東京都知事選
新聞に東京都知事選挙で投票に最も重視する基準は何かとという、共同通信が電話によるアンケートの結果が載っていた。
政策 37.0% 行政経験 13.5% お金に対するクリーンさ 13.4% 人柄 13.1% 政治経験 9.9% 支援する政党や団体 6.4% 五輪開催地の知事にふさわしいか 3.6% 知人・友人の依頼 0.3% その他 0.8% 分からない・無回答 2.0%となっていました。
立て続けに2人の現職知事がお金の問題で辞職したので、お金にたしてのクリーンさを求めるのもうなずけます。そこであたまをよぎったのは、ウルグアイの当時大統領ホセ・ムヒカ大統領が国連リオ会議のスピーチの一節です「貧乏な人とは、少ししか物をもっていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」という言葉です。
まさに、2人の元前知事にこのことをことばを教えてやりたいものです。
また、ほかにも気になるアンケート数字がある、「五輪開催地の知事にふさわしいか」が3.6%ほどあることです。これはアンケート調査実施者の共同通信社が設けた項目であるが、わたしはそれより「東京五輪後の東京をどうするか」を問うてみたいものです。前回の東京五輪の時に整備された、首都高速道路などの古くなったインフラの更新だけでなく、それより今後東京は少子高齢化がますます進み深刻化するでしょう。そのため、今肥大化した産業基盤・生活基盤を10年といわず、20年30年先を見通した、生活基盤・産業基盤を考えていく必要があると言えます。それも、地方から吸い上げる東京一極集中の一人勝ちではなく、地方への分散を考えていく必要があるでしょう。そのために、新しい知事を選ぶのに、東京都民は、明日の豊かな夢を追うのではなく、ホセ・ムヒカ大統領の「貧乏な人とは、少ししか物をもっていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」を考えみることが大切と言えるでしょう。この言葉は何も新しいことばでなく、仏教の教えに、「吾唯足知」「知足天」ということばがある。そしてさらに「知足安分」で、現在の境遇を自分に見合ったものとして、不満を抱かない。という教えは昔からあり、特別な物でもないです。敗戦の貧困から東京五輪と高度成長をひた走ってきたが、バブルの崩壊により低成長時代になった。そこで二匹目のドジョウをねらうのではなく、ムヒカ氏の言葉を都民だけでなく私たち東京以外の者も噛みしめることが大切ではないでしょうか。
政策 37.0% 行政経験 13.5% お金に対するクリーンさ 13.4% 人柄 13.1% 政治経験 9.9% 支援する政党や団体 6.4% 五輪開催地の知事にふさわしいか 3.6% 知人・友人の依頼 0.3% その他 0.8% 分からない・無回答 2.0%となっていました。
立て続けに2人の現職知事がお金の問題で辞職したので、お金にたしてのクリーンさを求めるのもうなずけます。そこであたまをよぎったのは、ウルグアイの当時大統領ホセ・ムヒカ大統領が国連リオ会議のスピーチの一節です「貧乏な人とは、少ししか物をもっていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」という言葉です。
まさに、2人の元前知事にこのことをことばを教えてやりたいものです。
また、ほかにも気になるアンケート数字がある、「五輪開催地の知事にふさわしいか」が3.6%ほどあることです。これはアンケート調査実施者の共同通信社が設けた項目であるが、わたしはそれより「東京五輪後の東京をどうするか」を問うてみたいものです。前回の東京五輪の時に整備された、首都高速道路などの古くなったインフラの更新だけでなく、それより今後東京は少子高齢化がますます進み深刻化するでしょう。そのため、今肥大化した産業基盤・生活基盤を10年といわず、20年30年先を見通した、生活基盤・産業基盤を考えていく必要があると言えます。それも、地方から吸い上げる東京一極集中の一人勝ちではなく、地方への分散を考えていく必要があるでしょう。そのために、新しい知事を選ぶのに、東京都民は、明日の豊かな夢を追うのではなく、ホセ・ムヒカ大統領の「貧乏な人とは、少ししか物をもっていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」を考えみることが大切と言えるでしょう。この言葉は何も新しいことばでなく、仏教の教えに、「吾唯足知」「知足天」ということばがある。そしてさらに「知足安分」で、現在の境遇を自分に見合ったものとして、不満を抱かない。という教えは昔からあり、特別な物でもないです。敗戦の貧困から東京五輪と高度成長をひた走ってきたが、バブルの崩壊により低成長時代になった。そこで二匹目のドジョウをねらうのではなく、ムヒカ氏の言葉を都民だけでなく私たち東京以外の者も噛みしめることが大切ではないでしょうか。