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自衛隊帰還兵の自殺

ベトナム戦争や湾岸戦争などの、米国の帰還塀が精神的な廃人になって、退役しても社会復帰できない人が多くいます。そのことに対して米国では大きな社会問題になり、今もその問題が引きずっています。また新たなアフガンやイラクなどの戦闘で同じことが起きています。
日本は国際貢献として、自衛隊が平和維持軍や平和支援部隊として、紛争当事国に派兵されています。日本の自衛隊は前線の戦闘地帯には、派遣されておらず、現地の復興事業に携わっているので、そのような問題はないだろうと思っていました。
しかし、自衛隊が派遣されるようになってから、その地域からの帰還隊員の自殺は、28人に及んでいるといわれます。この28人の数は、先日NHKクローズアップ現代で言っていたもです。
少しネットで調べて見ると、2004~06年まで約5600人が派兵された中26人が自殺したとありました。自殺率は295人に1人となるそうです。これは陸自全体の自殺率2551人に1人で(10年度)を大きく上回り、、8.6倍になります。日本国民全体の自殺率は、4000人に1人の14倍近い数字になるそうです。
このことは、前線での任務と戦闘地域外での任務も、その任務遂行における精神的なストレスはどちらも大差なく尋常なものでないことを示しているでしょう。

わたしは、自衛隊の国際社会への平和貢献は反対ではないですが、集団的自衛権のもとの、積極的平和主義という意味の分からないことに対しては疑問を持っています。

自衛隊の帰還兵の自殺の問題や、帰還後通常の社会生活ができなくなる問題は、今後大きな問題になってくるでしょう。この問題は自衛隊隊員その人一人の問題ではないです。日本国民みんながこのことに対して向き合わなくてはならないです。その中には、二つのことがあると言えます。一つは軍事作戦行動というものは、通常の生活世界と全く違い異次元のものだと言えることです。もう一つは帰還した自衛隊員の問題として捕らえるのでなく、帰還者や退役者を各自市民が、心に傷を負った人を心が弱いとか言って追いつめるのではなく、それらの人を受け入れられることができる準備をしておかなくてはならないでしょう。イラクやアフガニスタンから帰還した兵士の自殺は、アメリカだけでなくても他の国でも深刻化しいる。米メディアによれば、米国防総省は1年間で349人の米兵が自殺したと明らかにしている。その原因は戦闘体験や心的外傷後ストレス障害、薬物の乱用などが指摘されている。また精神的傷を受け社会復帰できなくなり、仕事につけないで経済的困窮しての自殺もあるでしょう。

自衛隊は派兵のよる戦死者は一人も出しませんが、しかし28人もの自殺者が出ていることは、重く受けとめるべきで国民にもこの事実を公表すべきです。
過酷な環境下で任務遂行したことになるが、前出の担当者は「心的外傷後ストレス障害(PTSD)で自殺した例は確認できていない」といっていますが、一般の社会よりもはるかに自殺率が多いのは事実です。このことは政府はこれらの問題を国民に明らかにし、この問題に対して対策を講じるとも大切です。そして海外への派兵が自衛官に、どのような影響を与え何をもたらし、どのようになっているかの詳細を国民の目から隠してしまうのではなく明らかにすべきでしょう。それが、自衛隊員一人ともの代としてこの問題を負わせるのでなく、国民一人一人の問題として考えられることがでできるようになるでしょう。
それが、お上に任せてしまうのではなく、責任ある民主主義の国民のありかたが育つものではないでしょうか。
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もったいない と 消費は美徳

もったいない と 消費は美徳

お金を貯蓄に回さないで買い物に回しお金を使うことは、お金が滞ることなく回り社会経済の観点から見るとよいことと言えるでしょう。昔からよく言うように金は天下の廻りもので、巷の庶民はなるようになるさや江戸子は宵越しの金を持たない(実際は蓄えられないですが、そこは粋がる江戸っ子です)。
これは、今はもう古くなったと言われるケインズ経済学の「消費の美徳」ということです。

「節約は罪悪 消費は美徳」は、成長段階にある経済社会に於いては当てはまることです。しかし、経済は高度に発展して飽和状態になった社会では単に消費は美徳と言えるだろうか。
ケインズが消費は美徳と唱えた以前の、社会経済の頃以前はどうだったか。
生産力が低くものが少なかったころは、将来のために貯蓄は美徳であり、また節約も美徳であったといるでしょう。貨幣経済以前の農耕により富の格差が出てきた頃は、余剰生産を蓄え飢饉などの緊急時にそなる。まあ、富を蓄え貧窮している者に配分することにより、支配者と被支配者を作りだしてゆく。
しかし、産業革命後飛躍的に生産力がついてくると、その生産力を維持するために消費を拡大させて必要ある。それには、必要以上にものを購入させ消費させてゆく必要がある。それが経済が活性化されて美徳になってゆくことになる。

