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これからの日本の行方は--

本の紹介  「中国化する日本」與那覇潤

      中国化する日本


この本は題名から、過激で日本が中国の属国となってしまうと思ってよむと、大きく期待がはずれてしまいます。
その様な本ではなく、奈良時代から現代までの政治や文化論を述べたものです。

著者のいう「中国化」とは「日本社会のあり方が中国社会のあり方に似てくる」ことを言っています。
そして、過去の歴史をみると、中国の圧倒的な文化力と経済力に影響され、中国を模倣していった時代もあれば、またそうでない時代もあり、その二つの流れの繰り返しだと述べています。
そして、日本は唐から遣唐使を派遣し律令制度を学び、唐が滅びると中国との交流は途絶え、日本独自の国風文化を発展させた。そして、宋の時代に築かれた社会の仕組みが、日本以外の中国や世界の社会が現代まで続いているといっています。
政界はそれなのに、日本は鎌倉時代から戦国時代の動乱の時をへて、江戸時代に中国とは全く違う江戸時代が長い間続いた。
そして、江戸時代が終わると日本はようやく、世界と同じように宋朝以降の「中国の近世」と同じような状態に移行していきつつあると著者は述べています。

そして、著者はさらに次のようなことを考えていきます。一、なぜ、ヨーロッパは中国に逆転でき産業革命が興せたのか。
二、なぜ、西洋が中国を凌駕することができたのか。
三、なぜ、近代化が遅れて西洋化も、捗らなかった中国が最近存在感がでてきたのか。
四に、どうして、歴史的に先進国であったに、中国に人権意識や議会政治が育っていないのか。
これらを軸にこの本は書かれています。

そして、源平合戦とは、中国化勢力(平家)と反中国化勢力(源氏)との争いだった。グローバル時代によみなおす「日本史」として、話を初めています。


そして、この本を読んでいると、今の世に道徳感情を煽り利用した、モラルで官僚や政治家を縛る「徳治」政治を押し進め、市民自由までも時には枠にはめようとする、新興勢力はどこに行くかを考えてしましました。
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テーマ : 文明・文化&思想
ジャンル : 学問・文化・芸術

トンネル事故とインフラの今後

中央道のトンネルでの崩落事故がおき、俄かにインフラに対する関心が高まっています。
しかし、このインフラに対する問題は、以前から指摘もされてきて、トンネルにかかわらず、橋や道路の陥没など少なからず、いやいくつも事故も起きていました。
それを、経済発展優先のため新規事業を優先させ、真剣に取り組んできていなかったようです。日本列島改造の亡霊にいつまでもとりつかれ、基本的な一つ作れば一つ維持する物が増えることから目をそらし、作りっぱなしでいたわけではないでしょうが、そしてそれらに対して真剣に取り組んでこなかったです。

永く後世に引き継ぐために補修されつづけているものもあります。国宝の姫路城が平成の大修理として痛んだ部分の補修工事がされています。薬師寺の東塔は解体修理がなされえいます。このように、建造物を後世に長く持たすためには、解体修理などをすることにより後世にのこすことができるのでしょう。
しかし、この文化財などへの補修の財源を集めるにも、国からの助成と募金などを募っているようですが、今はなかなか思うようにお金が集まらないとききます。
また、補修にかんしては自分たちが住んでいる家も同じです。ただ、戦後に建てられた庶民の家の多くは、建築数十年が耐用年数として設計されていると聞きます。そのように家などの建造物をも消費物としてしか見ない考えが、公共の建造物にもあるのでしょうか。そ
そして、明治や大正時代に建てられた建物は、補修修理されれて使われるのではなく、壊してしまって新しく高層の効率のよい近代的な建物に建て替わっていっています。


さて、今、日本中にあるいわゆるインフラと呼ばれるものを、早急に総点検しないといけと心配している人もいるようです。(インフラは、インフラストラクチャー 【infrastraucture】のことで、広辞苑には次のように書かれています。
「産業や社会生活の基盤となる施設。道路・鉄道・港湾・ダム等、産業基盤の社会資本、および学校・病院・公園・社会福祉施設等の生活関連の社会資本など。」となっています。ここには当然、水道・ガス・電気・通信等も含まれます。)


敗戦の復興から這い上がり高度経済成長のもと建てられ、50年、40年になるものが多くなりそれらは、痛みがひどくなり中には使用禁止になっているものもあると聞きます。そして、専門家がいうにはそれらはますます増えていくと言う人もいます。

いま、不景気でそのようなところに出すお金は無いと言う人もいますが、そのような時だからこそ古い建造物を永く持たせるように、補修改修を早急にしないといけないと思います。そうしないと、これから第二第三の中央道のトンネル事故がどんどんと多発していくのではないかと杞憂するのは私だけでしょうか。
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テーマ : ニュース
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■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
・見聞きしたことを独断と偏見で、気ままに綴ったものです。
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記事へのコメント
  • 臨時国会の開催はいつか
    風と雲 (08/04)
    一体今の日本はどうなってしまったのだろうかと思う。アベ内閣も与党も憲法に違反することを完全に無視して悪びれもせず堂々と実行してきた。、政府高官も最高裁も報道機関
  • 難病と尊厳死
    竹林泉水 (07/29)
    コメントありがとうございます。

    自ら生きる権利、自ら死ぬ権利があるのはよくわかります。
    それにはどちらも人・個人としての尊厳が保たれている必要がある考えます。
  • 難病と尊厳死
    風と雲 (07/28)
    意識して自ら命を絶つことができるのは人間だけだと思います。人には生きる権利と自由があるように、自らの命を絶つ権利も自由もあって然るべきではないでしょうか。このA
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (07/01)
     自分よりも周りを優先する集団主義的な考えが同調圧力などがまかり通る社会なことについて前に
    >日本的なこの価値観は、海外から見たら奇異の目でしか見られないでしょ
  • 不自由な国、日本
    竹林泉水 (06/29)
    日本語に「世間」と言葉があります。「世間体が悪い」「世間がうるさい」「世間を渡る」「世間に顔向けできない」「世間の目を気にする」「渡る世間に鬼はいない」などとつ
  • 不自由な国、日本
    アジシオ次郎 (06/27)
     おはようございます。

     日本はやはり集団主義が根強い社会であり、いわゆる「ムラ」社会的価値感が強い為に変に「和」を重んじる傾向の上に上の言うことは絶対だという
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    竹林泉水 (06/26)
    なんで日本人は欧米人に対してコンプレックスを持っているのだろうか。明治政府は今までの幕藩体制をぶっ壊し廃藩置県をし、国内の不平不満のエネルギーを外に敵を作ること
  • 人種差別抗議行動への共鳴が日本で起きないのは
    アジシオ次郎 (06/25)
     こんにちは。

     日本人は長年欧米コンプレックスを抱いたせいで白人に対して好意的に見る一方でアジア人や黒人を平気で見下すような傾向が強いけど、自分たちが置かれて
  • 長期政権
    アジシオ次郎 (06/24)
     おはようございます。

     長期政権がもたらすもの、それは腐敗と閉塞感以外の何物でもないが、一人の人間が十何年、何十年と居座ってては健全さなど皆無だし、変化を知ら
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