その額は益々増えると予測刷る人もいる。

ソ連のチェルノブイリ原発事故での処理は、原子炉自体をコンクリートの覆いで覆う石棺方式です。しかし、この石棺も30年たち老朽化し、放射線が漏れだしているので、さらにドームで覆う構造物が完成した。その石棺のなかでは防護服を着た人が、被爆の恐れがあるなかで24時間の体制で解体作業している。そのようすがロシアのテレビ報道されていた。
日本では、事故を起こした原発建屋を覆っていたものが、取り払われて廃炉作業をしている。前から思っていたのだが、廃炉作業の段階で原子炉建屋の放射物質が周辺にまき散らされないのだろうかと杞憂していたが、その思いが現実に起きるのではないかと心配になってきた。

ロシアテレビの事故を起こした原子炉で作業をしているようすが映し出されたが、日本ではどのような手順で廃炉するかなどの会合の冒頭の映像は放送されるが、ロシアのように現場の作業の様子は映像には現れないです。定期点検などでの現場の作業員の手記がいくつかあるが、現場の映像は公式に報道されたものは見たことがない。ジャーナリストが潜入し、隠しカメラで撮られ、レポートした本が出版されたものぐらいです。わたしは、原発の現場の労働者の作業の様子をもっと知りたいが、日本の原発の写真と言えば、大自然の中にある原発のプラントと、電力会社の職員がクリーンな中央司令室などの様子ぐらいです。報道のされ方の近いに日本の報道の自由さや国民の知る権利がどれだけあるのかと思う。

それはともかく、福島の原発事故では原子炉を解体しての廃炉をすることになっている。しかし、その壊れた原子炉がどのような状況になっているのか誰も分からない、廃炉にどれだけの経費がかかるのか分からない、その見積もりは増えていくばかりです。そのような不透明なことなので、廃炉をするにはそれだけ廃炉に関わる事業により儲かる人がいる。すべて損得で進められているよな感じもしないではないです。反面、通常の定期点検などでの、原子炉の現場の作業では、被爆の危険にさらされながらの作業です。
しかし、福島の原子炉の建屋は水素爆発したため、高濃度に汚染されている瓦礫が散乱し現状であり、炉心はどのようになっているのかも分かっていない現状と言われている。そのような状況の廃炉作業に関わる現場での、原子炉解体作業に従事刷る人の被爆リスクどれほどのものだろうか。

原子炉解体、廃炉と言う人はまずは、自分が率先し建屋に入り、原子炉の廃炉作業がどのようなものかを体験してみるのが良いのではないだろうか。(私は想像力を働かして想像してみるに、原子炉建屋での作業は遠慮させてもらう。)そのようなことを考えれば廃炉を強引に押し進めることはできないのではないはずです。事故炉の解体に参入する企業も、現場の作業員のことをもっと考えることが大切ではないかと思う。
そのようなことから、今からでも廃炉作業は一旦凍結し石棺して。何年後になるか分からないが、安全性と経済性が確立してから廃炉作業を進めてはどうだろうか。
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