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安保法のその後

安倍首相は国連総会への出席や、そのあと開かれる国連サミットなどの国際会議や、外国訪問での二国間会議で、安保関連法について戦争法案でないと説明して廻るようです。
その、説明には、積極的平和主義の「積極的な平和外交の推進」として、安倍風にいうと、三本の矢があるそうです。
・日本が戦後70年間続けてきた平和国家としての歩みは今後も変わらない
・アジア太平洋地域の環境は厳しさを増しており、どの国も一国だけで安全を確保できない
・平和の実現へ日米同盟強化、多国間の安保協力、国連平和維持活動(PKO)を推進する
この三つの柱で、諸外国に理解を求めて行くそうです。

日本は今後も平和国家であり続けるための一番説得力があるのは、一番はじめの「日本が戦後70年間続けてきた平和国家としての歩みは今後も変わらない」となる裏付けになる、日本国憲法前文の「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」と九条の第一項の「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」を守り抜いて行くと宣言することです。

しかし、安保関連法案は、日米同盟により集団的自衛権の行使は、憲法のこれとは、まさしく正反対のものでしかないです。日本国憲法を知っている外国の元首やまともな政治家などからみると、憲法を蔑にするような法律を作る国やその首相は信用できないでしょう。
アメリカ以外の世界の各国からみると、対米従属路線をとり続け集団的自衛権により歩調を合わそうとする国はどう見えるでしょうか。アメリカは第二次世界大戦後いらい、戦争を続けてきた唯一のくにです。いや建国以来西部開拓として西へ西へと進出し、太平洋を渡り中東まで進んでいます。そのような国に従属する国を、小国であっても自立して国の活路を見いだしている国から見ると信用できないのではないでしょうか。

それより、対米従属の戦後から脱却して対米自立をし、フィリピンが米軍基地を追い出したように、米軍の撤退を要求する方が、国際的な信頼を得られるではないだろうか。少なくとも不平等条約である日米安保条約の見直しと、日本の主権を蔑ろにする日米地位協定の見直しをすべきでしょう。

首相は、外国からの安保法の理解をえている、だから安心だ、違憲ではないといって、国内の反対意見を封じ込めよとしているとしか思えないです。
これから、ますます、憲法違反のこの安保関連法を認めることはならないし、憲法を無視した国の行いは国民生活にも憲法を無視したり捻じ曲げてのかいしゃくで、表現の自由や生活権や労働権などを、公平公正のためだとか公益のためだとかいって、いろいろなことを押し付けてくる恐れがあります。だからこそこの安保法自体とそれを成立させた過程を忘れてはならないです。

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    竹林泉水 (01/26)
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  • 首相は国民の生活をどこま思っているのか
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