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酔に因りて嗔りを生ずべからず

不可乗喜輕諾。不可因醉而生嗔。不可乗快而多事。不可因倦而鮮終。
陸紹?(王行) 酔古堂剣掃 法部十八

菜根譚の前集二一六に、同じ言葉が載っている。
喜に乗じて軽諾すべからず、酔に因りて嗔りを生ずべからず、快に乗じて多事なるべからず、倦に因りて終りを鮮くすべからず。

良いことがあるからと言って、心浮かれて喜んでしまって、軽々しく承諾してはならない。
嫌なことや他人からの仕打ちに、心奪われて怒りを発してはならない。
調子がいいからといって多方に手を出してはならない、心が迷いいろいろなことが気になってしまうと、最後まで成し遂げることできないので注意しないといけない。

喜ばされて有頂天となり、自分の信念無くして何でもかんでも承諾する類。
自分に酔い、或いは酔わされれ自己を失い、有頂天になってしまい、先を見る目の焦点が合わなくなってしまっては、人から騙されたり自分から側溝に足を取られたりしまう。
どんなことがあっても、自分と言うものを見失ってしまわないようにしたいです。


人から叱られたり、悪口を言われたりしたことに対して、自分の不快感や快感などをあるがままに当たり散らしたりして、怒りや不満を周囲にぶつけ回っている人。
わずかな計画などが達成できたからと、物事を行う勢いやはずみがついたと思って、いろいろと多方面に物事に関わり手を出してしまい、持っていたものを失ったり、進むべき道などがわからなくなってしまう人。
どのような様子や事情があろうが、それらが終わらないうちに嫌になったり興味をうしなったりしてとどのつまりはは何も達成できない人。
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便利な商品と世の中

スーパーやショッピングモールや街のお店をのぞくと、どんどん便利なものが、開発されて商品化され売られている。今までちょっとの手間を、かけて使ったり作っていたものが、簡単に素早く作れるように、工夫された商品がお店の棚に、置かれてて売られている。
どんなものかといえば、子供でも簡単に作れる、ケーキ作りのセットなどです。またスーパーなどの総菜売場では、数人分が食べれる分に野菜が刻んで袋に入れられている。袋から出すだけで食べれ、一人二人分なら無駄も出ず経済的で、その上余分なゴミも出ないので、一石三鳥で人気があるそうです。
これらの商品は、高齢になり一人暮らしなどなら、重宝に思えるしょうひんです。
しかし別の観点から見てみるとどうだろうか。脳の働きから見てみる。
高齢者の脳の活性化の観点からみると、いささか問題があるかもしれない。このような商品は、袋から出して皿に盛りつけるだけなので、脳の働きもほとんどないわけです。
しかし、店まで歩いて行き、野菜を選び買う。それを洗い包丁で刻む、そして皿に盛りつけをどのようにするかなどを考える、脳は活発にそれらを考え働きます。
味噌汁を作るのためダシを取るのも、顆粒のだしの素を使ったり、袋入りの出汁を入れて作るのと、ジャコと昆布を使って煮出してダシを作るのでは、手間は格段にかかるが、作るときに頭を働かせ工夫をする。
サラダのドレッシングも瓶入りのを使うのと、お酢と醤油とサラダ油に香辛料等で自分で調合するのでは違うだろう。
調理意外の日常生活でも、鉛筆を削るのも電動鉛筆削りで削る、手回しの鉛筆削りで削る、小刀で鉛筆を削る、それぞれ脳の使い方がちがう。

このことを改めて考えると、今の世の中便利になったが、そのぶん頭を使うことをしなくなっているわけです。確かに用意をする時間は短くて済み便利になっています。
短時間でできるようになり、余った時間ができているのだが、その新しくできた時間をどのように使っているだろうか。
また、脳の使われ方もちがうだろう、失敗しないように緊張感を持っていたのが、楽にできるようになった分、脳への適度のストレスをもかけなくなってしまっているようにおもう。
なんだか、考えてみると便利になった分、考えないようになったのではないだろう、ひょっとすると文化文明が発達するほど、人間の脳は退化しているのかと思ってします。
昔の中国の医書である黄帝内経には、昔の人は100歳以上いきたが、今の人は50歳にもなると衰えが甚だしいと書かれてある。
これは、文化文明が発展し便利になったが、おなか一杯食べて、お酒を沢山のみ、遊興にしたり、自分の思い通りにことを動かそうとし、都合の悪いことは怒るなどで、自分の身体を疎かにするようになったからだと書かれてある。
まさにこのことは、身体のことだけでなく、人の心においてもいえるのではないだろうか。
.........................................
.................五..................
............矢口隹...........← これは有名な とんちです なんと読むのでよう。。
.................疋..................
.........................................
...............↑...................
疋は上の━の部分ががないです。

