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フランケンシュタイン

フランケンシュタインと言う怪奇SF小説を読んでみました。小学生のころに、白黒映画で見て鮮烈な印象が残っています。フランケンシュタイン博士が墓場を暴いて、死んだ人の優秀なところを、つなぎ合わせスーパー人間をつくのですが、それが恐ろしい怪物になってしまうというものです。

しかし、今回原作の小説を読むと、小学生のころに見た記憶とだいぶ違う内容でした。

大まかなあらすじは以下のようなものです。

北極探検隊のロバート・ウォルトンが北極点に向かう途中、衰弱したヴィクター・フランケンシュタインを見つけ助け。フランケンシュタインはウォルトンに自らの体験をはなすのです。
スイスの名家出身のフランケンシュタインは、生命の謎に引かれ、ついにその謎を解き明かします。そして、『理想の人間』をつくろうとするのです。それは、神に背く行為であると自覚しながらも、『理想の人間』をつくるために墓を暴き人間の死体を、つなぎ合わせ『理想の人間』づくりに成功します。
しかし、『理想の人間』は、優れた体力と人間の心、そして、知性を持ち合わせていました。しかしその容貌は醜く恐ろしいものでした。そのあまりの恐ろしい容貌は怪物のようでフランケンシュタインは、自ら作り出したその『理想の人間』の怪物を残したまま故郷のスイスへと帰ってしまうのです。
怪物は強靭な肉体により生き延び、遠く離れたフランケンシュタインの元へたどりつきのです。
そして、自分の醜さゆえ人々から忌み嫌われ迫害され、自己の存在に悩むのです。そして、怪物はフランケンシュタインに自分の伴侶となる異性の『理想の人間』をつくるよう頼むのです。怪物はこの願いを叶えてくれれば二度と人里に現れないと約束しますが、フランケンシュタインはこれを断るのです。
『理想の人間』怪物はフランケンシュタインと人間に絶望し、フランケンシュタインの友人や妻を次々と殺害し復讐をするのです。その『理想の人間』怪物の行いに対し、フランケンシュタインは憎悪にかられ『理想の人間』怪物を追跡し、北極海まで追跡していくのですが、極寒に行く手を阻まれ遭難し、ウォルトンの船に救われるのです。
そして、全てを語り終えたフランケンシュタインは、怪物を殺すように、ウォルトンに頼み船上で息を引き取るのです。
ウォルトンは船員達の安全を考慮して、北極点到達をあきらめ、帰路につきます。
フランケンシュタインから名前も付けられなかった、『理想の人間』怪物は、フランケンシュタインの遺体の前に現れ、フランケンシュタインの死を嘆くのです。その場に現れたウォルトンに自分の心情を語り、北極点で自らを焼いて死ぬために北極海へと消えてゆくのです。

わたしは、今までフランケンシュタインは単なる怪奇小説だと思っていましが、その中には人間のヒューマニズムとそれを問いかけるメッセージが込められていることを改め得しりました。
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記事へのコメント
  • 臨時国会の開催はいつか
    風と雲 (08/04)
    一体今の日本はどうなってしまったのだろうかと思う。アベ内閣も与党も憲法に違反することを完全に無視して悪びれもせず堂々と実行してきた。、政府高官も最高裁も報道機関
  • 難病と尊厳死
    竹林泉水 (07/29)
    コメントありがとうございます。

    自ら生きる権利、自ら死ぬ権利があるのはよくわかります。
    それにはどちらも人・個人としての尊厳が保たれている必要がある考えます。
  • 難病と尊厳死
    風と雲 (07/28)
    意識して自ら命を絶つことができるのは人間だけだと思います。人には生きる権利と自由があるように、自らの命を絶つ権利も自由もあって然るべきではないでしょうか。このA
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (07/01)
     自分よりも周りを優先する集団主義的な考えが同調圧力などがまかり通る社会なことについて前に
    >日本的なこの価値観は、海外から見たら奇異の目でしか見られないでしょ
  • 不自由な国、日本
    竹林泉水 (06/29)
    日本語に「世間」と言葉があります。「世間体が悪い」「世間がうるさい」「世間を渡る」「世間に顔向けできない」「世間の目を気にする」「渡る世間に鬼はいない」などとつ
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

     日本はやはり集団主義が根強い社会であり、いわゆる「ムラ」社会的価値感が強い為に変に「和」を重んじる傾向の上に上の言うことは絶対だという
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    竹林泉水 (06/26)
    なんで日本人は欧米人に対してコンプレックスを持っているのだろうか。明治政府は今までの幕藩体制をぶっ壊し廃藩置県をし、国内の不平不満のエネルギーを外に敵を作ること
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    アジシオ次郎 (06/25)
     こんにちは。

     日本人は長年欧米コンプレックスを抱いたせいで白人に対して好意的に見る一方でアジア人や黒人を平気で見下すような傾向が強いけど、自分たちが置かれて
  • 長期政権
    アジシオ次郎 (06/24)
     おはようございます。

     長期政権がもたらすもの、それは腐敗と閉塞感以外の何物でもないが、一人の人間が十何年、何十年と居座ってては健全さなど皆無だし、変化を知ら
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