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淡路人形浄瑠璃とうずしお

のんびりとバスと徒歩の淡路の散策の最後は、淡路人形浄瑠璃に関わる施設を訪ねました。

[淡路人形浄瑠璃記念館]
淡路人形浄瑠璃資料館は三原図書館の中にあります。場所は町中にあり少しわかりにくところです。
淡路人形浄瑠璃は、江戸時代には徳島藩主の蜂須賀氏の保護もあって大いに繁栄し、18世紀前半の享保・元文のころには淡路島に40以上の人形座があったと言われているそうです。しかしその後、しだいに衰退してゆき、今現在活動しているのは[淡路人形座]1座になってしまったそうです。
記念館の展示物は歴史ある、人形やその衣装と浄瑠璃本などが展示され、見応えがあるものでした。また、保存会に人が同好会をつくり、その人たちが制作した人形の頭も展示されていましたが、非常に立派な出来栄えで、保存会の人たちの意気込みを感じさせられました。
日本の古典芸能に興味がある方は、文楽の発祥地とされる、淡路人形浄瑠璃を、是非訪れるとよいところだと思います。

淡路人形浄瑠璃座


[淡路人形座]
淡路島には江戸時代の初期から昭和の初めまで大小様々な人形座があり、淡路島内だけでなく全国を興行して、人形浄瑠璃の魅力を伝えました。その中の大座の一つ吉田傳次郎座の道具類を淡路人形座が継承し公演をしています。
最近発見された「引田家文書」の元文六年(1741)の「相定申一札事」に署名捺印している三十八座の一座でした。源・久・六の三座と同様に綸旨・櫓免許書などを持って諸国を巡業しました。明治二十年ごろから四十年ごろまでは小林六太夫座からも座員を入れ、若衆組を作り、二組に分かれて興行をしていました。おもな巡業先は淡路・徳島・讃岐・伊予・紀伊・播磨・山陰道・北陸道などで、特に伊予は得意先が多かったらしく、伊予の細工人の名手・面光義光作の三番叟の白式尉・黒式尉の面を始め、面光の優品と言われるかしら、殊に狐、虎、蜘蛛など動物のかしらに珍品があったと言われています。

見た演目は、[東海道中膝栗毛 赤坂並木の段]
東海道中膝栗毛
東海道中膝栗毛 赤坂並木の段
上方見物のために東海道を旅する弥次郎兵衛と喜多八は東海道五十三次の御油の宿から、次の宿場の赤坂へ向かう途中で、日が暮れてしまいました。提灯も持たずに弥次郎兵衛を持つ喜多八は、この辺りに人を化かす狐が出るという噂があるので心細くなっていました。弥次郎兵衛が臆病な喜多八の後ろで狐の鳴き真似をするなどしてからかっていくなか。大きな傘をかぶり徳利を持った子どもとを、狐と思いこらしめて事件が起こります。

わかりやすい番組で楽しむことができました。
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テーマ : 文楽
ジャンル : 学問・文化・芸術

高田屋嘉兵衛

ウェルネスパーク五色
高田屋顕彰館・歴史文化史料館
    高田嘉兵衛公園ん

1769年、明和六年、高田屋嘉兵衛は淡路島都志本村に生まれ、幼い頃から海に親しみ少年時代を育ち、22歳で兵庫湊に出た嘉兵衛は、大坂と江戸の間を航海する樽廻船の水主(かこ)となる。
その後、嘉兵衛は、西廻り航路で交易する廻船問屋として海運業に乗り出し。28歳で、当時国内最大級の千五百石積の船「辰悦丸」を建造し、箱館を商売の拠点とし商才を発揮しました。
択捉島は鱒・鮭が豊富な漁場で、松前藩はアイヌを虐げたが、嘉兵衛は17ヶ所の漁場を開き、アイヌの人々を雇い漁法を教え、彼らの生活向上にも尽くしたといわれています。