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北斎漫画の知足  記事追加

北斎漫画の知足

私の本棚をみていると、このようなのが出てきました。
北斎漫画です。


「吾唯 足るを知る」


九十になっても画欲衰えずの北斎にとっては、知足は甚だ遠きこと。
この稚児が重い銭を担げて背負い投げ飛ばそうとしている姿は己と重ねているのでしょうか。

ここに書かれている字は、私には読めなくてざんねんです。


---- 追加記述 ---- 2012-04-04 17:00

この絵が余りにも面白いので、この時代を調べてみました。

・北斎漫画帖の十編が文政二年(1819年)が初刷。(文政は1818年から1830年)
・北斎の吾唯足を知るが載っているのは十一編だが出版年は、十一編は記述がないので不明
・十二編は天保五年(1834年)が初刷。(天保は1830年から1844年)

そうなると、1819ー1834年の間に北斎はこの絵を描いたことになります。
ところで、天保銭といえば悪貨で有名です。この絵は悪貨に苦しむ、庶民の叫び声を風刺した絵と読みとれます。
それとも、江戸っ子の粋を反映して、このような意匠の通貨が出回っていたのでしょうか。

当時は直接幕府の政策などを批判できなかったので、いろいろな方法で庶民は、鬱憤を晴らしています。
贅沢をするなと言われ、悪貨に苦しんでいる姿を、江戸っ子ではなく唐子の姿に変えて、訴えているようにも思えます。
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人の命は我にあり、天にあらず

人の命は我にあり、天にあらず

人の命は我にあり、天にあらずと老子いへり。人の命は、もとより天にうけて生れ付たれども、養生よくすれば長し。養生せざれば短かし。然れば長命ならんも、短命ならむも、我心のままなり。身つよく長命に生れ付たる人も、養生の術なければ早世す。虚弱にて短命なるべきと見ゆる人も、保養よくすれば命長し。これ皆、人のしわざなれば、天にあらずといへり。もしすぐれて天年みじかく生れ付たること、顔子などの如くなる人にあらずむば、わが養のちからによりて、長生する理也。
たとへば、火をうづみて炉中に養へば久しくきえず。風吹く所にあらはしおけば、たちまちきゆ。蜜橘をあらはにおけば、としの内をもたもたず、もしふかくかくし、よく養なへば、夏までもつがごとし。
貝原益軒  養生訓 1 7

これは、貝原益軒の養生訓の一節です。
このととは、改めて現代の言葉に訳す必要なないでしょう。まさにこの通りです。同じことが昔の中国の医書「黄帝内経」にも書かれています。黄帝内経は今から二千五百年前に書かれ書物です。
その中に次のようなことが書かれています「昔の人は百歳まで元気で生きていたと言われている。しかし今は五十歳になるともう衰えてしまっている。」
医学の発達した現代人からみると、織田信長が好んで舞った「敦盛」に「人間五十年化天のうちに比ぶれば・・・」とあるように、昔の人は50歳ぐらいの寿命だと思われているし、私の小さいころは50歳と言えばかなりかなり高齢の老けた人に見えていました。そのようなことですから、二千五百年前の人が、昔の人は百歳まで生きれたようなことを言っているのは。中国の独特の誇張した表現と思ってしまうでしょう。
しかし、「黄帝内経」に次のように書かれています。「今の人は食に贅沢で、酒は浴びるようにのみ、色を好み節制がなく、欲深く怒りをすぐにあらわにする。それでは寿命を縮めているようなものだ。昔の人はそのようなことはなかった。もともと食べ物もそんなになかったし、いろいろな遊びもなかったので、朝起きたら働き夜になると寝ると自然の流れに沿って生きていたので、百歳まで生きれたのだ」と書かれています。
このことを聞くと、今も二千五百年前の昔も不養生はそんなに変わらないようです。
若いから自分は元気だからと言って不摂生をし不養生をして、思いもかけず病気になったり短命で終わってしまう人がいます。
逆に子供の病弱でいたが、自分の身体に気を使い、精進し養生し用心して生活をしている人は、病気もせず天寿を全うする人がたくさんいます。
やはり、養生は大切なのですね。

