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日本人の食事の回数

ようやく長い連休が終わりました。
連休中に幾つか本を読みました。その中で三田村鳶魚の「江戸の食生活」を読んでいると、昔は一日に二食が普通だったと書いてあいります。そのことは、話などでよく聞いていましたが、そのことについての記述がいくつか紹介されています。

無住禅師の仏教説話「沙石集」や、慶長活字の笑話本「きのふはきょふの物語」にでてくる話で、食事の模様が書かれているところを紹介している。
「三井寺の法印、雨の御つれづれにとて、二度物おもふと云題を出し、是に一首づつよみ給へとて、二人のちごに仰せければ。
大ちご
春は花秋はもみじをちらさじととしに二度ものおもふなり
あさめしと又夕めしにはづれじと日々にニたび物をこそおもへ
この歌は、元和活字の「戯言養気集」の中にも出ておりますから、慶長・元和のころには、日に二度ずつ飯を食べておったものと思われます。」

また、北条氏康の言葉として「武家物語」からその食事に関することを紹介しています。
「凡人間は高きも下きも一日両度づつの食なれば」
このころ、一日二食であることがわかる。それでは一日どれほど食べていただろうか。

一日一人どれほど食べていたのだろうか、「武功雑記」には、「人の食物は、とかく、朝暮二合五勺宛可然と、滝川左近将監積り定候由」朝夕二合五勺だから、一日五合になる。たいそうな大食らいに思える。ただ、これは扶持米のことのようで、主君から家臣に与えられる俸禄の王で、実際に食したのはもっと少ないと思のだが。
御伽草子の「物草太郎」には「毎日三合飯を二どくはせ、酒を一どのますべし」とかかれています。
「甲斐国志」には、「催促の人もらひの事、此方申付候ごとく、なけわけ大こん計ににて、一日二度ズ、たるべき事」と書かれている。兵を集める場合は、菜っぱと大根の飯を一日二度与えるということを条件にしていたようです。

これにくらべ、牢屋の食事はどうだったかと言うと、「慶長見聞集」に「一合の食物を朝五勺晩五勺、是を丸じて、ごきあなより此暗き地獄へなげ入れる」
牢獄でも一日二度の食事だったようだが、一日一合のようです。

また、二時や十時の食事、お八つの事が書かれている。一日二食では、その間が長いのでいわゆる間食がされたようで、それが二時や十時やお八つで、江戸時代は不定時法で季節により、時間が違っていて二時と言えば今で言う「おさんじ」のことだろう。お八つも八つ時に食べるので、今で言う午後三時ごろになる。

まだまだ、いろいろ書かれているが、此ぐらいにしておきます。
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記事へのコメント
  • 臨時国会の開催はいつか
    風と雲 (08/04)
    一体今の日本はどうなってしまったのだろうかと思う。アベ内閣も与党も憲法に違反することを完全に無視して悪びれもせず堂々と実行してきた。、政府高官も最高裁も報道機関
  • 難病と尊厳死
    竹林泉水 (07/29)
    コメントありがとうございます。

    自ら生きる権利、自ら死ぬ権利があるのはよくわかります。
    それにはどちらも人・個人としての尊厳が保たれている必要がある考えます。
  • 難病と尊厳死
    風と雲 (07/28)
    意識して自ら命を絶つことができるのは人間だけだと思います。人には生きる権利と自由があるように、自らの命を絶つ権利も自由もあって然るべきではないでしょうか。このA
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (07/01)
     自分よりも周りを優先する集団主義的な考えが同調圧力などがまかり通る社会なことについて前に
    >日本的なこの価値観は、海外から見たら奇異の目でしか見られないでしょ
  • 不自由な国、日本
    竹林泉水 (06/29)
    日本語に「世間」と言葉があります。「世間体が悪い」「世間がうるさい」「世間を渡る」「世間に顔向けできない」「世間の目を気にする」「渡る世間に鬼はいない」などとつ
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

     日本はやはり集団主義が根強い社会であり、いわゆる「ムラ」社会的価値感が強い為に変に「和」を重んじる傾向の上に上の言うことは絶対だという
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    竹林泉水 (06/26)
    なんで日本人は欧米人に対してコンプレックスを持っているのだろうか。明治政府は今までの幕藩体制をぶっ壊し廃藩置県をし、国内の不平不満のエネルギーを外に敵を作ること
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    アジシオ次郎 (06/25)
     こんにちは。

     日本人は長年欧米コンプレックスを抱いたせいで白人に対して好意的に見る一方でアジア人や黒人を平気で見下すような傾向が強いけど、自分たちが置かれて
  • 長期政権
    アジシオ次郎 (06/24)
     おはようございます。

     長期政権がもたらすもの、それは腐敗と閉塞感以外の何物でもないが、一人の人間が十何年、何十年と居座ってては健全さなど皆無だし、変化を知ら
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