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竹林の Twitter 新しいウインドウで開きます。

空気と道徳

山本七平の著書『「空気」の研究』に次のようにある。
「日本の社会に道徳という規制があることは事実でしょう。田中首相の辞職は、その原因が政策的破綻よりむしろ道徳的問題のように思われます。ニクソン大統領の場合ももちろんそうでしょうが──。道徳は一国の首相を辞職に追い込むほど強力で、これから見ても、そういった規範が明らかに存在するのですから、それがどういう規範かを教えておかねば、その子供が社会に出てから非常に困ると思います。・・・以下略」
山本はその後に、
「文芸春秋」昭和50年8月号の『戦艦大和』の記事から軍令部次長小沢治三郎中将の「全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う」の言葉を紹介している。山本は小沢のこの言葉を次のように分析している。大和の出撃を無謀と主張する人はその根拠となるデータがあったが、出撃を当然とする主張の人たちにっは出撃を正当とするデータや根拠はなかった。つまり当時のその場の「空気」が、議論を押し流し世の中の流れを変えてしまうという。
ウォルター・リップマンは、大衆心理の怖ろしさとして、世論が一旦暴走すると誰求められなくなり、後になって「あのときはそうせざるを得なかった」。と自己弁護して正当化するとなるとしている。

今の世界が「武器輸出三原則」を「防衛装備移転」といい、「兵站」を「後方支援」などと、新しい言葉を作り出し、新聞やテレビなども政権が使う言葉をたれ流すことをしている。そしてしだに圧力をかけなくても、空気を読み政権を忖度して、マスコミなどのメディアは、政権のいうことをそのまま垂れ流されることによいり。世論が作られていく。それは「大和」の無謀な出撃と同じことが、今のこの日本でも起きてきているように思う。
今の政治は、忖度と改竄と嘘などで道義に反し道徳というものが存在しているのだろうか、山本が言うよう道徳は一国の首相を辞職に追い込むほど強力なのだが、何故今の政権は窮地のおいこまれても、不死鳥のように支持率が上がるのだろうか。

それは次のようなことにも原因しているのだろう。今のメディアは報道の自由と国民の知る権利、それとメディアの権力の対するチェック機能が民主主義を作り出すことを疎かにしている。
メディアが政府権力の主張を、たれ流すことは政府のする事を高揚して民衆を煽ることになることを忘れてはならないです。民主主義が瓦解し崩壊して全体主義に進むのも、第一世界大戦や第二次世界大戦に突き進んでいった時にの、各国の世論もそうだった。

安倍首相が「これしかない」「決められる政治」というが、私たちはそれに対して鵜呑みにするのではかう、疑いや疑問を持つ目を持ち、考える力を養っていくべきです。その時々に空気を読み、空気を疑い空気に黙って従うことの無いようにすべきです。

そのように考えると、空気をよむことはよいこととは思えない、空気を読んそれに従うのと、自分の考えを持ちそれに従う行動をするのとでは、後者の方が人として立派であろう。


それには、国民が本当のことを知るために、メディアの役割は重要です。
現代は、インターネットやSNSなどの新しいメディアもあるが、これらのメディアは質のよいものもあれば、質の悪いものもあり、また虚構やフェークなどもあるので注意する必要があります。そのためにも、現在のメディアの役割と使命は重要だといえる。
今のメディアは、首相と会食などをして、情報を収集するのもよぎあ、それにより忖度するようになると、単なるプロパガンダメディアだけになってしまう。そうなれば世論を煽る報道が増えて、世の中の空気がおかしくなってしまうことになる。メディアは本来の使命を果たしてほしい。


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麻生財務相の「つまんないこと聞く」

麻生財務相 休校中の学童保育負担につての質問に「つまんないこと聞く」とつぶやいた。

麻生太郎財務相は28日の閣議後の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた小中高校などの臨時休校を巡り、共働き家庭などで生じる学童保育などの費用負担について質問した記者に対して、「つまんないこと」つぶやくのは、どのような心情からくるのだろうか。
これは、安倍晋三首相は27日夕、3月2日から春休みまでの休校を全国の小中高校などに要請する方針を表明したことに対してである。仕事を休めない共働き家庭などでは、急きょ学童保育など子供の預け先を確保することが必要で、費用が重くのしかかる可能性がある。
記者会見でこれに対し次のようなやりとがあった。
記者「出費について政府が臨時の支出をすることも具体的に考えているか」と質問。
麻生氏「(休校などの)要請をして費用がかかる場合は、政府が払うのは当然のことなんじゃないですか」と回答。
麻生氏次の質問を待つ間記者に「つまんないこと聞くねえ」とつぶやく。
記者は「国民の関心事ですよ」と返し
麻生氏「上から(上司から)言われて聞いているの? 可哀そうにねえ」と述べた。
このやり取りを聞いて、つまり、内閣府はマスコミの上層部と会食をして、メディア統制の指示を出しているということだろうか。そうなると、もはや、マスコミは大本営と同じように、官邸の統制下にあると言っているのと同じことだと感じるが、真相はどうなのだろうか。
また、そんなこともわからないのかと、バカにした言葉だろうか。質問をする記者は、わかっていても国民にしてもらうために、官邸や大臣や行政の役人から直接の声を聞き出すために質問をするのだが、そのような質問をしてはいけないとでも、麻生大臣は考えているのだろうか。