日本では「人間五十年」と昔からよく言われ、織田信長が好んで謡ったとされる「敦盛」がよく知られています。
ところで、「黄帝内経」の中国では「生年不満百」と言う詩があるそうです。
内容は、詳しくはしりませんが、人生の短さを心配しながら、財をケチりながら生きるのは笑いもので、どうせなら楽しく生きたらいい。と言うところでしょうか。
「敦盛」は、人生というものは儚いものので、邯鄲の夢のようなものだ、と言っているのでしょうか。

この二つ大きく違いますが、どちらの生き方がいいのでしょうか。

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忙しい時こそ準備を十分にし慎重に

忙處事為。常向中先檢點。動時念想。預從静裏密操持。

忙処の事為は、常に間中に向ひて先づ検点し、動時の念想は、預じめ静裏より密かに操持す。
陸紹?(王行) 酔古堂剣掃 法部十二

物事が忙しい時こそ、何かするにあたっては善いのか悪いのか、結果はどうなるのか、周囲にどのような影響を与えるのかなどを、を考えないといけない。
いざそれを行うにあたっては、普段から準備していたものを、何時もの通りの気持ちでやらないといけない。
今がいい機会だとか急がないといけないといって、焦って事を進めたり行うと、どこかで見落としなどがあって失敗をしてしまう。
このことは、どんな時でも肝に銘じて、心してかからなくてはならない。。

今の日本はすべきことが山積しています。その割には国会議員は今までと同じように、平々凡々と議会運営をしているように見える。一見危機だと言いながら、与党も野党も蚊帳の外の党も、実は今までと変わらないことをしているように見えます。
今は、本当に忙しい時だと思うのですが、

前にも紹介した老舗の家訓を思い出しました。
・祖父の業を専守すべし → 日本人の本来ある資質や文化を忘れないで、しっかりと腰を据えて国民いるべきでないでしょうか。
・必ず投機的事業を避けよ → 目先の事だけや党利党略を考え国政を動かすな。
・時勢を見抜いて商機を逃すな → 将来のことを考え今やるべきことは何か決断し行動を起こせ。
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国民総幸福度一番の国と難民

去年 国民総幸福度一番の国の国王が来日されました。
其の国は、私が学生時代には、鎖国をしているが国民は、日本の昭和初期のような、質素に生活をして、風習も日本とよく似ているといると聞いていました。大きさは四国ぐらいで人口は鳥取県ぐらいと聞いていました。
ブータン王国です。
国王が来日された時は、各メディアはこぞって幸せな国を紹介していました。私も学生時代に聞いた貧しいが質素な生活をしている国と聞き興味を持ってみていました。

しかし、私は最近まで知らなかったのですが、かのブータン王国も他の国と違わず内政面では、大きな問題を抱え、国際社会からも指摘されているようです。それは国民が69万人に対して、難民が最大時に12万人を越えていたそうです。現在も多数の難民が隣国のネパールにキャンプで暮らしているそうです。

ブータンのことを少し調べてみると、次のようなことが書かれていました。
ブータンは、多民族国家で、ウンガロング族、シャルクホップ族、ネパール族などの多民族国家。
ブータンの難民発生の要因とされるのは、1985年の公民権法が改訂され、1988年の国勢調査の結果からのようです。支配をしているのはウンガロング族で27%、シャルクホップ族が33%、ネパール族が35%と分かりました。支配民族が少ない事により、同化政策が強化され、ウンガロング民族の文化や民族衣装や言語が、他民族に強制されてるなどの政策がとられ、1990年に、人権の尊重と民主政策をもとめる大規模なデモが行われ、おもにネパール系の住民を対象に、弾圧や国外追放政策がとられ、ネパール等の難民キャンプに収容されているとのことです。

