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安保法

安倍首相は4月に訪米したとき、アメリカ議会で日本の首相として初めて演説しました。その時に、「私の名字ですが、「エイブ」ではありません。アメリカの方に時たまそう呼ばれると、悪い気はしません。」といいました。この「エイブ」とは、アブラハム・リンカーンのことです。彼のことばに、「人民による人民のための人民の政治」があります。
しかし、安倍晋三首相の安倍政治はとうてい、リンカーンのこの言葉が頭の中にあるとは思えません。
国民の多くの人が、連日国会前や各地で反対を訴え声を上げていますが、一向に耳を傾けようとせずむしろ、逆に理解するように努めると、反対者を説得しようとしています。また、消費税の増税分は三党合意で社会保障や福祉に使われるはずでした。しかし、社会保障や福祉関連の制度は後退しています。逆に企業法人税を引き下げれています。さらに、世界一企業活動がしやすい国にするといい、労働者派遣法や残業代ゼロにする制度などどれも労働者搾取法と言える政策をうちだし、企業活動が合法的にしやすするようにしています。いま国民の多くは正社員になれす、将来の展望も抱きにくくなり、貧困にあえぐ人が増えています。
これではとうてい、リンカーンの人民による人民のための人民の政治」とは言えず、それとは全く逆の方向に向いています。

アメリカ議会で「私の名字ですが、「エイブ」ではありません。アメリカの方に時たまそう呼ばれると、悪い気はしません。」はなんだったのか、アメリカに対してのシッポ振りでしょうか。国民の了解も得ずに勝手にアメリカに、日米同盟強化のための安保法を夏までに通すと約束しました。これも、国民無視甚だしいといえます。

日本国民の生活よりアメリカとの約束の方が重要ためか、安保法の審議を100時間以上かけたとして、審議がつくされていないの途中で打ち切り、強硬に採決してしまいました。しかし、100時間以上といっても、10本以上の法律を一つに纏めて一括審議しています。今までの憲法解釈を180度変え、これからに日本の在り方を変える法律をです。その法案は一つが100時間以上かけてもよいものです。それを一本あたり10時間程度ですますのですから、とても審議がつくされたとは言えないでしょう。

国際政治学者の豊下楢彦さんが神戸新聞で、安倍(晋三)首相は60年安保改正時に総理だた祖父(岸信介)を自らに重ね、国会前などで反対の声が高まりほど、歴史に名を刻めるという高揚感にかき立てられるのだろう。と書いています。私はそうは思いたくないですがそうだとしたら誠に、愚かで軽薄な人格を持っているとしか言いようがないです。昨日の本会議での首相の様子をみていて、何事もないような他人事のように座っている首相は、その場の雰囲気を掴もうとせず、馬耳東風と聞き流しているは、嫌なことは聞き流すという愚かな人にしか見えなかったです。豊下さんの言うとおりだとすると、その昂揚感の犠牲になる国民はとんだ迷惑でしかないです。

アブラハムと言う名は、聖書の創世記にでてきます。イサクノ燔祭という話しです。

神は、アブラハムに「あなたの愛するひとり子イサクを燔祭としてささげなさい」といい、信仰心を試すためにいいました。アブラハムは朝はやく起き子イサクとを連れ、神が示した燔祭の所に、アブラハムは子イサクに燔祭に使うたきぎを背負わせて出かけました。
イサクは父アブラハムにいいました。「火とたきぎとはありますが、燔祭の小羊はどこにありますか」。すると、アブラハムはいいました「イサクよ、神みずから燔祭の小羊を備えてくださるであろう」と。
アブラハムとイサクが神が言った場所に着くと、アブラハムは祭壇を築き、たきぎを並べ、イサクを縛って祭壇のたきぎの上に載ました。そして、アブラハムは、刃物を執ってその子を殺そうとしました。
この後神は、アブラハムの信仰の深さを認め、燔祭のため息子イサクを生贄にするのを止めました。

神をアメリカ、アブラハムを安倍首相、イサクを国民に、置き換えて読むと、まさにいまアメリカに約束した集団的自衛権を可能にする安保法という薪を、国民に背負わせたことになります。そこで、創世記の話は、神がイサクを生贄に捧げるのを止めに入いりました。しかし、安保法の話の神は法律が通ったからといて、日米同盟の下での集団的自衛権をしないでよいと言うでしょうか。むしろそれは逆で、もっと多くの生贄を奉げよと言ってくるのではないでしょうか。太平洋戦争での敗戦国の日本に対して、戦勝国であるアメリカは自国の国民の戦争負担の軽減の声により、日米安保条約と地位協定のもとにもっと多くの要求してくるでしょう。そうなれば、今までアメリカの指導の下で作られてた憲法を理由に拒否したきましたが、戦勝国と敗戦国の関係から生贄を差し出すことを拒否できなくなる恐れがあります。
このように、安倍首相の政治のありかたは、日本国民をアメリカに売り渡すようなものと言っても言い過ぎではないでしょう。

国連の敵国条項も未だに残っています、この条項は今の日本に対しては世界の国から見ても過去の遺物と言えます。そのため当然この条項は削除されていてもよいものです。しかし、日本が海外で軍事活動が出来るようになれば、その敵国条項が生きかえってしまうでしょう。そうなれば日本は再び国連の統治下にならないとも、国際法上はいえなくないです。

今回の安保法の成立は、今後の日本の独自性を大きく変えかねないです。日本の市民国民は、今後のこの安保法の運用の仕方をしっかりと監視し、自身が生贄に去れないように、監視し法の廃止を訴えて行くべきです。
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  • パレスチナの混乱
    アジシオ次郎 (05/22)
    おはようございます。

    イスラエル建国からずっと続くパレスチナ問題、アメリカが大使館をエルサレムに移転したことで混乱の火に油を注ぐ事態となったけど、アメリカは事
  • またまた憲法について思うこと
    竹林泉水 (05/18)
    安倍晋三氏は母方の祖父、岸信介が首相の以前から、憲法はGHQの素案に基づいて作ったもので、日本人が自らの手で作ったものを制定すべきという持論をもっていた。そこで
  • またまた憲法について思うこと
    風と雲 (05/17)
    全面的にお説に賛成です。憲法は逐条の内容で論ずるべきで、改憲か護憲かではなく、現状の権力構造が国民の幸福と人権を妨げることへの言及が不足する部分は強化するべきか
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    おはようございます。

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    明朝清朝の時代から、このような考
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