また、学校の春休みまで休校にするのは、あまりにも唐突で急である。安倍首相お思い付きのパフォーマンスのように思える。
これほど重大なことに前もって何ら手だても考えず、何ら手だても無しにすることはあまりにも無責といえる。
学校の授業時間の確保は、高校生の教科の単位は、卒業式や入学式また、春は先生の移動の時期だが、人事面でも大きな支障がdてくる。また、春の高校野球では、練習するために学校にもいけないとなると、春の甲子園は中止になるのだろうか。
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クラスターロケットからの人工衛星

米宇宙開発企業のSpaceXが去年、人工衛星を一度に60基単位での打ち上げに成功した、ニュースがあった。複数の企業が人工衛星を多数打ち上げて、新たな通信事業を行う計画が進められている。ある企業は、一度に多数の衛星を軌道にのせて、最終的には、4万2000基の衛星を地球の周回軌道に乗せる計画をしている。

これに対して天文学者がすでに、天体観測に影響が出ていると懸念の声が上がっているという。
米アリゾナ州の天文台が望遠鏡で撮影した公開写真をみると、人工衛星20基以上が光を反射しながら移動する様子が光の筋となって、天体観測の写真に写り込んいる。これを見ると天文観測にとって、大変な状態になっていることがわかる。星がとられた写真を見ることがあるが、流れ星やなどが写り込んでいるいるのを見ることがある。しかし、この写真を見ると、素人でも、天体観測ができないという状況がわかる。

NHKのニュースによると、南極大陸の観測基地のように、人工衛星の打ち上げを世界的に調整する機関はないので、世界の天文学者で作る国際天文学連合は、今後このまま人工衛星事業が進むと、天体観測の妨げになるとして、早急に規制の枠組みを作ることを求める声明を出している。また、日本の国立天文台も世界の研究機関と足並みをそろえて、解決策を図ることが重要だと懸念を表明しましたと伝えている。国立天文台の大石雅寿特任教授は「観測に影響が出始めていて、今後、問題が深刻化するのは確実だ。研究者と企業側が共同して解決にあたることが重要だ」と話していることを伝えていた。

私は、天文学の体観測だけでなく、宇宙開発にも影響が出るのではないだろかとおもう。計画されている衛星はロケットでクラスター(集束)衛星を打ち上げ、地球の軌道上でたくさんの小衛星を分離させ目的の軌道に拡散させるものだが、人工衛星は小さなものでも高速で地球を周回している、これにぶつかると人工衛星や宇宙船は大破する恐れがあるだろう。それにより、地球の軌道上は過密になり将来は、有人宇宙船が大気圏がの宇宙空間に出るとき、それらの小人工衛星とぶつかる恐れもでてくるだろう。そうなると人間は地球から宇宙に出ることができなくなるのではないだろうか。国際宇宙ステーションにも行けなくなる恐れもあるだろう。将来は戦闘機のように、小型衛星を掻い潜って宇宙船を操縦する技術が必要になってくるのではないだろうか。また、アメリカはレーガン大統領のときにスターウォーズ計画を発表したがその後は進展がなかったが、トランプ大統領は宇宙軍の創設を提唱している。
そうなれば、軍事用の人工衛星が偶発的に、将来打ち上げられる数万個の衛星と衝突する恐れもある。もしそうなれば、人工衛星は有事とみなし突発的ない事態と判断され、敵国の対して攻撃が起きる可能性もでてきている。
なんだが、そうなれば核戦争はお互いに、核ミサイルを持つことにより、核戦争は抑止されれるという理論は当てはまらいだろう。
いずれにしろ、クラスター人工衛星ロケットについては、国際機関の管理が必要になるだろうが、これに対しては宇宙の軍事利用を目論んでいる、アメリカやロシアや中国は反対するだろう。この三国や宇宙ロケット技術を持っているフランスやイギリスなどは、国連の常任理事国で議決への拒否権を持っている国なので、早急に、南極のような観測基地利用のような条約や機構月売られることはないだろう。
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官僚が心身病を患う人が増えている

安倍首相が官房副長官時代の2001年に、NHKの幹部を永田町に呼び出し、翌日に放送される予定の番組を、改変させた事件があった。旧日本軍の「従軍慰安婦」問題を取り上げた番組だが、安倍晋三は「圧力など掛けていない」といっている。確かに「ここをああ変えろ」などとはいっていないが、後に当時のNHKの関係者が朝日新聞の取材に対して、安倍晋三が言ったのは「勘ぐれ、おまえ」と言ったという。そして、翌日放送された番組は中途半端な終わり方だった。
つまり、自分(安倍晋三)に忖度しろと、「おまえ」という言葉から、番組の改編を強要した結果、NHKは公共放送という使命を投げて、安倍を勘繰りそれを聞き入れたことになる。

このころから、その当時から自分に忖度を強いることをしていたことがわかる。そしてそれが、今も続いているといえる。
安倍晋三の人柄についての噂では、非常に面倒見がよく親切だという人も多い。しかし、一方、自分に批判的な人には徹底的攻撃し潰す人だという。このことから考えると、逆らったらなにをされるわからないから、安倍晋三が直接指示などしなくても、周囲は忖度してしまう構造ができていくのだろう。まさに「裸の王様」担ってしまっている。
王様の家来は、王様が仕立屋にだまされていることを皆知っているが、箴言や諫言ができずなにもいえなかった。とっころが、「裸の王様」は、子どもが「王様は裸だ」という言葉を耳にして、自分が仕立屋のだまされていることに気がついたのだが、安倍首相の周囲の人は忖度という言葉は知っているが、国民のことや国のことを思って諫言、箴言と言う言葉を知らないようです。

