ペットボトルのリサイクル
ペットボトルのリサイクル
使用済みペットボトルの回収施設での体験。
ペットボトルの回収センターでのその仕事を実際に体験してみました。
始めに使用済みペットボトルが回収施設から出庫されるまでの流れを見てみます。
ペットボトルは色々な方法で回収されています。
・自治会などの地域の回収事業。
・スーパーなどの回収ポット。
・自治体の家庭対象の回収。
(この三つはそれぞれの取り組み方にもよるが、ペットボトルを洗う、キャップを取る、ラベルを剥ぐなどがされマナーはよいと思います。)
・会社などの事業所からの回収。
(事業所のペットボトル回収の取り組み姿勢が前向きかなおざりかによって違があるようです。)
・自動販売機の回収箱。
・交通機関の駅などからの回収箱。
・コンビニなどの回収箱。
(これらは、その場で飲んでその場で捨てるので、ラベルが付いたままが多いようです。)
上記のようにいろいろと、回収方法があります。そしてそれらの回収に於いて、ラベルを剥がす、容器を洗うなどの資源ゴミとして出す上での、マナーの質に差が大きくあるようです。
PETボトルリサイクル推進協議会が作成してる、啓発ポスターを以下に紹介してみます。

(PETボトル再商品化の流れ(PETボトルリサイクル推進協議会)
ここからが体験したことです。
ペットボトル回収施設に、各地から集積されてきたペットボトルが、パッカー車から降ろされます。降ろされると言うより吐き出されると言った方が正確な表現でしょう。

降ろされたペットボトルは、ビニール袋に入っているので、まずはそれを破り袋から出します。
各地の回収所から集められたのを、回収所ごとに分けて降ろされたらいいのですが、現実にはそれは無理のようです。ラベルが外されはずされきれいに洗われたのと、中身が残っていたりラベルが付いていたりするのと、同じ場所に降ろされて混ざってしまいます。
ところで、ペットボトルにリサイクルに出すマナーは、地域により大きな差があるそうです。新興住宅地のニュータウンなどは、リサイクルに出すマナーは良いそうですが、旧市街地や農村部のペットボトルの出し方は、ゴミとして出す感覚が強くマナーが悪いそうです。
もともと農耕産業は循環型の産業なので、資源の再利用を昔からしてきたと思うのですが、現代産業経済構造のなかでの、リサイクル事業への意識は低くマナーが悪いのは何故でしょう。
袋からだされた様々なペットボトルはコンベアーに乗せられ移動しながら、ラベルがついてあるもの、キャップがついているもの、中身が残っているもの、異物が入っているもの、汚れているものなどは、人の手で選別し跳ねられてます。
跳ねられたものはそれぞれ、人の手によりラベルが剥がされ、キャップをはずされ、中身は出されます。
極端に汚れて物はリサイクル出来ずに捨てられます。

ラベル剥がしは、剥がしやすいメーカのペットボトルと、剥がしにくいメーカのペットボトルがあります。また、ペットボトルの潰され方によっても、レベルの剥がしやすさや、キャップの外す易さが変わってきます。中身が入っているものは、中身を棄てるのですがラベルを剥ぐときに、身体に被ったりすることもあります。古いものは中が腐って悪臭をはなつものもあります。
ペットボトルが潰されたものもあります。横に平坦に平らに押しつぶされた物はよいですが、縦方向に圧縮されたり、捩じれて潰されたように押しつぶされたのは、蓋も取りにくくラベルを取るのも一苦労します。
ここで、汚れがひどいものや、中に異物が入っているもの、塗料などが塗られているものは、ゴミとして捨てられます。
ラベルやキャップが取られたペットボトルは、再びベルトコンベヤーに乗せられ、ペットボトル300個程が一塊に圧縮されバンドが掛けられます。一つの重さが15kgほどだそうです。それを、ベール化と呼ぶそうです。そして、それが再処理工場に出荷されるわけです。

