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知る義務

憲法学者の樋口陽一氏が最近「知る義務」の大切さを主張しています。集英社新書「「憲法改正」の真実」での小林節慶応大学名誉教授との対談で、「知る義務」とは、「公共社会を維持し運営していくために必要なことで、 ・・・中略・・・ 国民一人ひとりが関心を持たなければ、公共の社会の維持に資することはできません。」と述べられている。そして、国民もまたジャーナリズムも、あるものごとの重大な事実よりも、そこの表面の一面の出来事に興味を集中してしまうことに対して。
樋口陽一は「国民の側が本来、知るべきだったこと、興味関心をもつべきだったこと、つまり権力者のあり方をチェックして、本当にこの社会は正常なのかを判断していく材料にするべきだったことは、そこではないわけで(表面の一面の出来事<泉水注>)我々、国民の側が知るべきことを「知る義務」を怠った結果が、極めって嘆かわしい状況だった。」と語っています。これは、毎日新聞社の西山記者が沖縄返還で密約をスクープ下が、その情報の入手のしかたが女性事務次官どの間柄が疑われ、密約より事務次官との関係の方に、ジャーナリストと国民の興味が注目されたことを例にあげてのことで、その知る義務の重要性を語っている。

物事を判断するには、情報を得てそれを自分の考えで考え判断することが大切です。
それには先ず、「知る権利」があると主張するだけでく、個々の国民は知る義務があるとして、積極的に知ることができるように働きかけることが重要になてくる。西山記者のときのように、国民一人ひとりは報道機関が、表面的な興味をそそられ記事ばかり紙面にしてしまっては、国民は大切なことから眼をさらされたり、問題点をすり替えられてしまう。そのような兆候が報道機関などにあらわれたら、視聴者は読者の国民はそれに対して、抗議の態度を表すことが、報道機関への勇気づけとなるのではないかと思う。その勇気づけは、昨今の政権側が過度に公平中立と言う文言に対して、本当の意味での報道機関としての使命と公平中立をなすことができるだろう。

憲法で国民には納税の義務と教育を受ける義務と勤労の義務です。それに加えて知る義務を加えることにより、政府や権力者は国民のその義務を妨げる事を濫用してはならない箍になるでしょう。また、国民一人ひとりも義務と自覚することで、知ることに対して能動的になり積極的になります。知る権利とするだけなら、受動的にそれは知る権利があると主張するだけになってしまいかねないです。
それを、知る義務とすることにより、なぜ知らなければならないかを、自信で考え得るようになり、日本の今後のゆく末がよくなるでしょう。
   「憲法改正」の真実
   「憲法改正」の真実 集英社新書 0826
   樋口陽一/著 小林節/著



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■竹林乃方丈庵の主から■

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記事へのコメント
  • 臨時国会の開催はいつか
    風と雲 (08/04)
    一体今の日本はどうなってしまったのだろうかと思う。アベ内閣も与党も憲法に違反することを完全に無視して悪びれもせず堂々と実行してきた。、政府高官も最高裁も報道機関
  • 難病と尊厳死
    竹林泉水 (07/29)
    コメントありがとうございます。

    自ら生きる権利、自ら死ぬ権利があるのはよくわかります。
    それにはどちらも人・個人としての尊厳が保たれている必要がある考えます。
  • 難病と尊厳死
    風と雲 (07/28)
    意識して自ら命を絶つことができるのは人間だけだと思います。人には生きる権利と自由があるように、自らの命を絶つ権利も自由もあって然るべきではないでしょうか。このA
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (07/01)
     自分よりも周りを優先する集団主義的な考えが同調圧力などがまかり通る社会なことについて前に
    >日本的なこの価値観は、海外から見たら奇異の目でしか見られないでしょ
  • 不自由な国、日本
    竹林泉水 (06/29)
    日本語に「世間」と言葉があります。「世間体が悪い」「世間がうるさい」「世間を渡る」「世間に顔向けできない」「世間の目を気にする」「渡る世間に鬼はいない」などとつ
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

     日本はやはり集団主義が根強い社会であり、いわゆる「ムラ」社会的価値感が強い為に変に「和」を重んじる傾向の上に上の言うことは絶対だという
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    竹林泉水 (06/26)
    なんで日本人は欧米人に対してコンプレックスを持っているのだろうか。明治政府は今までの幕藩体制をぶっ壊し廃藩置県をし、国内の不平不満のエネルギーを外に敵を作ること
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    アジシオ次郎 (06/25)
     こんにちは。

     日本人は長年欧米コンプレックスを抱いたせいで白人に対して好意的に見る一方でアジア人や黒人を平気で見下すような傾向が強いけど、自分たちが置かれて
  • 長期政権
    アジシオ次郎 (06/24)
     おはようございます。

     長期政権がもたらすもの、それは腐敗と閉塞感以外の何物でもないが、一人の人間が十何年、何十年と居座ってては健全さなど皆無だし、変化を知ら
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