もともと、国家公務員の官僚や、国民からの選挙で選ばれた国会議員は、国民また国のために使えるもので、首相に仕えるものでないです。確かに官僚はその時の政権に宣誓をすべきだが、それは、政権の安定を守るためでなく、国民や国に不利益になうなら、箴言諫言をすべきだし、人して面従腹背で自分を失わないように欲しいと思う。

しかし、最近官僚が心身病を患う人が増えているという。
国会での野党からの質疑に、総理大臣や大臣が答えるための答弁書を官僚が作成するために、国会開催中は忙しくなるのは、毎年通常のことです。しかし、安倍政権になりそれが顕著のようです。
野党の質問に実直に答弁そるなら、官僚もこの時期忙しいが、神経をすり減らすこともないだろう。
政権の要望に応えて、要望に添った内容にするために、どうしても議題の内容によっては、国会で討議する題目では、今までのものと矛盾し齟齬がでてくるので、どうしても大臣などが答える答弁書の作成に神経を使い時間もかかるのだろう。それによいり、官僚は神経をすり減らし、精神的・心理的な心身症になるのであろう。
官僚は時の政権に忠誠を誓うものだが、それは国民と国のたににであり、時の政権に私的に忖度してしまってはいけないのだが。ありのままに、大臣が答える答弁書ならそれは、政権にとって不都合になるので、どうしても答弁書を作成するのが難しくなり、その付けがすべて官僚の心理的・良心の呵責などの負担として、心身病としてあらわれている。中には、自殺した官僚もいたほどです。
安倍政権の人たちはそのことをどこまで自覚しているのだろう。
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スマホでの管理社会

ニュースを見ていると、新型コロナウイルス(コビット19(covid-19))で、各国のその拡散予防の対策を照会していた。
そこで、中国であるサービスが始まっている。携帯通信会社が、スマホを持っている人が過去に何処を訪れたかの履歴が、スマホ画面に表示されるサービスを始めている。
そこで、中国では施設に入る時に、その訪れた場所の履歴を表示させ、係員に見せて自分は特定の地域に行っていないことが
確認して、その施設に入場が許可されことが実施されているようだ。

このスマホ保持者の行動履歴がわかるシステムは、中国だけでなく日本でも直ぐに実現できる技術です。犯人などの行動履歴を追跡したり、また誘拐事件などが起きたとき、時よりそれが使われ、犯人の逮捕に役立っていることがニュースで伝えられる。しかし、通信会社は行動履歴の情報提供は、日本では裁判所の許可がいる。また、保護者が子供の安全を確認するためにパソコンやスマホで我が子がいまどこにいるかを把握する技術はすでに使われているようだ。
今回の中国の通信会社のサービスは、自分のスマホの画面に表示されるものだが、これらの技術が国民の監視のために利用されないとも限らない。

これは、中国のことだけでなく、世界中の国々でも使いようによっては、国民の監視に使われれる恐れもある、いやすでに使われているかもしれない。
カーナビのGPSやスマホは便利りです、カーナビなど便利過ぎて、土地勘が衰えたりドライブするときの道を探す楽しみなどが疎かいなってしまうので、わたしはあまり好きではないです。これからテクノロジーがますます親かして、国民へのサービス向上のためだと言って民衆の管理が強化されてて行きそうだ。そして、この中国にコビット19のスマホ通信会社のサービスを知って、それだけでなく知らないうちに管理社会がますます浸透していき、自らが知らないうちに管理社会の海に飛び込んでしまうのではないか感じる。
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政治屋

以前このブログで、ピアスの『悪魔の辞典』(西川正身編訳)[岩波文庫]にある。1月27日の「五輪と愛国心」という記事で「愛国者」「愛国心」について書いたが、その『悪魔の辞典』に、「政治」「政治屋」「政治」「政治屋」についてもピアスは書いている。
それによると、
【政治(politice n.)】主義主張の争いという美名の陰に正体を隠している利害関係の衝突。私の利益のために国事を運営すること。
【政治屋(politician n.)】組織社会という上部構造物の土台となっている泥の中に住むウナギ。そいつは、とたうつとき、自分の尻尾が動いたのを建物が揺れ動いたものと思い間違える。政治家(statesman)と比べてみると、生きているだけ、条件がふりである。
とピアスは述べている。

いま、参議院で予算委員会が開かれているが、与党は開き直りに徹し、野党は揚げ足をとろうと政権の私物化を追求している。まことにお粗末な論戦というより駄戦がおこなわれている。
「桜を見る会」などは、まさに私の利益のために国事を運営する下ならしといえるし。モリカケ問題や、大学の共通試験に民間企業を参入させることなどもそのように見える。
安倍政権以前から、そのようなことが見られていたが、今の政権になってから、戦後レジームからの脱却のもとに、それが加速しているようになり、今までの体制が崩れていっている。変革は必要であるが、それをするには時間がかかるが互いに熟議を戦わせてすべきだが、安倍政権は「これしかない」「決めらっれる政治」と称して、強引に議論を一本化して政策を進めている。まるで全体主義のように・・・
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政治は暴走する