その後の処理の流れは、再処理工場でバンドで縛られたペットボトルは再び解かれ、洗浄され、人海や戦術や機械などによるセンサーなどにより、塩ビボトルの除去やカラーボトルの除去がなされます。そのご粉砕されて洗浄され、風力分離や、比重分離などにより、均質な8mmほどに砕かれPETのフレークにされます。その後、さらに加熱融解処理され粒状のペレットとなります。
このペレットが糸となり繊維になりシャツになったり。フイルムやシートになったり、ゴミ箱などの成型品などになり、再び私たちが手にするのです。
しかし、毎日大変な量のペットボトルが、リサイクルセンターに持ちもまれます。そして、リサイクルされるために毎日、分別仕分けやラベル剥がしや、キャップ外しなどが人海戦術により行われているのです。その仕事の内容は3K(危険、汚い、きつい)であり、安い労賃での仕事です。しかしその仕事をしている人がいるから、現代の私たちがペットボトルをふんだんに使う生活をすることができているのです。
すこしでも、ペットボトルを資源ゴミとして出すとき、綺麗に洗い、ラベルを剥ぎ、キャップをとることをしないといけないと改めて思いました。
使用済みペットボトルの回収施設での体験。
ペットボトルの回収センターでのその仕事を実際に体験してみました。
始めに使用済みペットボトルが回収施設から出庫されるまでの流れを見てみます。
ペットボトルは色々な方法で回収されています。
・自治会などの地域の回収事業。
・スーパーなどの回収ポット。
・自治体の家庭対象の回収。
(この三つはそれぞれの取り組み方にもよるが、ペットボトルを洗う、キャップを取る、ラベルを剥ぐなどがされマナーはよいと思います。)
・会社などの事業所からの回収。
(事業所のペットボトル回収の取り組み姿勢が前向きかなおざりかによって違があるようです。)
・自動販売機の回収箱。
・交通機関の駅などからの回収箱。
・コンビニなどの回収箱。
(これらは、その場で飲んでその場で捨てるので、ラベルが付いたままが多いようです。)
上記のようにいろいろと、回収方法があります。そしてそれらの回収に於いて、ラベルを剥がす、容器を洗うなどの資源ゴミとして出す上での、マナーの質に差が大きくあるようです。
PETボトルリサイクル推進協議会が作成してる、啓発ポスターを以下に紹介してみます。

(PETボトル再商品化の流れ(PETボトルリサイクル推進協議会)
ここからが体験したことです。
ペットボトル回収施設に、各地から集積されてきたペットボトルが、パッカー車から降ろされます。降ろされると言うより吐き出されると言った方が正確な表現でしょう。

降ろされたペットボトルは、ビニール袋に入っているので、まずはそれを破り袋から出します。
各地の回収所から集められたのを、回収所ごとに分けて降ろされたらいいのですが、現実にはそれは無理のようです。ラベルが外されはずされきれいに洗われたのと、中身が残っていたりラベルが付いていたりするのと、同じ場所に降ろされて混ざってしまいます。
ところで、ペットボトルにリサイクルに出すマナーは、地域により大きな差があるそうです。新興住宅地のニュータウンなどは、リサイクルに出すマナーは良いそうですが、旧市街地や農村部のペットボトルの出し方は、ゴミとして出す感覚が強くマナーが悪いそうです。
もともと農耕産業は循環型の産業なので、資源の再利用を昔からしてきたと思うのですが、現代産業経済構造のなかでの、リサイクル事業への意識は低くマナーが悪いのは何故でしょう。
袋からだされた様々なペットボトルはコンベアーに乗せられ移動しながら、ラベルがついてあるもの、キャップがついているもの、中身が残っているもの、異物が入っているもの、汚れているものなどは、人の手で選別し跳ねられてます。
跳ねられたものはそれぞれ、人の手によりラベルが剥がされ、キャップをはずされ、中身は出されます。
極端に汚れて物はリサイクル出来ずに捨てられます。

ラベル剥がしは、剥がしやすいメーカのペットボトルと、剥がしにくいメーカのペットボトルがあります。また、ペットボトルの潰され方によっても、レベルの剥がしやすさや、キャップの外す易さが変わってきます。中身が入っているものは、中身を棄てるのですがラベルを剥ぐときに、身体に被ったりすることもあります。古いものは中が腐って悪臭をはなつものもあります。
ペットボトルが潰されたものもあります。横に平坦に平らに押しつぶされた物はよいですが、縦方向に圧縮されたり、捩じれて潰されたように押しつぶされたのは、蓋も取りにくくラベルを取るのも一苦労します。
ここで、汚れがひどいものや、中に異物が入っているもの、塗料などが塗られているものは、ゴミとして捨てられます。
ラベルやキャップが取られたペットボトルは、再びベルトコンベヤーに乗せられ、ペットボトル300個程が一塊に圧縮されバンドが掛けられます。一つの重さが15kgほどだそうです。それを、ベール化と呼ぶそうです。そして、それが再処理工場に出荷されるわけです。

その後の処理の流れは、再処理工場でバンドで縛られたペットボトルは再び解かれ、洗浄され、人海や戦術や機械などによるセンサーなどにより、塩ビボトルの除去やカラーボトルの除去がなされます。そのご粉砕されて洗浄され、風力分離や、比重分離などにより、均質な8mmほどに砕かれPETのフレークにされます。その後、さらに加熱融解処理され粒状のペレットとなります。
このペレットが糸となり繊維になりシャツになったり。フイルムやシートになったり、ゴミ箱などの成型品などになり、再び私たちが手にするのです。
しかし、毎日大変な量のペットボトルが、リサイクルセンターに持ちもまれます。そして、リサイクルされるために毎日、分別仕分けやラベル剥がしや、キャップ外しなどが人海戦術により行われているのです。その仕事の内容は3K(危険、汚い、きつい)であり、安い労賃での仕事です。しかしその仕事をしている人がいるから、現代の私たちがペットボトルをふんだんに使う生活をすることができているのです。
すこしでも、ペットボトルを資源ゴミとして出すとき、綺麗に洗い、ラベルを剥ぎ、キャップをとることをしないといけないと改めて思いました。
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