その必要以上の消費に対し、2004年、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんは、環境を守る国際語として「MOTTAINAI」を提唱して、その運動を世界に広げられています。
その「MOTTAINAI」「もったいない」は、もともと仏教の用語で、「勿体無い」からきたものです。
勿体ないは、「私にとってこのようなことは勿体無い」と言うように、本来は他人から過分な事をことをさたときなどに使い。おこないに対して、ありがたいと思い、恐れ多くかたじけなく思うことです。
もったいないは、分不相応で自分に対して道理に合わなく不都合だということになります。
いま、使われる意味の、使えるものが十分に活用されない状態で惜しいとことにつかわれるのとは少し違うようです。

ワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAI」運動で、3R運動というのがあります。
Reduce(ゴミ削減)。Reuse(再利用)。Recycle(再資源化)。の頭文字のRをとったものです。
・Reduce(ゴミ削減)は、ものに対して無駄を省いて使う。
・Reuse(再利用)は、ものを大切にしつまでも使いう。
・Recycle(再資源化)、ものを無駄なく使い循環させる。

私はこれに、もう一つ付け足したく思います。
・reverence(崇敬の念)です、野菜や肉のなどの食べ物は自然の恵みとして感謝し。それらの加工食や工業製品また、様々なサービスに対しても、それを作ってくれた人に、あがめ敬い感謝する気持ちを持つことを忘れないことです。消費は美徳として、物質だけを追い求めて経済を維持発展させよとすると、この3Rはおろか、Reverence 忘れてしまうことになりかねません。

英語には「勿体無い」の単語はないようで、ひいて言えば、What a waste! でしょう。それゆえ、ワンガリ・マータイさんは、発展途上の物質的に貧しい国で育ち、もののありがたさを知っていました。そのような、消費は美徳の価値観の国に接し驚いことでしょう。しかし、そのなかで日本語の「もったいない」という言葉をしり、日本人がものを無駄く使い大切にしているのをみて、心を動かされたそうです。
大修館の明鏡国語辞典を引くと「もったいない」の文例に「大根の葉を捨てるとはもったいない」と載っています。今の若い人などは、大根の葉っぱを食べると思うようですが、昔は大根葉を細かく刻んで佃煮にしたり、ご飯に混ぜて食べたりしました。また、北陸の方では干しておき、雪に閉ざされた冬の貴重な青菜の一つにもなりました。
今一度、そのような過去の生活の仕方を振り返り、ワンガリ・マータイさんの「MOTTAINAI」と3Rいや4Rを考えてみようと思います。
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■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
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記事へのコメント
  • 臨時国会の開催はいつか
    風と雲 (08/04)
    一体今の日本はどうなってしまったのだろうかと思う。アベ内閣も与党も憲法に違反することを完全に無視して悪びれもせず堂々と実行してきた。、政府高官も最高裁も報道機関
  • 難病と尊厳死
    竹林泉水 (07/29)
    コメントありがとうございます。

    自ら生きる権利、自ら死ぬ権利があるのはよくわかります。
    それにはどちらも人・個人としての尊厳が保たれている必要がある考えます。
  • 難病と尊厳死
    風と雲 (07/28)
    意識して自ら命を絶つことができるのは人間だけだと思います。人には生きる権利と自由があるように、自らの命を絶つ権利も自由もあって然るべきではないでしょうか。このA
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (07/01)
     自分よりも周りを優先する集団主義的な考えが同調圧力などがまかり通る社会なことについて前に
    >日本的なこの価値観は、海外から見たら奇異の目でしか見られないでしょ
  • 不自由な国、日本
    竹林泉水 (06/29)
    日本語に「世間」と言葉があります。「世間体が悪い」「世間がうるさい」「世間を渡る」「世間に顔向けできない」「世間の目を気にする」「渡る世間に鬼はいない」などとつ
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

     日本はやはり集団主義が根強い社会であり、いわゆる「ムラ」社会的価値感が強い為に変に「和」を重んじる傾向の上に上の言うことは絶対だという
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    竹林泉水 (06/26)
    なんで日本人は欧米人に対してコンプレックスを持っているのだろうか。明治政府は今までの幕藩体制をぶっ壊し廃藩置県をし、国内の不平不満のエネルギーを外に敵を作ること
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    アジシオ次郎 (06/25)
     こんにちは。

     日本人は長年欧米コンプレックスを抱いたせいで白人に対して好意的に見る一方でアジア人や黒人を平気で見下すような傾向が強いけど、自分たちが置かれて
  • 長期政権
    アジシオ次郎 (06/24)
     おはようございます。

     長期政権がもたらすもの、それは腐敗と閉塞感以外の何物でもないが、一人の人間が十何年、何十年と居座ってては健全さなど皆無だし、変化を知ら
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