竹林の Twitter 新しいウインドウで開きます。

祭り

もうすぐ大相撲が始まりますが、中央公論社の中公文庫に、三田村鳶魚の著作集である、鳶魚江戸文庫がありその中に、娯楽の江戸 江戸の食生活と言う本がある。

江戸で辻相撲が禁ぜられたのは、寛文度であるから、二百五十年前である。この禁止の理由は他にもあろうが、大都会の往来の頻繁な路面だけに、免れぬ法度であったろう。以下略・・・

寛文は、1661年から1672年であるから、徳川家康が征夷大将軍に任じられたのが、慶長8年1608年で家綱の時代である。江戸時代の始めのころだがすでに、江戸が大都会立ったことを窺わせるものだといえる。
しかし、「子供等のする追羽根・凧揚げのみならず、童稚の遊戯は、大道でも何の差し支えもなく行われた。それだけでなく、今日も僅かに残っているカッポレや大神楽などの路上技芸は、大道芸人と呼ばれ、その種類も多かった。」と書かれていることから、町中の路上での見せ物も多かったのでしょう。見せ物ではないが江戸の町は、物を荷って物を売り歩く棒手振りが非常の多かったそうです。江戸研究家の石川英輔は、江戸の町は家の前をベルトコンベアーで、魚や豆腐などの食べ物だけでなく、様々な日常生活用品を売り歩いていたと言っています。

しかし、なぜか辻相撲は禁止されていました。これはそれほど相撲の人気が高かく人が大勢集まってくるからでしょうか。辻相撲とは官許の勧進相撲相撲ではなく、町の広っぱでだれの許可も受けずに、自然発生的に行われて相撲です。そのため江戸の町の治安上から禁止されたようです。そして、江戸時代中期になると、勧進の興行相撲が四季に一度行われるようになったそうです。それが今の大相撲の始まりなのでしょう。

さらに、鳶魚は江戸時代は町衆が祭りに狂喜死ていたことのべ紹介しています。しかし、明治になりそれが「路面の繁劇ろ電線のために、全く喪失してのは怨めしい。」と言っています。


神社などで行われるお祭りも、単なる神事として行われるなら、厳然粛々とおこなわれなら、民衆としては楽しくもないし娯楽性も無く、そこには娯楽性というものがなく、各地の祭の盛り上がりは起きないでしょうし。
「江戸でお祭りが花々しく景気だってきたのは、綱吉将軍が、神田の祭礼も山王同様に、御上覧なさるようになったからである。」これにより江戸の祭や花々しくなっていくのだが、享保の倹約により締められては、弛み、締められては弛みを繰り返しいくが、次第に町民の財力が増していき、祭は花々しくなってきます。
十一代将軍家斉の時には、大奥の内命で神田明神御雇祭がはじまり、町年寄や町名主といった町役人を始め町人はもちろん、町奉行や寺社奉行なども動員され、江戸をあげての大祭礼になっていっています。そして、その経費は下付されていたようです。それなら、派手に賑やかになっていくのも当然でしょう、そしてますます公方さまと慕われて言った思います。

ところが明治維新になり、廃仏毀釈、脱亜入欧となり、お上から降りてきた下付金がなくなたので、江戸時代のような華々しさはなくなっていったのでしょう。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
・見聞きしたことを独断と偏見で、気ままに綴ったものです。
・自分のために無責任に書き留めたものですから、読み終わったら捨て下さい。

記事の整理棚
禅 (2)
最新の30の記事
月別の過去の記事
02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   10   09   08   07   06   05   04   03   02   01   12   11   09   08  
単語による記事検索
竹林の過去の戯言のタイトル

過去の記事タイトルを100件づつ表示します

記事へのコメント
  • 首相は国民の生活をどこま思っているのか
    竹林泉水 (01/26)
    憲法には、国民が最低限の文化的な生活をすることをできるように保障する義務が国にもとめられている。しかし、最近の新自由主義のなかで、勝ち組と負け組ができるのはそれ
  • 首相は国民の生活をどこま思っているのか
    アジシオ次郎 (01/24)
    こんにちは。

