竹林の Twitter 新しいウインドウで開きます。

南京大虐殺の世界記録遺産

南京大虐殺の資料がユネスコの世界記録遺産に登録されたことに対して、日本政府は不快感をしめしている。
私は、虐殺の数の信憑性はあるなしに関わらず、多かれ少なかれ虐殺があったことは、虐殺に荷担したり見た人の証言から事実です。それを、認めようとせず、無かったことにしようとする人もいます。それは、虐殺があったとして認めることは、自虐的な史観になり、自国がこんなひどいことをするのかと思うと、夢も希望もなくなってしまう、というのがその人の言い分です。従軍慰安婦問題やほかの問題も同様です。
わたしは、このような過去に学ばない考えは、失敗を繰り返すことに思っています。

また、従軍慰安婦問題をいくら謝罪しても、韓国側がいつまでも蒸し返すのは、日本が先の大戦で負けたことを認めないからといえます。米国には負けたが、中国や朝鮮には負けていないと。さらに朝鮮を併合したことを、侵略したと認めようとしない。そのようなことでは、いつまでもこの問題は解決しないかもしれません。

しかし、問題はそれだけでは無いようです。その、戦争に負けたことを認めないので、戦争に負けたことへの責任がうやむやにしてしまていることです。そして、ときがたってもその責任の検証ができないようになっていることだと言われいます。それは、それらの資料を保存する機関の機能が働いてないことです。
日本のアーカイブとしての、資料保存に対する考えが非常にお粗末であることの方が大きな問題のようです。
まずは、日本に国立公文書館ができたのが、1971年だといいます。しかも、そこの職員はたった49人だそうです。米国の国立公文書館は、2000人以上いるそうです。また、フランスでは18世紀の革命を契機に公文書館がつくられ、中国でも歴代の王朝の政が記録され保管いることを考えると、なんとお日本は粗末なことでしょうか。
これは、責任をとろうとしない体質、先人が不利益を被るような史実はまずい、というとらえかたがあるからだといわれている。

過去の失敗や過ちを記録することは、それを繰り返さないという戒めになり。それが今の国際社会からの信頼につながります。そのいみで、現行憲法はその前文に過去の反省がかかれています。それを押しつけられたからと、一言で自虐的というのはどうでしょうか。

このようなことを書いていると、一枚の絵を思い出した。
徳川家康が自国領を武田軍が悠然と素通りするのを見て、佐久間信盛らが籠城を進言したが、家康や武田軍を追撃し、惨敗し命からがら逃げ帰るときに、馬上で脱糞してしまう。浜松城に逃げ帰った家康が一番はじめにしたことは、絵師をよび今の自分を描かすことでした。これが有名な「三方原戦役しかみ像」と呼ばれるものです。

自分の生まれ育った国の行った過ちなどを認めることは自虐的だといい、覆い隠したあやふやに、責任の所在をあやふやにしてしまうことは、本当に国のためになるでしょうか。

コメントの投稿

非公開コメント

■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
・見聞きしたことを独断と偏見で、気ままに綴ったものです。
・自分のために無責任に書き留めたものですから、読み終わったら捨て下さい。

記事の整理棚
禅 (2)
最新の30の記事
月別の過去の記事
04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   09   08  
単語による記事検索
竹林の過去の戯言のタイトル

過去の記事タイトルを100件づつ表示します

記事へのコメント
  • 明夷待訪録 黄宗羲 臣下論
    竹林泉水 (04/20)
    たんめんさんコメントありがとうございます。
    わたしは、西田先生は存じ上げていないですが、この『明夷待訪録』はなかなかのものです。
    明朝清朝の時代から、このような考
  • 明夷待訪録 黄宗羲 臣下論
    たんめん老人 (04/19)
    『明夷待訪録』の翻訳者である西田先生には大学で東洋社会思想史と、リレー形式の世界史の中国近代の部分を教えていただきました。東洋社会思想史では康有為をはじめとする
  • 学校の先生の多忙と部活の外部指導員
    竹林泉水 (04/17)
    学校の教員の仕事は、校務は生徒指導と教科指導のほかにも、校務をするうえで校務分掌の仕事がある。その分掌のしごとはその学校内だけでするものではなく、対外的のものが
  • 学校の先生の多忙と部活の外部指導員
    アジシオ次郎 (04/16)
    こんにちは。