もともとブータンは日本と比べると格段の新興国ともいえます。
17世紀に、移住したチベットの高僧ガワン・ナムゲルが、支配し、1907年、ウゲン・ワンチュクがラマ僧や住民に推され世襲藩王に就任したのが始まりで、1972年に前国王が16歳で即位し、国の近代化に取組み、2006年に現国王が王位を継承しました。ブータンには、国王の定年制があり、憲法には「第1章で主権在民をうたい、政体は民主的な立憲君主制と明記。国王が即位できるのは21歳からで、65歳で退位する。男性の後継者がいない場合は女王も認め。国王が憲法に背く行いをした時は、議会の4分の3、国民投票の過半数の支持で国王の「解任」もできる。」このような国が、難民を生むような同化政策をとってしまうのも、民族問題の奥深さをしめしいるのでしょうか。私たち日本人の本土に住む一人には、なかなか理解しづらいところがあります。

このことを知って私の思ったことです。
しかし、先の難民のように他民族の同化政策を進める国は今まで、栄えた試しはないと見受けます。
自国を必要以上に美化するのは、私の中学のころ「地上の楽園」と自国を宣伝していた国がありました、其のなれの果てが今の隣の国です。そして日本でもイムジン川の歌がよく歌われていまし。その宣伝に乗せられてしまった人もいます。
マスコミや政府は一部を隠さずに情報を公にしてほしいものです。私はマスコミは公平にしなくてはいけないとは思いません、マスコミ自己の主張は明確にすべきでしょう。しかし、情報は公平にし一方を隠したり一方を誇張したりするのはいかがかと思います。

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桜の便りはもう目の前

各地から桜の便りが届きだしましたが、我が家の近くはもうしばらくかかりそうです。



蕾のふくらみをだいぶ大きくなってきたのでもう少しで咲き出しそうです。
昨日は大変な嵐でしたが、蕾は固く閉じて身を守っていたようです。






しかし、近所には種類も違うのでしょうが、もうすぐ満開になりそうなところもあります。




同じ地域でも、場所によりだいぶ咲き方が違うのですね。



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画論に凝て筆のうごかざる

画論に凝て筆のうごかざるは、医案正しく匙まはらざるにひとし。
古人の説を活動し、病を癒すぞ良医なるべき。
されば、画人も亦然り。古法の縛縄をぬけいで、花を画はうるはしく、雪を画が寒く見ゆるを、上手とこそはいふべけれ。
其人は誰。独此翁にとどめたり。
柳亭種彦  北斎漫画十一編序 より

北斎漫画は漫画となっていますが、今の漫画とはちがいます。北斎が門人の為に描いた指南帖や見本帖のようなものです。この文は、その序文に書かれて一節です。

絵の描き方等ばかり気にしていたら絵は描きない。医者が病気の薬の調合ばかり気にして、患者の顔色を見て診断しないのと同じだ。
絵の基本を大切にしないといけないが、それだけに縛られていては、生き生きした絵は描けない。自由なもので絵を描かないといけない。
松尾芭蕉も同じようなことを言っているのではないでしょうか。こちらは有名な言葉としてよく皆に知られていますね。「不易流行」がそれです。

これは、俳句や芸能や芸術にのみにいえることではないでしょう。
仕事や、日常に生活、それに政治にもいえることでしょう。
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クワバラ クワバラ

小さい頃よく悪戯をしているときに、近所の怖いおっちゃんが近づいて来ると「雷おやじがきた!、クワバラ クワバラ」と言ったりしましたが、最近はあまり聞かなくなりました。雷おやじがいなくなったからでしょうか。このクワバラ クワバラは雷除けの呪いから来ています。

そのクワバラについての昔話です。

昔、桑原という土地があった、そこにいたずら好きの雷さまがいて、人の困るのを楽しみにしていた。
雷を落としては、人が困っているのを見て、遊んで楽しんでいた。
ある日のこと、いつものように雷を落として人が驚いて、怖がっているのをみて楽しんでいました。驚いている姿が余りにも面白く、雲の上で笑い転げていると、からだのバランスを崩して、雲から落っこちてしまいました。その落ちだ場所が丁度お寺の井戸に落っこちてしまいました。
丁度雷が落ちたのを見ていたお寺の和尚さんは、このいたずら好きのこの鬼を懲らしめてやろうと、井戸に蓋をして閉じこめてしまいました。
困ったのはいたずら好きの雷さます、井戸から出るに出ように出られなくなってしまった。
困ったいたずら好きの雷さんは、和尚さんに謝り助けを請いました。そして助けてくれるお礼として。雷は桑畑が嫌いで、桑畑には近づかないことを教え、そして、もうこの村には二度と雷を落とさないと約束してようやく、井戸の中から出してもらえました。それ以来、この村には村には二度と雷は落ちなくなったそうです。そして、そこの土地の名前はそれ以来、桑原と言うようになったそうです。