    働き方改革と口で簡単には言うけれど、一方で格差社会に歯止めがかからない現状について目を向けてるのだろうかと思うし、いつまで経済成長しか考えないの
  • 首相は国民の生活をどこま思っているのか
    さくら (01/24)
    突然の訪問、失礼いたします。
    私はこちら⇒b--n.net
    でブログをやっているさくらといいます。
    色々なブログをみて勉強させていただいています。
    もしよろしかったら相互リ
  • 教員の長時間労働
    竹林泉水 (01/18)
    学校教育は私が教鞭をとっていた6-7年前に比べて今はどうなっているのだろうか。
    私が中学校で教鞭をとっていたころは、部活などの指導もあったが、特別支援学校で肢体不自
  • 教員の長時間労働
    アジシオ次郎 (01/16)
    こんにちは。

    教員の長時間労働問題については、中学校や高校で最もそれが躊躇に現れているとしか言えませんが、授業だけでも負担なのにやれ部活動だ自分のキャリアアッ
  • 男女均等
    竹林泉水 (01/10)
    年始早々 ご来訪ありがとうございます 今年もよろしくお願いします。
    日本国憲法の男女平等の権利は七〇年前にものですが、今でも先進的なものです。しかし現実は理想の
  • 男女均等
    アジシオ次郎 (01/06)
    こんにちは。

    日本は情けないというか嘆かわしいことに、男女平等率が低い部類に甘んじてる現状にあるが、政治や経済の面で女性議員が少ない、女性の管理職や代表取締役
  • 米否定決議に賛成は評価できる
    竹林泉水 (01/05)
    エルサレムに大使館を置くということに非難決議をしたのは、中東からの石油をとめられるより、ヨーロッパなどで起きているテロが日本でも起きる恐れが高まるでしょう。
    202
  • 米否定決議に賛成は評価できる
    アジシオ次郎 (12/31)
    こんにちは。

    アメリカがエルサレムに首都を移転することを非難する決議案について、日本が賛成に回ったことは有意義なことだし、アメリカ追随という印象を変えることに
  • 記事へのトラックバック
    ブロとも一覧

    うたのすけ

    山下道場

    荒野鷹虎

    海空居士

    紀瀬美香

    marihime

    お父さんの旅

    キラベル

    silver camellia

    kbrkのつぶやき

    魚京童!

    俊樹

    アジシオ次郎

    ほんわか?絵日記

    吾輩と旅と副業

    Chronos Moon

    ざっくり読書感想文

    Taiwa Sato

    びとら

    Resale Japan

    QWERT 5w1h

    (o ̄∇ ̄o)♪

    HIROGACHAN+

    しんのすけたろ

    勝ち組の日経225

    ハセッチブログ

    五月雨 時雨

    諭吉

    さくらさくら1

    不思議な不正義2
    ブロとも 申請フォーム

    竹林乃方丈庵のブロとも申請はこちらからです。

    Webページへのリンク
    Powered By FC2ブログ

    今すぐブログを作ろう!

    Powered By FC2ブログ

    更新履歴
    今日の暦と天気

    日めくりカレンダの説明

    ■2016年旧暦 日月の出入■

    01 | 2018/02 | 03
    ----123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728---

    ★☆今宵の夜空☆★

    NHKらじる★らじる
    大阪東京第2FM大阪
    何の日



    ご訪問ありがとうございます
    竹林泉水のTwitter
    FC2掲示板
    [ブログ記事へのコメント 掲示板のレス 感想など]
    ■□FC2のブログ□■
    _/_/_/竹林乃方丈庵を_/_/_/
    _/_/_/ リンクに追加 _/_/_/
    □■□■徒然諸諸■□■□ □■□■心の時代■□■□ □■□■息身心/健康■□■□ ----- □■□■厚生福祉■□■□ □■□■その他■□■□
    □■FC2以外のブログ■□
    諸諸 徒然 「身・息・心」 こころの時代
    RSSリンクの表示
    QRコード
    QR