文化3年(1806年)の箱館の大火で町の大半が焼失した時、高田屋は被災者の救済活動と復興事業を率先して行ない、市内の復興防災事業に自己資金はたき、箱館の基盤整備事業につくした。
また、千島列島を南下してくるロシアとの国防対策を急ぐ幕府に協力し、択捉と国後間の航路の発見北方の開拓をしたが、鎖国政策により通商を断られたロシア使節レザノフが、武力行使で日本側に通商を認めさるため、本国の許可も得ず、エトロフ島の日本人部落を襲た。それにより日本側が厳戒態勢の中、蝦夷沖の地理を調査中のロシア皇帝艦のゴローニン艦長が、クナシリ島で水・食料の補給を願うため上陸したが捕らえられ。その報復に偶然近くを通りかかった嘉兵衛の船を捕らえ、嘉兵衛を配下五人と共にカムチャッカへ連行抑留される。

    日露友好の象

囚われの嘉兵衛と副艦長リコルドは同じ部屋で寝起きし、「一冬中に二人だけの言葉をつくって」交渉、嘉兵衛はリコルドに、一連の蛮行事件は、ロシア政府が許可も関知もしていないという証明書を日本側に提出するようにと説得、その言葉を聞き入れたリコルドは嘉兵衛と共に日本に戻り、この両者の協力が遂にゴローニン釈放にいたる両国の和解が成立した。
晩年は、故郷淡路島で隠居し、港や道路の修築など、郷土のために力を尽くし、1827(文政10)年、59歳で生涯を閉じました。

高田屋嘉兵衛といえば、日本一の廻船問屋でいろいろな航路を開拓し、一代で巨万の富を築いたことを知っていましたが、ロシアとのこのような関係があったとは恥ずかしながら知らなかったので勉強になりまし。


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テーマ : 歴史・文化にふれる旅
ジャンル : 旅行

■竹林乃方丈庵の主から■

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記事へのコメント
  • 臨時国会の開催はいつか
    風と雲 (08/04)
    一体今の日本はどうなってしまったのだろうかと思う。アベ内閣も与党も憲法に違反することを完全に無視して悪びれもせず堂々と実行してきた。、政府高官も最高裁も報道機関
  • 難病と尊厳死
    竹林泉水 (07/29)
    コメントありがとうございます。

    自ら生きる権利、自ら死ぬ権利があるのはよくわかります。
    それにはどちらも人・個人としての尊厳が保たれている必要がある考えます。
  • 難病と尊厳死
    風と雲 (07/28)
    意識して自ら命を絶つことができるのは人間だけだと思います。人には生きる権利と自由があるように、自らの命を絶つ権利も自由もあって然るべきではないでしょうか。このA
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (07/01)
     自分よりも周りを優先する集団主義的な考えが同調圧力などがまかり通る社会なことについて前に
    >日本的なこの価値観は、海外から見たら奇異の目でしか見られないでしょ
  • 不自由な国、日本
    竹林泉水 (06/29)
    日本語に「世間」と言葉があります。「世間体が悪い」「世間がうるさい」「世間を渡る」「世間に顔向けできない」「世間の目を気にする」「渡る世間に鬼はいない」などとつ
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

     日本はやはり集団主義が根強い社会であり、いわゆる「ムラ」社会的価値感が強い為に変に「和」を重んじる傾向の上に上の言うことは絶対だという
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    竹林泉水 (06/26)
    なんで日本人は欧米人に対してコンプレックスを持っているのだろうか。明治政府は今までの幕藩体制をぶっ壊し廃藩置県をし、国内の不平不満のエネルギーを外に敵を作ること
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    アジシオ次郎 (06/25)
     こんにちは。

     日本人は長年欧米コンプレックスを抱いたせいで白人に対して好意的に見る一方でアジア人や黒人を平気で見下すような傾向が強いけど、自分たちが置かれて
  • 長期政権
    アジシオ次郎 (06/24)
     おはようございます。

     長期政権がもたらすもの、それは腐敗と閉塞感以外の何物でもないが、一人の人間が十何年、何十年と居座ってては健全さなど皆無だし、変化を知ら
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