KAWASAKIしんゆり映画祭
川崎市で開かれている「KAWASAKIしんゆり映画祭」で、慰安婦問題を扱った「主戦場」が上映中止になった。
愛知県のトレンナーレーの「不自由その後」の展示スペースが閉鎖されたことに次いでこのところ、表現の自由に関する問題が深刻な状況になっている。
慰安婦問題といえば直ぐに思い出すのが、NHK番組改編問題です。クローズアップ現代の慰安婦を扱った番組が5分程短く放送されそのあと音楽が流れてなにか変な番組だった。後で知ったことだが、安倍首相が1年生議員のころに、数人でNHKに押し掛けて慰安婦を扱った番組について難癖をつけた事件があった。
川崎のKAWASAKIしんゆり映画祭では、映画の上映を中止したことに抗議して、「とめられるか、俺たち」「11.25」自決の日~三島由紀夫と若者たち」の2つの作品の上映の取りやめを決める決定をする事態になっている。
会見で監督が「表現の場が失われている流れに異議申し立てをする」と説明している。
「とめられるか、俺たち」の監督の白石和彌氏はNHKのニュースによろると「ことしに入ってからあいちトリエンナーレの問題などの中で、表現の場が失われている流れがある。この流れに異議申し立てをして、問題提起の1つとして上映取りやめを決めました」「具体的にはどういうものか分からないが、川崎市が懸念を示した瞬間に何らかの圧力だとわれわれは思っている。映画祭側も映画人として映画を守るべきだし、そこにプライドを持ってほしい。どんな圧力を受けたとしても、そこで映画のために戦ってくれる姿勢が1ミリでもあれば、僕らはその背中を押します」と話している。
また、「止められるか、俺たちを」の脚本をした井上淳一氏は「事なかれ主義で、『大きな問題が起こる前にやめておこう』ということが起きている。今後、映画祭では政治的な映画は初めからリストアップしないとか、そういうことが起こるのではないか。しんゆり映画祭は愛のある映画祭だと思っていたので、だからこそ悲しい」話している。
枝裕和監督は、「主催者としてあるまじき判断で、作り手への敬意を欠いている。どういう善後策を取れるか考えてほしい」と訴え。出演した井浦新さんは「都合が悪いから上映を中止するという考えは映画を楽しむ人も作り手も自由を奪われる危険な行為だ」と抗議している。
名古屋についで、川崎でも起きこのようなことが連鎖しないように願うのみです。
慰安婦問題など対韓国に関わる問題に対して、安倍晋三は批判的否定的な考えをもっていることは、NHK番組改編問題であきらかだが、それに対して地方行政が顔色を窺うかのようにして忖度するような行動をとることは、地方自治のあり方としても問題で、このようなことが積み重なっていくと中央集権的なことになりかねない。もっと地方行政の人は、自律した行動をとるべきだと強く感じる。
愛知県のトレンナーレーの「不自由その後」の展示スペースが閉鎖されたことに次いでこのところ、表現の自由に関する問題が深刻な状況になっている。
慰安婦問題といえば直ぐに思い出すのが、NHK番組改編問題です。クローズアップ現代の慰安婦を扱った番組が5分程短く放送されそのあと音楽が流れてなにか変な番組だった。後で知ったことだが、安倍首相が1年生議員のころに、数人でNHKに押し掛けて慰安婦を扱った番組について難癖をつけた事件があった。
川崎のKAWASAKIしんゆり映画祭では、映画の上映を中止したことに抗議して、「とめられるか、俺たち」「11.25」自決の日~三島由紀夫と若者たち」の2つの作品の上映の取りやめを決める決定をする事態になっている。
会見で監督が「表現の場が失われている流れに異議申し立てをする」と説明している。
「とめられるか、俺たち」の監督の白石和彌氏はNHKのニュースによろると「ことしに入ってからあいちトリエンナーレの問題などの中で、表現の場が失われている流れがある。この流れに異議申し立てをして、問題提起の1つとして上映取りやめを決めました」「具体的にはどういうものか分からないが、川崎市が懸念を示した瞬間に何らかの圧力だとわれわれは思っている。映画祭側も映画人として映画を守るべきだし、そこにプライドを持ってほしい。どんな圧力を受けたとしても、そこで映画のために戦ってくれる姿勢が1ミリでもあれば、僕らはその背中を押します」と話している。
また、「止められるか、俺たちを」の脚本をした井上淳一氏は「事なかれ主義で、『大きな問題が起こる前にやめておこう』ということが起きている。今後、映画祭では政治的な映画は初めからリストアップしないとか、そういうことが起こるのではないか。しんゆり映画祭は愛のある映画祭だと思っていたので、だからこそ悲しい」話している。
枝裕和監督は、「主催者としてあるまじき判断で、作り手への敬意を欠いている。どういう善後策を取れるか考えてほしい」と訴え。出演した井浦新さんは「都合が悪いから上映を中止するという考えは映画を楽しむ人も作り手も自由を奪われる危険な行為だ」と抗議している。
名古屋についで、川崎でも起きこのようなことが連鎖しないように願うのみです。
慰安婦問題など対韓国に関わる問題に対して、安倍晋三は批判的否定的な考えをもっていることは、NHK番組改編問題であきらかだが、それに対して地方行政が顔色を窺うかのようにして忖度するような行動をとることは、地方自治のあり方としても問題で、このようなことが積み重なっていくと中央集権的なことになりかねない。もっと地方行政の人は、自律した行動をとるべきだと強く感じる。
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