それからは土地の人は、雷がなると皆が、ここは桑畑だ桑畑でといい、桑原だ桑原だと唱えて雷が落ちないようにしたそうです。

雷の光を稲妻といいますが、雷がよくなる落ちるところは、お米が沢山稔りおいしくなると言われています。雷が落ちて空気の放電でよく稔るというので稲の妻だと言われている説もあるそうです。
ただ、このお話のあるところは、お米のよく穫れるところで、お酒用のお米を沢山作っているところだそうです。
お米が稔る稲妻と、雷除けの桑原の昔話どのような関係があるのでしょうか。一見相反するようで、おもしろいです。過ぎ足は及ばざるが如しでしょうか

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晋人は清談し、宋人は理学す

晉人清談。宋人理學。以晉人遣俗。以宋人躬。合之雙美。分之兩傷也。
陸紹?(王行) 酔古堂剣掃 法部十

晋人は清談し 宋人は理学す
晋人を以て俗は遣り 宋人は以て躬を(ヤス)んず (示偏是旁)
之を合わせば雙つながら美しく 之を分かてば両つながら傷る。

清談と聞けば、世俗を離れた清らかな談話した、竹林の七賢を頭に浮かびあがりますが、彼等の多くは、結局は朝廷の役職についている。しかし、自由奔放な言動は危険視され、ケイコウは讒言により死刑されている。清談は世俗を離れた老荘的談話を指すのでしょうが、晋の国は知識人がもっぱら世俗を離れた清談に終始したので亡びたとも言われています。(今の日本では竹林の七賢というと、現実離れしたお気楽な発言をする者のをさし、私のこのブログ名もそこからとっていますが。)
理学は平たく言うと、儒教の教えを学び、知識をきわめて物事の道理に通じそれを実践する人のことを指している。儒教は人為に重きをおいた人間中心の思想で、秩序を重んじた政治的学問で権威主義的な政をめざしたが、宋の国は最後は圧政になって亡びてしまった。
理想や夢物語ばかり描いていては何もできないし、礼をつくし仁を立てて綱紀粛正ばかりに走ると息苦しくなってしまう。
どちらか一方に偏ってしまっては、晋や宋の国のように滅びてしまう。ちょうどこの二つのバランスをとるのがよいのだが、それが一番難しいことです。

この言葉は、国の政について言われているが、他の組織を運営することにもいえることでしょう。
夏目漱石の草枕でこう書いていました。「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。」。そしてこの後に、世の中はこんなもので住みにくいからといって、「あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。」と言っている。
愚痴を零してもしかたなく、今生きている世の中を精いっぱい生きるしかないですね。
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「足を知る」はなぜ足なのか

「足を知る」はなぜ足なのか、食べ物を食べて満腹になり満足する。腹でなく足ですね。
このことについて、安岡正篤が少年時代から疑問に思っていて、何年も中国の古典を紐解いて調べてみたが、解答を見つけられずにいたのですが、ある時に医学者と話す機会があり、そのとき長年の疑問の「足」について話題が及んだ、そこで「たるは」手でなく足であるかを納得したそうです。

そのことについて書いてあるものを読み、私は私なりに考えてみました。

人の身体で一番負担を強いられているのは、身体を支えている二本の足です。足は正確に言うと足と脚と腿の三つに分けられまが、ここでは大まかにその三つを指します。特に分けて使う場合はそれぞれの漢字を使って区別したいと思います。
この二本の足は地球の重力に逆らって、身体を真っ直ぐに立てています。しかも身体の70%を支えていると言われています。
人にとって、楽な姿勢とは横になった姿勢です。私が学校で身体の動作を教える前えに、身体を弛めることをします。そのときの姿勢は仰臥位から始め、側臥位、胡座、膝立ち、立位と次第に地球の重力を感じさせます。仰臥位から始めるのは地球の重力を受けることにより起こる、余分な緊張から解き放つためです。これは人だけでなく動物も一番重力に対して楽な姿勢は、臥せた姿勢です。
移動に関しては、四つ足で移動する方が二本足で移動するより、遙かに機敏にしかも早く動くことができます。これは野生動物が獲物を追いかけるとき、逃げるときの俊敏な姿を見ると判ります。四つ足なら後足で前に進み前足で横に移動することを同時にできますが、二本足ならそれを二回に分けて行わないとできないので、どうしても四つ足動物と比べると動作は機敏さを欠います