山本防衛副大臣 公費で防衛省近くのホテルに100回以上宿泊していたことがわかった。大臣が省庁のある永田町にに、問題があるときなどは、公費で近くのホテルに泊まることは違法ではないが、少し考えてみないと行けない。
頻繁に永田町に詰めないといけないなら、大臣は永田町の官舎に住むべきだが、山本大臣は自宅の神奈川県から通っていた。山本副大臣は、危機管理意識が低いのと、国民の血税からの公金を自分は防衛副大臣で、国のための仕事により宿泊するので、自由に使っていいという意識だろう。節約しようという考えはさらさらないのだろうか。
さすがに、安倍総理もこれは、公になると問題のなると思いからか、官舎を使えと指摘か指導したそうなので、いまは官舎を使っているそうだ。

しかし、これらは、桜もそうだが長期政権になり驕りがでてきて、閣僚などみなの規範の箍が緩んでしまっているのだろう。酒樽の箍が緩めば外に酒が漏れ出し、酒のに酔いをあたりにまき散らし、また、酒で濡れた周りの商品は、カビが発生してダメになってしまう。もう自民党はそのような状況になってきているようだ。しかし、トップが代われば少しはましになるだろう。

ソ連が崩壊して、アメリカ一国主義になり、新自由主義と欲望の株主資本主義が大手を振って世界中を闊歩するようになっている。そのような時に、アメリカではトランプ政権誕生し、日本では安倍晋三のような人が、長期政権を続けられている。ヨーロッパでもイギリスがEUを離脱し混迷を深めている。冷静の脅威がなくなり、新自由主義と欲望の株主資本主義は、平等や格差是正や富の再配分を訴える声を聞く耳を持たなくなっている。

かつて、日本でも自民党に対して社会党がある程度の存在感を示していたので、経済の極端な自由主義に対してその、社会党などの意見も訊いていたので、暴走に歯止めがかかっていた。自民党は他者の意見も訊きいれることをしていたので、自民党の長期政権が続いたといえる。しかし、社会党が崩壊して自民党に対峙する野党が多数乱立していまい、小選挙区制の選挙制度で自民党が議席を多数を占めるようになった。それにより、野党の意見を聞きいれないいまの自民党が生まれてしまっている。
自民党のいまの暴走は、野党に乱立にあるが、それは国民が選挙で自民党選ぶ結果からくるものです。自民党の暴走をゆるすのは、国民にもその責任があるだろう。

キリスト教の聖書やイスラエルの話しに、自民はペリシテ人のゴリアテのようだが、イスラエルの古代イスラエルの王ダビデに石を投げる紐状の投石器で、石を額にうけ倒され昏倒し、ダビデにゴリアテが自らの持っていた剣で首を刎ねられてしまうはなしがある。
自民党がこのまま安倍政権の下で横暴なことを続けると、そのうち、自民党の中から、あるいは野党のなかからダビデのような青年が現われるだろうか。
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コビット19が監視社会へ

新型コロナウイルス(コビット19(covid-19))で、各国のその拡散予防の対策がニュースで紹介されいる。
その中で、中国のスマートフォンを使っての技術が紹介されていた。スマホでその電波受信の位置情報を使って、自分の立ち寄った地名を表示されるサービスが紹介されていた。
その後さらに次のようなサービスも始められている、スマホの画面にQRコードを表示させ緑色だったら、コビット19に感染していない。その緑のQRコードを利用する施設の、施設の係員に見せて施設を利用できるか否かをきめる。また、自分の現在いる地域にどれだけの人が感染している人がいるかを表示させるサービスも提供されているようです。
なんだか、知らないうちに自分の行動が、誰かに把握され監視されているようで、私はいやな気分になる。しかし、これらになれたら、衛生面や健康面で安全なので、便利でいいじゃないかと言う気持ちになり、衆人の行動が関しされていることに、抵抗感がなくなることも恐ろしいと思う。
日本でも、スマートフォンを利用して、クレジット決済と組み合わせて、他の様々なサービスが提供されはじめている。
これはスマートフォンではないと思うが、ある企業の社員販売店では、その店舗の至る所にカメラが設置され、顔認証や社員証のIDカードやスマホか何かで、誰が店舗にはいて利用するかを関知し、その人がどの商品を手に取ったかをカメラで認識して、どの商品を持って店舗をでたか、それにより何を購入したかを把握する。そして、購入した代金は給料から天引きされるという。
確かに、非常に便利だがそこまで自分の行動を把握されるとなると、私は非常に抵抗感がある。
これは、その企業の今後のサービスシステムとして、コンビニや街の商店に利用できるように開発されるだろう。

IT技術や人工知能は今後どんどん進化して、街に中にあふれていくだろう。町中の中にカメラが設置されあらゆる決済が、このようになるかもしれない。

今、ガラ系と呼ばれる携帯電話でも、その人の位置情報は、通信サービス会社はその人動向を把握できる。しかし、今後通信サービス会社は、ガラ系のサービスを停止するとも言われている、そして、スマートフォンにより、衆人の動向の把握ができるようにななり、それがビッグデータとして蓄積され、販売されたり国などが国民を監視することにも利用されかねない。
なんだか、SF小説にような社会になっていきそうだ。
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仕掛け学

