教科書の展示会
先月、学校で使われる教科書の展示会にいってきたとき、感じたことを書いてみます。
この教科書展示会は、文部科学省が開催するもので、全国一斉に開催されます。
期間は、平成二十五年六月十四日からの二十八日までの十四日間です。各都道府県の主な会場で開催されます。
展示されていた教科書は小学校用、中学校用。高等学校用です。
小学校用は、平成23年度から市立小学校で使用されている教科書とそれ以外の教科書。
中学校用は、平成24年度から市立中学校で使用されている教科書とそれ以外の教科書。
高等学校用は、平成26年度使用教科書見本です。
教科書の数はかなりの数になるので、会期中にはとてもとても、全部を見ることはできません。
とくに、国語の教科書に興味をもち、今の小学生や中学生、高校生はどのような教材を学ぶのかと見てみました。そのことについては、後日また改めて書いてみたいと思います。
そのほかに、最近の教科書を見て一つ思ったことがあります、それは教科書に副読本やサブテキストが付いていたりで、2冊セットになっているものがあることです。そしてそれも検定本として出版されているようです。
いままでも、副読本などがありましたが、それは教科書の会社とは別の会社のものだったりしました。また、副読本検定対象外で指導する教師が自由に選べるものでした。(現行の制度では小中学校の教科書は地域選択で、教師が自由に選べないです。)
また一番意味のあるのは、教科書を基に教師が教材を作ったりしていましたが、その手間が省けてしまうような感じで、学校での本来の目的である教科指導が、手を抜かれてしまわないかと違和感を感じました。
しかし、いまの学校現場の実状を考えると、最近の学校事務の多忙化と生徒指導などに忙殺され、さらにIT端末の導入などによる教材づくりに時間がとられて、教師の個性を出した指導ができなくなってきています。それらのことを見ると、教科書会社が作る検定副読本は仕方ないことかもしれません。ただ、言えることは教師自身が教材を自分で作ることは、その教える教科の要点を把握でき、それによっての教科指導ができることです。その手間が無くなること、また取ろうとしても時間的な余裕がないことは、一番の被害を受けるのは、子供であり迷惑なことでしょう。子供たちの学ぶことは、増え続けています、そんなときこそ本当は、個々の教師が作った教材で生徒が勉強するのが大切だと思うのですが、そのようなことは過去のものとなってしまうのでしょうか。
この教科書展示会は、文部科学省が開催するもので、全国一斉に開催されます。
期間は、平成二十五年六月十四日からの二十八日までの十四日間です。各都道府県の主な会場で開催されます。
展示されていた教科書は小学校用、中学校用。高等学校用です。
小学校用は、平成23年度から市立小学校で使用されている教科書とそれ以外の教科書。
中学校用は、平成24年度から市立中学校で使用されている教科書とそれ以外の教科書。
高等学校用は、平成26年度使用教科書見本です。
教科書の数はかなりの数になるので、会期中にはとてもとても、全部を見ることはできません。
とくに、国語の教科書に興味をもち、今の小学生や中学生、高校生はどのような教材を学ぶのかと見てみました。そのことについては、後日また改めて書いてみたいと思います。
そのほかに、最近の教科書を見て一つ思ったことがあります、それは教科書に副読本やサブテキストが付いていたりで、2冊セットになっているものがあることです。そしてそれも検定本として出版されているようです。
いままでも、副読本などがありましたが、それは教科書の会社とは別の会社のものだったりしました。また、副読本検定対象外で指導する教師が自由に選べるものでした。(現行の制度では小中学校の教科書は地域選択で、教師が自由に選べないです。)
また一番意味のあるのは、教科書を基に教師が教材を作ったりしていましたが、その手間が省けてしまうような感じで、学校での本来の目的である教科指導が、手を抜かれてしまわないかと違和感を感じました。
しかし、いまの学校現場の実状を考えると、最近の学校事務の多忙化と生徒指導などに忙殺され、さらにIT端末の導入などによる教材づくりに時間がとられて、教師の個性を出した指導ができなくなってきています。それらのことを見ると、教科書会社が作る検定副読本は仕方ないことかもしれません。ただ、言えることは教師自身が教材を自分で作ることは、その教える教科の要点を把握でき、それによっての教科指導ができることです。その手間が無くなること、また取ろうとしても時間的な余裕がないことは、一番の被害を受けるのは、子供であり迷惑なことでしょう。子供たちの学ぶことは、増え続けています、そんなときこそ本当は、個々の教師が作った教材で生徒が勉強するのが大切だと思うのですが、そのようなことは過去のものとなってしまうのでしょうか。
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