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歌集 小さな抵抗 殺戮を拒んだ日本兵

岩波現代文庫「歌集 小さな抵抗 殺戮を拒んだ日本兵」渡部良三
敬謙なカトリック教徒であった、渡部良三は、中国捕虜を殺す命令を受けるが、拒否したことにより、凄惨なリンチを受けた。その戦場の日常と軍隊の実像を歌に詠みつづけた歌集。

   無題


その本の「はじめに」の冒頭に次のような歌が詠まれている。

いかがなる理にことよせて演習に罪明からぬ捕虜殺すとや

生きのびよ獣にならず生きて帰れこの酷きこと言い伝うべし

新兵が古参兵から度胸をつけるためだと、新兵教育担当が五名の捕縛された中国共産党の八路軍の捕虜を、四十八名の新兵が虐殺させられたことを詠ったものです。

NHKの朝の連続テレビどらまで、「カーネーション」と「ごちそうさん」があったその中での、徴兵で出征したが間もなく帰還してきたが、戦地で何かあったのか精神的に不安定になって帰ってきていた。

「カーネーション」の隣に住んでいる気の弱い勘助は、戦地に行き戦場から帰還したが、部屋に閉じこもり外に出ることができなくなた。母親は始め軍隊に行きひどい目に合わされた加害者だとおもったが、次第に実は加害者にだったのではないかと考えるようになった。そして再び召集されて帰らぬ人となた。
「ごちそうさん」の幼なじみの源太は肉屋につとめ働いていた。戦場に行き帰還したが、肉を見ると吐き気がして、肉屋で働くことができなくなっていた。
カーネーションの方は心の病の原因には触れなかったが、ごちそうさんの方は、店の肉を目の前で見ると、自分が手にかけた人の肉塊が頭に浮かんでしまうと告白していました。

このほかに、「歌集 小さな抵抗」は次のような歌がある。

朝食(あさいい)を食(は)みつつ助教(じょきょう)はさとしたり、「捕虜付殺し肝玉をもて」

救いなき酷さの極み演習に傲れる軍は捕虜殺すとう

旧約のイザヤアブラハム思い出す殺さるる八路の胸張るを見て



わたしは、この日本軍のありかたは、神の僕の天皇軍隊ならこのような非道なことはできない思ったりししたが、上官の命令は天皇の命令として死線の上ので軍隊規律は絶対なら、この歌集のことは一兵士としての事実とし読むのが当たり前だろう。
また、先の中東でのアメリカ兵の証言に次のようなものがある「銃を持ってる者は撃て携帯を持ってる者は撃て何も持ってなくても走ってたり逃げる者は撃て、動くものは撃て犬、鶏も動くものがなくなったら死体を撃ってた」今の平和の日本では異常に感じる人が多いと思う。

しかし、一般人の中にテロリストやゲリラが紛れ込んでいて、自分が何時殺されてしまうかわからない状況を想像してると、この事は異常ではなく現実のこととして考えることだ出来るでしょう。

戦争とはかくも恐ろしい怖いものです、人の心をどこまでも蝕んでしまい、麻痺させるものです。間違った積極的平和主義の解釈している人は、なら真っ先に銃剣を持って最前線に赴くでしょうか、しかり、官邸深くの地下で無人偵察機の映像を見ながら、ボタンを押す事すらせず、報告をうけて判を押すだけでしょう。
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