しかし人は直立することにより、脳を足と身体で支え受けることにより、脳を発達させることができ、手を自由にし脳を発達させました。重い脳を支えるために脊柱を湾曲させて、重さを分散させることにより、二足歩行を可能にしました。しかしそれがために、内蔵や身体の関節に負担をかけ、いろいろと異常をきたし患うことになり、病にも冒されやすくなってしまったのです。ですから、病になると地球の重力の負担を少なくするために、臥して安静になる方法が採られているのでしょう。動物も病気になると、臥してじっと動かないで回復するのを待っています。
しかし、人は二足歩行で足に負担をかける生活をすることを選んび、直立した姿勢をとることに慣れています。人の血管は動脈により足の毛細血管まで送られ、静脈によって心臓まで血を返さないといけない。しかし、血管には血を流す機能がないので、血を戻すことができないです。そこで活躍するのが脚の筋肉です。脚を動かすことにより血が、地球の重力に逆らって心臓に流れ、肺に流れ新鮮な酸素を得、身体の機能を保っています。しかし横に長らく臥していると、この機能は落ちてしまいます、先にも書いたように、人は2週間床で静かにしていると、どんどんと機能が落ちていきます。これは、足の機能だけでなく身体の他の機能や精神面にも、大きな影響を与えると言われています。
身体を健康で大切にすることは足が要で、足が充分に働いていたら、元気でいられるのでありまさに足が大切なのです。

東洋の医学や中国の太極拳、日本の武術や舞いなどでも足を重要視して、多くの稽古の時間に足の使い方 捌き方についやします。
両足の使い方をそれぞれに意識を持ち、使い分けて互いに結び付けて、足を運ぶと身体はしっかりしする。足の運びさえしっかりすれば、胴や手は自然とついてくる。
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四の誤りの言葉

四つの誤りの言葉  

ひ[言+皮]辞知其所蔽  
淫辞知其所陥  
邪辞知其所離  
遁辞知其所窮  
孟子  

・ひ[言+皮]は 偏った、ねじけた、正しくない、へつらう、さかしい等の意味がある。[言+皮]行(ひこう)[ねじけたおこない、不正行為]や、[言+皮]辞(ひじ)[偏ったただしくない言葉]に使われる。
・淫は みだらな、よこしまな、深入りしすぎる。などの意味がある。
・邪は よこしまな、いつわる、あざむく。などの意味がある。
・遁は のがれる、にげる。の意味がある。
この四つの漢字はそれぞれこのような意味がある。

一は 公平でない偏った意見をするのは、何か都合が悪いことがあるので反らして、隠そうとしているのがわかる。
二は でたらめな話をするのは、何か都合のよくない状態に陥ってしまってるのがわかる。
三は 道理を無視した話をするのは、物事から心が離れ背いているのがわかる。
四は 責任逃れのその場しのぎの言葉を使うのは、その人は考えに行き詰まってしまっているのがわかる。

そして、孟子は次のように言っている。
「その心 生じば、その政に害あり。その政に発すば、その事に害あり」
君子にそのような心が生じたり、周りにそのような人がいれば、政の運営に害があり、その害のある政策を施行するなら、国は乱れ滅びる。とでもなるでしょう。国の政治に関わらず、人の生き方としても
私は粗忽で拙速な者なので特に、「[言+皮]辞・淫辞・邪辞・遁辞」は、人からの信用を失い身を滅ぼしてしまうので、これらの心が芽生えないように戒めたいものです。
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春がやってきました

まだ肌寒いですが、今日はだいぶ暖かくなるようです。



我が家の庭の、桜の蕾が締まっていますが、先日よりだいぶ膨らんで色も和らいで、我が家の桜ももう開花でしょう。



桜より先に、沈丁花の花が良い薫を放ちながら咲いています。





散歩をしていると、鳥の巣をみつけました。家主は食事に出かけているのでしょうか、見当たりません。


もうすぐ鳥たちの恋の季節ですね、パソコンでこれを打ち込んでいるときも、外からいろいろな鳥のさえずりが聞こえてきます。
その中でも一際よくさえずっているのが、ウグイスで鳴き声もだいぶ上手になってきています。