仕掛け学
人の行動をその人が意図して起こすのではなく、無意識のうちにその気にさせる、行動学というものがあるそうだ。
それを、「仕掛け学」というそうです。

この仕掛け学を、約10年前から研究に取り組んでいる大阪大大学院経済学研究科の松村真宏教授は、「大切なのは強制をしないこと。そして、自然にその方向にいざなうこと」という。しかし、自分の行いを意識しないでしてしまうことは非常の恐ろしいことだと思う。
松村教授の発表した研究は、・男性用トイレに「的」をつけ汚れが防止される仕掛け。・子どもおもちゃを片づけを促す仕掛け。・エスカレーターより階段を使うように促す仕掛け。・ゴミ箱にゴミを入れると「ヒュー」っと物が落ちてゆく音が聞こえる仕掛け。などたわいのなものです。
しかし、これらの研究を窮めていくと。衆人の行動を意図的に操作することにもつながる。
駅では電車が到着すると、乗客が降りて多くの人が階段に殺到する。そうなると、いまから電車に乗るためにホームへ行くの階段を利用する障害になる。それをどうするのかの対策のための仕掛け。
またスーパや百貨店などでは、商品の配置に訪れた客を誘導するため、商品の陳列を工夫して物を売る努力はどの仕掛けは昔からなされている。

仕掛け学は、最近の学問と言うが、そのようなことはかなり前から、第二次世界大戦いぜんから戦略的におこなわれていたのではないか。
また、むかしから、学校でも生徒がやる気を出すためにいろいろな仕掛けをしている。
そこで、この仕掛けを考えるために重要なのは、松村教授は次のことが重要だと指摘している。
・公平性(Fairness):誰も不利益を被らない。
・誘引性(Attractiveness):行動が誘われる。
・目的の二重性(Duality of purpose):仕掛ける側と仕掛けられる側の目的が異なる。
これを「FAD要件」というそうです。

そして、「良い仕掛け」「悪い仕掛け」があると指摘する。
「良い仕掛け」とは、仕掛ける側と仕掛けられる側の双方の目的を知ったときに「素晴らしい、こりゃ一本取られた」と笑顔になるもの。
「悪い仕掛け」とは、「だまされた、もう二度と引っかからないぞ」と不快にさせるのが悪い仕掛けという。

しかし、この学問が人間工学と心理学や最近に人工知能やIT工学などと組み合わされ、社会操作に利用されないか不安になるところもある。
学校の授業は様々な行事などまた、部活動などでは、様々なところで生徒のやる気を引き出すために、いろいろな工夫をしている。それらも一種の仕掛けだろう。また、松村教授の男性ようトイレの仕掛けや、手洗いの仕掛けや、おもちゃ片づけの仕掛けや、階段利用の仕掛けなどは、遊び心がありそれはそれでよいものだが。
仕掛けられる方が、知らないうちに仕掛けにのせられ、意図しないことをしてしまうのは危険なことだろう。
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民主主義の危機とは

PHP親書に、マルクス・ガブリエルが日本の読者に向けて、ドイツのボン大学でインタビューされ、大野和基が翻訳した「世界史の針が巻き戻るとき」と言う本がある。
ガブリエルは、「新しい実存論」を示し、世界の見直しの必要性を唱え注目を集めている、若き知の巨人の一人です。

この本の書いているいろいなことに興味を引かれ、考えさせれることが書いてある。その中で、第Ⅳ章 民主主義の危機 の冒頭で次のように述べている。
民主主義について端的に的を得て的確に指摘している。少し長くなるが紹介してみる。
「民主主義における最大の危機とは何かと言えば、民主主義に対する人々の理解が間違っていることです。現在、人々は「民主主義は、自分が信じているものを何でも自由にいえる権利で成り立っている」と思っています。民主主義を、特定の表現の自由と混同しています。しかし、どんなバカげたことでも好きに表現できることと民主主義を同一視してはなりません」。
ここでは、特に表現の自由を例にだしているが、なんでも自由に無責任に言いたいことを言って、他者と争っていくのがよいのではないとのべている。

ここで考えてみると、個と個の衝突について、憲法の改憲論者にはよく、現行憲法は権利ばかり書いて義務は書かれていないと主張するが、「日本国憲法」の第三章[国民の権利及び義務]をよく読めばそうでないことはわかる。

日本国憲法には次のように書かれている。
〔基本的人権〕
第11条国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
〔自由及び権利の保持義務と公共福祉性〕
第12条この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
〔個人の尊重と公共の福祉〕
第13条すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
〔思想及び良心の自由〕
第19条思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
〔信教の自由〕
第20条信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
 2、3項、略
〔集会、結社及び表現の自由と通信秘密の保護〕
第21条集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
〔居住、移転、職業選択、外国移住及び国籍離脱の自由〕
第22条何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
2 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。
〔学問の自由〕
第23条学問の自由は、これを保障する。

このように書かれているが、民主主義にとって一番大切なことは何かが、端的に書かれていると思う。
この、それぞれの箇所に書かれている、「公共の福祉のため」や、「公共の福祉に反しない限り」と書かれている。また、12条では、「自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」と書かれている。
ここでの「公共の福祉」と「不断の努力」とは何かだが、
「公共の福祉」とは、個人の人権と人権の衝突がおき、自分ばかりの権利を主張してはならない、常に他者の人権をお互いに尊重し寛容でなくてはならないということです。
「不断の努力」とは、一つは、おのおのの国民市民の意識が、基本的人権への意識が疎かになると、個人からまた統治者や権力から、脅かされるので常にそならないように権力への監視を怠ってはならない。一つは、国民市民自体が公共の福祉に反することが無いように常にその意識を怠ってはならないということだ。
表現の自由などの条文に書かれた文言を曲解してはならないもので、公共の福祉のために使い、公共の福祉に反しない限り認められとしていることを忘れてはならない。

