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安倍首相の立憲主義と首相の暴走

2月10日の衆院予算委員会や7月3日の党首討論会で安倍首相は、「憲法が権力を縛るためのものだったのは王権の時代。その考え方は古い。今われわれが改正しようとしている憲法は、国家権力を縛るためだけではなく、私たちの理想や国のありかた、未来について語るものにしていきたい。」のようなことを言って、君主の横暴暴走を縛るもので、今の民主主義体制のものではないと言っています。しかしどう見ても今の政権は独善的で暴走しているように見えるのはわたしだけだろうか。
さらに、安倍首相は2月12日の衆院予算委員会で、集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈のさいに、衆議院予算委員会で安倍首相は「最高責任者は私だ。」と言い憲法解釈は内閣法制局よりも自身の個人的な?考えが優先される言います。
民主的な選挙で選ばれた指導者が暴走するとどうなるのか。その一番わかりやすい例が80年ほど間にありました。当時世界で最も進んだ民主的な憲法下の選挙でドイツ国民が選んだのは、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)が選ばれ、アドルフ・ヒトラーがえらばれました。その後の進んだ道は周知のとおりです。やはり、「立憲主義」は民主主義の下でもいや、民主主義のものとの方が必要なことです。

なぜなら、君主のもとには、家臣がいて君主が間違った方向に向かうと、諫言して君主の間違いを諌め指摘しその暴走は抑えられます。
しかし、いまの安倍内閣のように、自分の周囲に自分の考えに近い者ばかり集めるようであれば、暴走してしまうのはあたりまえと言っていいかもしれない。
それは、今回の解散総選挙をみれば判るし、先の集団的自衛権のように、憲法の解釈変更など重大なことを閣議だけで変えてしまったり。秘密保護法など国民の多くの反対があるのに、それを審議も充分に尽くしたと言えないのに強行採決してしまう。
これを暴走と言えないのだろうか。立憲主義を否定してる人たちに対して非常に危機感を感じるとともに、そのことに疑問を持たない国民が増えていることに危機感を感じます。
そのうえ、内閣解散は首相の専権事項と言い、今回衆議院の解散をしたことは、解散理由が不明確で党利党略での解散としか受け取れないのはどうなのでしょうか。実際に自民党議員やマスコミまでがいま選挙すると、選挙に圧勝すると言うは国民主権の考えからするとおかしなことです。そのような国会議員政治の勉強をやり直すべきだし、そのようなマスコミは自身の使命を放棄したようなものです。

国際的にみても日本国憲法を見ても、内閣の判断で議会を解散できると言う解釈は本当に正当だろうか。世界的に見てもそのような国は少ないだろう議員内閣制の民主主義の発達したドイツやイギリスをみると、イギリスは議員の任期が凍結され事実上解散が制約されています。ドイツは不信任案が可決された時しか解散できない。これは日本国憲法69条と同じです。
日本は議院内閣制ですが、小泉内閣の郵政解散も国民投票的のように思える。今回の解散もアベノミクスを問う、消費税の凍結を問うというのも国民投票的です。そうなれば国会の機能軽視ともいえる。それ自体首相としての資質に欠けるものも言える。

たしかに、国会議員の資質も落ちているように思う。政治資金などの管理法などは今に始まったことでないので論外です。それより、自民党の憲法草案の全軍に「天皇を戴いただく国家であって、・・・」とあり、第一条に「天皇は、日本国の元首であり、・・・」と書かれています。このことから自民党議員は他の議員より天皇を敬い尊敬しているはずなのに、今回の国会で伊吹議長が、天皇の勅書を読み上げている最中、万歳をしたことなどしています。このことは戦前なら不敬罪にあたるものです。
いや、一般の世の中でも、上からの伝達文や表彰状を読み上げているとき、最後に読み上げる○○会長や○○市長など読むまえに、○○校優勝と言うだけで万歳をしたようなものです。非常に非常識と言えないものです。今の国会議員はそのような常識も無くなってきているのでしょうか。

映像で見ていると万歳をしているのは与党議員に多いように思ういます、そのような常識のない議員は今回の選挙では選ばないおこうと思います。
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No title

 こんにちは。

 安倍総理の行き過ぎ感もある「暴走」ぶりには、懸念すらありますが、これでは権威主義的なやり方で国民と言うか国会を無視したモノ的な意味合いも強いです。
 世論などを無視して強権的な態度に出る、結果その報いは大きかったと言うケースを安倍総理は全然見てないんでしょうか? 最もたるケースはイラク戦争を強行したブッシュ(子)だが。

 国会議員の質の低下、周囲に厳しい意見を言える者がいないと言う状態も拍車をかけている感もするけど、安倍総理は日本をどんな方向に向かわせるのか・・・。
 確かにアベノミクスで景気は良くなったと言うが、日本経済全体が良くなったと言う点では疑問があるし(厳しい経営を強いられている中小企業などを見れば分かるが)、増税後GDPの低下や個人消費の落ち込みを見て、これでは増税すればもっと悪くなると言う懸念だってあります。
 景気回復に向けた政策、一票の格差、国会議員定数削減、年金問題などと言った諸問題を二の次にして自分のやりたい、達成したい政策を優先するのは国民無視に映りますね。

 有権者にも問題はあるでしょう、有権者の政治を見る目が厳しくないせいでレベルの低い議員が雨後の筍の如く増加しているのも強ち的を得てますし、学校教育でもまた政治に関心をもたせる教育をしてこなかったツケも大いにあります。

Re: No title

安倍総理のたぶん自分は、日本をよくなると信じてやっているのでしょう。それに対して意見を言える人がいるのか、いても黙っているのが、ないかおかしいと感じます。
自民党の憲法草案を読むと、皇国史観的な臭いがプンプンします。明日香や奈良時代から続いてくる日本の文化ではなく、明治時代に作られた歴史観がいいとは限りません。歴史観などその時代によてかわり、その立場の人によって変わるもので、一定ではないと私は考えています。

安倍総理の自らいうアベノミクスは、本来私の政策の三つの柱と言うべきです。○○解散などと言うのも、後から周囲がいうもんでみずから名前付けて言うのもおかしなもので、自分が責任者だと名乗り驕っている表れいると感じます。

主権在民の現行憲法では、国民が主で、国会議員はその代理人です。当然国民に選ばれた国会議員より選出された総理大臣も国民の僕であるはずです。責任をとるのは国民にあるはずです。
それを、選挙で選ばれたので自分が責任者だといい、悪ければ次の選挙で落とせばいいというような言い方は、立法制度をよく理解していない人が言う言葉のように思います。

その点今まで有権者は政治を見る目の厳しさに欠けていたようです。しかし、民主党に政権が変わり変わったかに思えたのですが、民主党があまりにも幼稚だった上に大震災などがあり、政治は元に揺り戻されてしまいました。そして、もの言う人がいなくなってしまいました。

ナショナリズムや民族主義、そして皇国史観的な流れになっていくと、日本はいずれ孤立してしまう道を歩んでしまうのでしょうか。
こんどの選挙では自民党も民主党も他の野党もいただけないものばかりで、どの党に誰に入れたらよいか、非常に迷います。
■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
・見聞きしたことを独断と偏見で、気ままに綴ったものです。
・自分のために無責任に書き留めたものですから、読み終わったら捨て下さい。

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