これから、どんどんと気候が過ごし能くなってくるでしょう。庭の畠の土づくりも本格的にしようと思っています。

追伸 04-09 7:45
庭のあちこちは、スミレの花咲く頃に・・・になりました。




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一、十、百、千、万、健康法

五つの健康法と言うのがあるそうです。
一、十、百、千、万、健康法
一は読:一日一回は本を読み、己を磨く
十は笑:一日十回大笑いしストレスの発散
百は吸:一日百回深呼吸し身体の活性化
千は字:一日千字を書く、手は第二の脳
万は歩:一日一万歩く、脚は第二の心臓

一日どれだけ行うかは別として、読む、笑う、息をする、文字を書く、歩くについて、私なりに考えてみました。
・読書と言っても、黙読より声を出して読むのがいいそうです。
「声を出して読みたい日本語」の本で有名な齋藤孝氏も言われています。「声に出して読み上げてみると、そのリズムやテンポのよさが身体に染み込み、そして身体に活力を与え心の力につながってくる。」と。
そして、声を出して読むことは、文章を目で見て脳で文字を読み、口で音声にして噺し、耳で言葉を聞き理解するくことにより、老化を予防するといわれています。また新しい情報を得て自己の成長につなげることもできます。

・笑いの効果
笑うという行為により脳が刺激されると言われています。また、作り笑いをしても効果があるとも言われています。
笑うことにより脳の血流量が増え「リラックス」して、脳の働きがよくなり脳が活性化すなども言われています。
それと何よりも、われわれは日常で知らず知らずの内に身構え、緊張して何かとストレスのたまる生活をしています。それを笑いはそうした身体の緊張を解くほぐしてくれます。
また、笑いは周りの人たちに対しても良い影響力を与え、落ち込んでいるときに、気持ちを前向きにもしてくえます。

・呼吸の効果ははかり知れません、古代中国や日本では呼吸を整えることを大切にしてきました。その呼吸で心身とも健康になろうと「気功」などがあります。
呼吸は、一口で言うと、肺と外の空気にガス交換です。血液が身体の隅々を巡って二酸化炭素などの有害なものを、肺で新鮮な酸素と交換する生理作用です。しかし人間は普通に呼吸をしていると入れ替わる空気は、肺の中にある汚れてガスの30%程しか入れ替わらないと言われています。それを深呼吸などでもっと多くの空気を入れ換えようとするものです。身体にとって汚れを取り除き、新鮮な空気を取り入れ体中に巡らし綺麗にする大切なものです。

・作文の効果
まずは文章を作ることにより考え脳を活性化します。自分の考えを振り返ることができ、自分の考えを発展させたり、間違いを見つけることができます。そして、私が今しているようにキーボードを叩くのではなく、実際に鉛筆や筆や万年筆で文字を書く、手を使った行為は脳には良い刺激となります。
日本語はキーにゅ力をして漢字変換をするときに、多少は頭を使うでしょうが、書くのには勝らないと思います。

・歩くことの効果
歩くことは適度に身体を動かすので血の巡りを促し、脳に新鮮な酸素を取り入れる事ができ血液量も増加し、脳を活発にしてくれます。そして、戸外にでて動くことにより気持ちも解放的になり、身体と心を活性化させます。
とくに早朝の散歩は、毎日適度な運動を行うことになり、運動機能の維持・向上をはかる上でよいと思います。私は毎日 明け六ごろに、家をでて一時間ほど歩いています。そのとき朝の冷たい新鮮な空気を吸うために、息を深く出し切りるようにしています。そして、このすった空気が前進に行き渡るようにと思いながら、朝の新鮮な空気を吸って歩いています。

一、十、百、千、万、健康法。一読、十笑、百吸、千字、万歩。なにも改まってするほどのことでは無いですが、今の社会は何かこれらも疎かになりがちな気もします、習慣化して毎日おこなえるように心がけたく思います。

訂正-- 2012-04-11
先頭の文字が誤っていました、訂正します、四つ ではなく 五つ です。
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北斎直伝「柚子の薬」

中風を和らげる「ゆずを使った薬」
飯島虚心の「葛飾北斎伝」(岩波文庫)を読んでいると、北斎は六十八九頃に中風を患い、そのとき自分で柚を使った薬を作って治したと書いてあります。此の方法は中国の医書の中から選んだものだということなので、漢方の処方の一つなのでしょうか。