自民党の改憲論者が、現行の「日本国憲法」が個人主義を広め、身勝手な人間を多くしたと主張しているが、現行の憲法は決して身勝手な個人主義・利己主義を是としていない。また、国民・人としての、市民としての義務もすべきことは書かれている。それぞれを、自分の都合のよいように解釈してはならないです。
*(自民党は2005年に、憲法改正案を発表し、2012年にも改正案を発表している。その二つを読み比べると、05の改憲案の取りまとめの責任者を勤めた舛添要一は、12年の改憲案を、右か左かというイデオロギーの問題以前に、憲法というものにちて基本的なことを理解していない人々が書いたとしか思えなかった、と述べている。別の機会に現行憲法と自民党の05年案と12年案について考えてみたい。)

ガブリエルは、ドイツの大学システムを例に、個人が身勝手なことをしても、システムが機能していたら、学部長が仲裁して個人の身が手な言い分は通らない、もし身勝手な言い分が通るなら、それは、学部長がうまくとりまとめできなかったとしていき見られると述べている。
学部長がうまくとりまとめができなかったのには大きくわけて二つある。その一つは、学部長にとりまとめの能力に欠けていた。もう一つは、学部長がうまくとりまとめをしなかった。つまり一方の方に有利なとりまとめをした。これでは、うまく民主主義が機能できなくなる。

そしてガブリエルは、民主主義の制度は何かを定義してる。「民主的な制度の機能は、意見の相違に直面したときも暴力沙汰が起きる確率を減らすことです。二人の当事者が異なる意見を持っているとき、民主的機関の機能は、双方の利益のあいだの妥協点を見つけだすことです。・・・中略・・・ 民主的な判事は真実を探すだけではなく ーもちろん真実は十分重要ですがー 双方の利益を考慮に入れます。そうやって民主主義が機能するのです」。
つまり、一朝一夕に自分の敵を潰すことはできないようになっているのが、民主主義の制度で、民主主義は各々にプロセスがあり、非常に複雑で緩慢に物事が進むことを認めそれを護らなければならないのでしょう。
ガブリエルは、最近の民主主義国の市民はそのことを、よく理解していない人が増えてきていると警鐘している。とし**アメリカ憲法修正第1条を曲解していると指摘している。
最近のフェースブックなどは、表現の自由を曲解しているとしガブリエルは次のように述べている。
「我々は民主主義の本質とその価値を理解しなければなりません。緩慢な官僚的なプロセスが善であることを理解しなければなりません」。と。

**アメリカ合衆国憲法 修正第一条には次のように書かれている。
1791年に修正第1から10条
第1条
連邦議会は法律により、国教の樹立を規定し、もしくは信教上の自由な行為を禁止することはできない。また、言論および出版の自由を制限し、或いは人民の平穏に集会をし、また苦痛事の救済に関し政府に対して誓願する権利を侵すことはできない。(岩波文庫 世界憲法集 昭和35年1月25日発行 昭和48年7月10日 第16刷)
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コロナウイルス対策と世界経済

コビット19(新型コロナウイルス)の感染が世界中に広がっているが、それにともな世界の経済に影響をおよぼしている。
中国は世界の工場とも言われ、多くの世界の企業が、中国での工業製品を生産製造している。
しかし今回、中国では、ウイルスの拡散を防止するために、都市を封鎖したりすることにより、物流の流れが滞ったりしている。また、工場自体が生産を自粛しているところもあり、それにより、日本を始め世界の多くの国で、中国で生産された製品の物流がストップしている。

現代の経済はグローバル化され、日本だけでなく、多くの大企業だけでなく中小企業も、いままで国内で製造していたものを、生産の拠点や工場を中国や東南アジアやブラジルやインドなどの移している。また、なかにははそ製品の供給元が、一国に偏っているものも多い。

世界の経済はグローバル化され、現在の世界経済は一国ではなく、それぞれが相互依存している状態になっている。確かに、地産地消 自給自足していれば、今回のようなリスクはその一地域の中でとどまるが、それは経済効率が非常に悪いものになってしまう。現在のように多国籍企業のグローバル化は、企業の寡占化だけでなく、製造拠点の寡占化も進んでいくことになっている。それは製造拠点の一点集注により、製造コストを下げることができる利点がある。
しかし、今回のようにその依存先が単数しかなければ、その依存先が倒れれば他からの供給元がないので、需要するところは品不足になり窮地に陥ってしまう。

現在のように、低コストで経済効率ばかり追求していると、予測想定していないアクシデントがあれば、世界経済全体に及ぼすことを改めて知らさることになる。

経済発展がスローであっても、地域のなかで地産地消 自給自足していれば、いざという時に強いこと考えておくべきです。寡占化や独占より、いろいろなものが相互依存して分散していれば、お互いにいざという時に融通し合えば、困難立ち向かい克服することがでくる。それは日頃からそれぞれの地域や国の関係が友好的で寛容であらねばならないだろう。
いがみあっていれば、なにかあれば報復合戦になってしまう。さらに、このよな場合お互いの感情を入れたり、国民の人気をえるための政策をすれば、さらに外交などもややこしくなてしまう。

現在の世界経済への影響を考えて、冷静に対処していくべきだろう。
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原発労働者の被曝

3月11日は、東日本大地震あり、福島の原子力発電所に巨大津波が襲った日です。それにより、原発の全電力が消失し原子炉を冷やすことが出来ななり、水素爆発をお越し原子炉が破損してしまい、大量の放射線物質を大気中にまき散らしました。

