NHKの青白い影法師
歴史書などを発行している吉川弘文館と言う出版社のPR誌『本郷』がある。その雑誌の冒頭に「百話百言」というコラム欄があるその中から一つ。
英国の公共放送であるBBCについての話が書かれている。
「・・・前略・・・ロンドン在住の外国人記者団が、BBCのやり手社長を食事に招いた。
社長は「放送の勇気とは、どれだけ少数者の意見を伝えるかにある。もしBBCにそれができなかったら、体制の意気地ない、青白い影法師だと非難されてもしかたないだろう。BBCも体制の一環だ。しかしわれわれの体制とは、自分に敵対する意見を、常に人々に伝え続けねばならないことだ、それが民主社会だと思っている」と語ったという。以下略・・・」
この部分を読んで、やはり英国は成熟した、民主主義国家だと思った。いまの日本をみて、また、日本の公共放送であるNHKの籾井会長がこの話を聞くとどう語るだろうか。「放送の勇気とは政府が右と言ったことを左と言わないことだ。もし左と言ってしまうなら、それは反日売国の放送局だと非難されるだろう。NHKは体制の側の放送局で、つねに体制を擁護し挙国一致へと、国民を誘導しなければならない」とでも言うだろう。
この、BBSの話は、朝日新聞の「天声人語」の執筆した深代惇郎の「言論の自由」というエッセイ集に載っている話だが、深代は一つ間違って書いていることがる。BBCを国営放送と書いていることです。
ここでわたしが思うに重要なことは、BBCの視聴者がBBCを「体制の意気地ない、青白い影法師だと思う」ことだ。NHKの視聴者である日本の国民は、籾井会長の発言を同思うだろうか。
BBCはNHKと同じように、視聴者の受信許可料で賄われている。さらに、受信許可証を購入せずに、視聴するれば罰金刑がり実刑もあるという。日本も同じような制度だが、今後はイギリスと同じような制度が導入されるかが、受信契約を結ばないで視聴をしても、罰金刑や実刑のなることはない。
それなら、青白い影法師のNHKに対し、良心的受信料支払い拒否をし、NHKをまともな公共放送になるように促すことはできないものかと思う。
また、逆に英国と同じような制度にし、受信料を支払わない視聴者に罰金刑を科すことにより、NHKにもっとまともな公共放送としての自覚を持たせるのも一つの方法ではないだろうか。
英国の公共放送であるBBCについての話が書かれている。
「・・・前略・・・ロンドン在住の外国人記者団が、BBCのやり手社長を食事に招いた。
社長は「放送の勇気とは、どれだけ少数者の意見を伝えるかにある。もしBBCにそれができなかったら、体制の意気地ない、青白い影法師だと非難されてもしかたないだろう。BBCも体制の一環だ。しかしわれわれの体制とは、自分に敵対する意見を、常に人々に伝え続けねばならないことだ、それが民主社会だと思っている」と語ったという。以下略・・・」
この部分を読んで、やはり英国は成熟した、民主主義国家だと思った。いまの日本をみて、また、日本の公共放送であるNHKの籾井会長がこの話を聞くとどう語るだろうか。「放送の勇気とは政府が右と言ったことを左と言わないことだ。もし左と言ってしまうなら、それは反日売国の放送局だと非難されるだろう。NHKは体制の側の放送局で、つねに体制を擁護し挙国一致へと、国民を誘導しなければならない」とでも言うだろう。
この、BBSの話は、朝日新聞の「天声人語」の執筆した深代惇郎の「言論の自由」というエッセイ集に載っている話だが、深代は一つ間違って書いていることがる。BBCを国営放送と書いていることです。
ここでわたしが思うに重要なことは、BBCの視聴者がBBCを「体制の意気地ない、青白い影法師だと思う」ことだ。NHKの視聴者である日本の国民は、籾井会長の発言を同思うだろうか。
BBCはNHKと同じように、視聴者の受信許可料で賄われている。さらに、受信許可証を購入せずに、視聴するれば罰金刑がり実刑もあるという。日本も同じような制度だが、今後はイギリスと同じような制度が導入されるかが、受信契約を結ばないで視聴をしても、罰金刑や実刑のなることはない。
それなら、青白い影法師のNHKに対し、良心的受信料支払い拒否をし、NHKをまともな公共放送になるように促すことはできないものかと思う。
また、逆に英国と同じような制度にし、受信料を支払わない視聴者に罰金刑を科すことにより、NHKにもっとまともな公共放送としての自覚を持たせるのも一つの方法ではないだろうか。
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