    ただでさえ中学校や高校は公務と部活動の両立が教員の負担を大きくしているけど、外部から指導者を呼んで部活動はその指導者に任せて教員は公務に専念。こ
  • 国連の幸福度ランキング またランクが下がった
    アジシオ次郎 (03/17)
    おはようございます。

    幸福度が54位と前回より3つ下がった日本、主要国に限れば低い部類に位置づけられそうだが、この事実を日本政府や社会全体でどう見てるのか、こ
  • 公文書の書き換えは重大な問題
    竹林泉水 (03/15)
    そうですね、公文書を書き換えることは官僚によらず誰もがしてはならないことです。高級官僚などはそのことは充分知っています。書き換えられがことは事実で、1個人が勝手
  • 公文書の書き換えは重大な問題
    アジシオ次郎 (03/14)
    こんにちは。

    森友問題は財務書による決裁文書の書き換え疑惑も浮上したけど、官僚が公文書を書き換えるというのはあってはならない行為だし、社会一般だったら公文書偽
  • 最近思ったこと
    泉水 (03/09)
    風と雲さんコメントありがとうございます。


    これから日本はどこに行こうとしているのでしょうか。

    日本に限ったようではないですが、世の中はどんどん保守化していてい
  • 最近思ったこと
    風と雲 (03/08)
    筆者と同じ思いです。第二次安倍内閣以降、民意、野党、法理、倫理を無視し、強引に独善を進める姿勢は、国全体の空気を不健全、不誠実に塗り替えているように思います。国
  • 記事へのトラックバック
    ブロとも一覧

    うたのすけ

    山下道場

    荒野鷹虎

    海空居士

    紀瀬美香

    marihime

    お父さんの旅

    キラベル

    silver camellia

    kbrkのつぶやき

    魚京童!

    俊樹

    アジシオ次郎

    ほんわか?絵日記

    吾輩と旅と副業

    Chronos Moon

    ざっくり読書感想文

    Taiwa Sato

    びとら

    Resale Japan

    QWERT 5w1h

    (o ̄∇ ̄o)♪

    HIROGACHAN+

    しんのすけたろ

    勝ち組の日経225

    ハセッチブログ

    五月雨 時雨

    諭吉

    さくらさくら1

    不思議な不正義2
    ブロとも 申請フォーム

    竹林乃方丈庵のブロとも申請はこちらからです。

    Webページへのリンク
    Powered By FC2ブログ

    今すぐブログを作ろう!

    Powered By FC2ブログ

    更新履歴
    今日の暦と天気

    日めくりカレンダの説明

    ■2016年旧暦 日月の出入■

    03 | 2018/04 | 05
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930-----

    ★☆今宵の夜空☆★

    NHKらじる★らじる
    大阪東京第2FM大阪
    何の日



    ご訪問ありがとうございます
    竹林泉水のTwitter
    FC2掲示板
    [ブログ記事へのコメント 掲示板のレス 感想など]
    ■□FC2のブログ□■
    _/_/_/竹林乃方丈庵を_/_/_/
    _/_/_/ リンクに追加 _/_/_/
    □■□■徒然諸諸■□■□ □■□■心の時代■□■□ □■□■息身心/健康■□■□ ----- □■□■厚生福祉■□■□ □■□■その他■□■□
    □■FC2以外のブログ■□
    諸諸 徒然 「身・息・心」 こころの時代
    RSSリンクの表示
    QRコード
    QR