現在、東京電力の福島原発だけでなく、全国の原子力発電所の、その現場で働いているのは、東京電力の社員や直接雇用した労働者ではなく、下請け労働者でその多くは孫請け曾孫請けなど数次の下請けの日雇い労働者と聞きます。そのため、現場の労働者の追跡調査ができず、現在それらの人の中には現在どこに住んでいるか、生死すらわからない人が多くいると言います。

事故を起こしていない、平時の原子炉も定期点検があり、その原子炉のなかに労働者が入り作業をしている。その現場は密封した空間で、防護服とマスクを着ているが、すぐに被曝許容値を越えてしまう。防護服とマスクのため暑いので作業がしずらいので、マスクを外す作業労働者が多い。また放射線の線量計もすぐにアラームがなり、作業ができないとの線量計を止めたり放射線のない所に預からる人もいるという。
これは、事故を起こしていない原子炉での作業のありさまです。

現在、福島の原子炉は解体するための作業が進められているが、その様子とその実態は一切現在人々にはしらされていない。

どんな状況に現在なっているのだろうか。

東北の復興の様子と同時に、原発事故の現場の現状をありのままに知るのは、これから、原発で発電された電力を使う私たち日本国民市民、そして世界各国の人々の権利だと思う。是非とも継続的に、原発労働者の現状を多くの人に知ってもらうことは大切だろう。

筑豊の炭坑工夫の山本作兵衛の記録画記録文書のように、それを記録として残すことは、未来に人々にとって貴重なものになるだろう。
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感染リスクを避ける方法

NHKなどのニュースで、日常生活で感染のリスクが高いのは、次のような所と指摘している。
・喚起が悪い密室空間
・人が密集
・近い距離で会話や発声が行われる

これらが、感染のリスクが高くなると言われている。逆に言うとこれらを避けると、感染のリスクが低くなると言う。例えば、
・満員電車は、会話をしている人もいれば、狭い密閉空間で人が密集している。
・野外で部活などスポーツをする事は、スポーツ自体はこの要件に当たっていないが、着替ルームやミーティングなどはこの要件と重なる部分がある。

そこで、感染のリスクを下げる工夫は、次のようになるだろう。
・喚起が悪い密室空間では、
換気をよくする。換気の要点は、部屋の一方側だけでなく、対面の両方の窓を開けると、空気の流れはよくなる。・人が密集するところでは、
人の密度を下げるには、お互いに距離を1~2メート程あける。
・近い距離で会話や発声が行われるところでは、
近い距離での会話や発声を避ける、声を出すときやそのような場所ではマスクをする。

そして、さらに専門家は、次の原則を指摘している。
・手荒い励行。
・手指の消毒。
・咳エチケットの徹底。
(咳エチケットとは、咳をするときは、などでティッシュなどで口を覆い飛沫が飛ばないようにする。手を直接口に当てない、ティッシュなどがないときは、腕などの衣服を口に当てるなどです。)
・共用品を使わない。

コビット19のウイルスだけでなく、これらのことはインフルエンザなど、他の感染症にもいえることで、日頃から心がけて起きたいことです。
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武漢の青空

中国武漢で発生した、新型コロナウイルスにより、多くの工場が操業を停止されている。それにより、武漢の空は今まで大気汚染がひどく、市内では青空は見えず、の先のビル見えないぐらいだそうが、工場が停止しているこのごろは、街の先の見通しがよく、青空がよく見えるといいます。
中国は世界の工場といわれ、そのなかで武漢は特に多くの外国の企業が工場を移転し操業しているちいきです。また外国工場に部品を提供している地域です。

私たちの現代の便利で快適な生活は、中国の工場から造られる製品や部品により、生み出されているものと言える。そのことを忘れてはならないです。このコロナウイルスが沈静化しても、先進国の便利で豊かな生活は、外国の知らない地域の犠牲の上で成り立っていいることを、いつまでも覚えておき、考えていくことが重要です。

大気汚染は日本でもかつて、中京地域の四日市や、神奈川県の川崎や兵庫の尼崎、北九州などの工場から排出される煤煙で青空が見えない状態でした。光化学スモックとよばれ学校では、野外での運動ができない状況になっていた。これは、日本だけでなく世界でもそうです、むかしは霧の都と呼ばれるイギリスのロンドンは、メキシコ湾流の暖かい海流が、ドーバー海峡で冷たい海流とぶつかって霧が発生するのだが、それと併せて工場からの煤煙により、スモッグが発生し、大気汚染がひどかたが、ロンドンでは地下鉄が走り、街路はガス灯がともされ明るく、当時はヨーロッパでも最先端の都市だった。また、未来派画家のレジェなどは、工場から勢いよくでる、煙を描いて、工場の近代化により躍動を描き賛美しています。私たちのこれからの現代をどう考えるか、それは繰り返しになるが、先進国の豊かな便利な生活は、工業の発展により自然を汚して成り立っている。そして利益を追求する現代の、欲望の株主資本主義により、ますます、他を犠牲にして生活をすることに加速がかかっている。

新型コロナウイルスの問題は、疫病に対するあり方を考えていかないといけないのと同時に、政治的な社会あり方がどうあるべきかを考えるべきだろう。カミューのアフリカのアルジェリアのオラン街を舞台にした小説「ペスト」。オランの街が封鎖された街で、しだいに市民は苦境の中で団結する民衆たちを描き、無慈悲な運命と人間との関係性が問題提起されるいる物語です。生存を脅かす不条理にどうすべきか、我、反抗する故に我らあり。武漢や他の国の地域でも、街が封鎖されているところもあり、これらについて考えていきたい。