中風(脳卒中)に効く「柚薬」の作り方が書かれています。
「そつちうのくすりの事
二十四時(とき)たたざる内に用ゐる 二十四時間半時かけてもききます
極上々の酒壱合 ゆず一ツ こまかにきざみ どなべにてしずかに につめ 水あめくらいににつめ さゆにて二度くらいにもちゆる たねは につめた上にて とりすて候*ゆず こまかにきざみ
     [絵入の説明]
・竹へらにてきざみ候 鉋丁 小刀 鉄胴の類はきらい申しそうろう
・鍋は鉄銅は きらひ申候ゆずの特質・成分・効能」
*二十四時(とき)は、不定時法だから今でいうと二日間。
*包丁も鉄鍋も使ったら、鉄分と化学反応を起こして効かなくなるのでしょう。

柚の成分には、柚は果肉に、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸を多く含み。果皮には、ビタミンCが豊富に含まれ。果汁には、カリウム、カルシウムをが含まれています。そして種には、苦味をもつ物質リモノイドが含まれ、抗がん作用や悪玉コレステロール抑制作用があるといわれています。リウマチ・関節炎などの腫れや痛みを緩和する働きもあるとも言われています。
そして、ビタミンPも含まれ、血圧低下、 脳卒中や、心筋梗塞の発作予防の働きもあると言われています。

この柚の成分とその働きを見ていると、北斎が中風を患ったが治って、以前にまして元気になったんというのは、あながちでたらめでないかもしれません。
ゆずをからだに摂ることで、血管の中に溜まった余分な脂肪分を取り除き、澱んだ血液の粘りけがなくなることによって、血管の詰まりが原因の病気である脳梗塞、脳溢血、脳卒中に効き症状が和らいだのでしょう。

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記事へのコメント
  • これからの世界情勢
    アジシオ次郎 (05/15)
    こんにちは。

    移ろい易い国際情勢、韓国とフランスで大統領が代わり、欧米ではポピュリズムに訴えて支持を伸ばす政党が台頭するなど、予断を許さない状況ではあります
  • 安倍総裁のビデオメッセージ
    竹林泉水 (05/11)
    > 2006年に安倍晋三は「新しい国へ 美しい国へ」という本を書いています。
    これについて、追加です上記のタイトルの本は、2013年に増補として出されたもので、2006年の
  • 安倍総裁のビデオメッセージ
    竹林泉水 (05/11)
    2006年に安倍晋三は「新しい国へ 美しい国へ」という本を書いています。
    それを読んだらわかるのではないかと思います。
    70年前の日本を取り戻したいと思っているようで
  • 安倍総裁のビデオメッセージ
    風と雲 (05/07)
    安倍政権になってから、日本の国をどういう風にしたいのか、何が今の日本で足らないのか、不整備だとしているのかさっぱり分らない。70年間大きな過誤なしに比較的平和に
  • 今村氏の発言より二階氏のマスコミへの苦言
    竹林泉水 (04/29)
    > 自民党・二階幹事長のこの発言は「報道規制」につながりかねないが、自分たちに都合の悪い情報や報道を・・・・
    マスコミがこのことに対して抗議しないのは、すでに
  • 今村氏の発言より二階氏のマスコミへの苦言
    アジシオ次郎 (04/28)
    こんにちは。

    自民党・二階幹事長のこの発言は「報道規制」につながりかねないが、自分たちに都合の悪い情報や報道を抑圧しようとするのは客観性がない以前のもので、
  • 山本大臣の発言
    竹林泉水 (04/22)
    自民党の議席を多数とったことによる驕りと、下野に下った時のトラウマがあり、自分のすることが正しい思いこんでいるのでしょう。

    アメリカ追随が自民党の一部の反動的
  • 山本大臣の発言
    アジシオ次郎 (04/21)
    こんにちは。

    どうも閣僚や若手議員の不祥事が相次いでいる自民党、正直言って自分たちは政権与党だとか一強状態なことから慢心して周りが見えなくなっているんじゃな
  • 社会の管理化が巧みになり監視社会になるのか
    竹林泉水 (04/07)
    愛国者法での通信傍受は、国民は当初、イスラムなどのテロ犯罪者対象と思っていたが、アメリカ国民全員の通信が監視傍受されていたいいます。

    ツイッターやフェースブッ
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