クルーズ船の自分の客室に閉じ込められたり、自宅での禁足令を課せられ事実上の軟禁幽閉状態な、不条理な状態に置かれた時に、それぞれの個個はどのように自我の尊厳をまもりたち振る舞ったらよいのか。
カミュは小説のなかで「個人がまもろうとする価値は、彼だけのものではない、価値をつくるには、少なくともすべての人が必要である。反抗に於いては、人間は他人のなかへ、自己を超越させる」(新潮文庫 以下同じ)
「個人を苦しめていた病気が集団的ペストとなる。われわれののである日々の苦難のなかにあて、反抗は思考の領域における「われ思う(コギト(ルビ))」と同一の役割を果たす。反抗が第一の明証となるのだ。しかし、この明証は個人の孤独から引き出す。反抗はす、すべての人間の上に、最初の価値をきずきあげる共通の場である。われ反抗す、ゆえにわれ在り」と書いている。カミュの反抗は革命的な相手を破壊する抵抗ではなく、行き過ぎに反対するものであり、コントロールしえなくなる前に引き返し、人間を破壊することから守ることにあるのではないだろうか。

この私たちの現代の豊かで便利な生活はどのような構造で、どのように成り立っているかを考え、そのシステムのありかたの正統性に疑問を持つきっかけすべきでしょう。

カミュは「ペスト」の最後に次のように書いて小説を締めている。
「ペスト菌は決して死ぬことも消滅することもないものであり、数十年の間、家具や下着類のなかに眠りつつ生存することができる。部屋や穴倉やトランクやハンカチや反故のなかに、しんぼう強く待ち続けていて、そしておそらくはいつか、人間に不幸と教訓をもたらすために、ペストが再びその鼠どもを呼びさまし、どこかの幸福な都市に彼らを死なせに差し向ける日が来るだろう」。

これは、戦争が繰り返し起こされるように、人間の驕りと傲慢さがあるかぎり、またわれわれ人類に天誅をあたへ、その驕りと傲慢さを誡めるよう警告を続けるだろうということだろう。

監視カメラの新駅

東京の環状線である山手線に新しい駅が設置されたという、その名前は「高輪ゲートウェイ」だというが、この駅、最新のAI技術が使われている。駅の売店では店内に設置されている監視カメラで、客の出入りと商品棚からなにを取ったかを検知し、無人のレジでカードをかざすだけで支払いを済ませられる店があるそうだ。そのほかにも駅構内では監視ロボットがうろうろしていて、道に迷っていそうな人や障害者を検知して、案内したり駅の職員に通報・連絡して助けを呼ぶそうです。また数カ国を理解できるロボってが道案内をしたり、誘導してつれていってくれるそうです。

なんだか、便利なようだが、常に監視されているようなシステムが導入されている駅だ。

今後この高輪の駅のシステムがうまく機能するならば、これから全国の駅に使われていくだろう。そればかりだけでなく、人が集まる商業施設や、人の移動の多い道路や通路など、全国各地で使われるようになるだろう。
なんだか、今の中国の都市の監視システムが、日本の至る所に作られていくのだろうか。
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■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
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記事へのコメント
  • 臨時国会の開催はいつか
    竹林泉水 (08/09)
    日本の現状いや世界でも同じよな風潮になっている。
    アメリカでも、トランプ政権の外交政策や内政も、アメリカ自己国第一主義のアメリカファースト。
    日本の安倍政権も、こ
  • 臨時国会の開催はいつか
    風と雲 (08/04)
    一体今の日本はどうなってしまったのだろうかと思う。アベ内閣も与党も憲法に違反することを完全に無視して悪びれもせず堂々と実行してきた。、政府高官も最高裁も報道機関
  • 難病と尊厳死
    竹林泉水 (07/29)
    コメントありがとうございます。

    自ら生きる権利、自ら死ぬ権利があるのはよくわかります。
    それにはどちらも人・個人としての尊厳が保たれている必要がある考えます。
  • 難病と尊厳死
    風と雲 (07/28)
    意識して自ら命を絶つことができるのは人間だけだと思います。人には生きる権利と自由があるように、自らの命を絶つ権利も自由もあって然るべきではないでしょうか。このA
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (07/01)
     自分よりも周りを優先する集団主義的な考えが同調圧力などがまかり通る社会なことについて前に
    >日本的なこの価値観は、海外から見たら奇異の目でしか見られないでしょ
  • 不自由な国、日本
    竹林泉水 (06/29)
    日本語に「世間」と言葉があります。「世間体が悪い」「世間がうるさい」「世間を渡る」「世間に顔向けできない」「世間の目を気にする」「渡る世間に鬼はいない」などとつ
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

     日本はやはり集団主義が根強い社会であり、いわゆる「ムラ」社会的価値感が強い為に変に「和」を重んじる傾向の上に上の言うことは絶対だという
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    竹林泉水 (06/26)
    なんで日本人は欧米人に対してコンプレックスを持っているのだろうか。明治政府は今までの幕藩体制をぶっ壊し廃藩置県をし、国内の不平不満のエネルギーを外に敵を作ること
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    アジシオ次郎 (06/25)
     こんにちは。

     日本人は長年欧米コンプレックスを抱いたせいで白人に対して好意的に見る一方でアジア人や黒人を平気で見下すような傾向が強いけど、自分たちが置かれて
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