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竹林の Twitter 新しいウインドウで開きます。

黄帝内経 のつづき02

漢の時代に、昔の人は100歳まで生きられたと言うが、漢の時代の今はその半分ほどすると、からだが衰えてくるそれは、生活習慣人がいきるのに自然の理にかなってないからということだった。
漢の時代よりはるかに便利になった現代は、科学技術や医学が進歩しているので、からだが衰えるのが漢の時代に比べて伸びているはずです。しかし、本当に年を取って衰える年齢がのびているだろううか。

若いうちに病と共に暮らすようになっている人もいるし、働き過ぎて身体の変調をきたしている人もいる。また、家電製品や自動車などの乗り物や、あらゆることが人の労力に変わり機械がするようになり、昔のように身体を動かすことがすくなくなりって便利になっています。しかし、今の便利さを避けて、この世の中から取り残されてしまい、生き残れるだろうか。

今まで人類が遭遇した大きな改革は、何か、狩猟採集生活から農耕牧畜に産業が変わったこと、宗教の教義中心からルネッサンスの人間の文芸復興、近代の産業革命と大きく生活が変わってきた。
しかし、これらの変化は狩猟採集から農耕牧畜への変化は1000年から万年単位で徐々に変わっていった変化だった。ルネッサンスの運動でも急激にかわったのではなく百年程の時を要している。また産業革命でも短くみても50年ほどの時間を要していた。しかし、現代の金融とIT革命と遺伝子工学での変化は数年で変わっていってる。変かはどんどん加速していっているが、そこまでの急速な変化に人間の肉体と心である精神はその変化に適応できるのだろうか。

たぶん、そこには三つのグループに分けられるのではないだろうか。その変化の随時適応していけるグループと、その変化に戸惑いかたくなに旧態の生活を守ろうとするグループ。そして、もう一つのグループがある、それはその変化に取り残され見捨てられるグループ。

変化についていこうとせず、昔の生活様式を守ろうとするグループはいつの時代にもいる。アメリカには、中世の時代の生活を守り電気も引いていない生活をしているアーミッシュと呼ばれる人たちがいる。アーミッシュの人たちは、アメリカ合衆国のオハイオ州・ペンシルベニア州・中西部で暮らすドイツ系移民の宗教集団で、移民当時の生活様式を保持し、農耕や牧畜によって自給自足生活をしている。
また、アメリカの福音派の人たちのなかには、ニュートンの万有引力やガリレオの地動説を受け入れても、ダーウィンの進化論を受け入れず、学校で教えることを禁止しようとしている人もいる。日本でも民主主義は日本の伝統ではないとし、家族制度の復活を夢見ている政治グループもいるようです。その人達は自ら信じている呪縛に縛られた生活の道を選んでいるのです。

反対に、今の最新技術を受け入れようとする人もいる。スマートホンを使って「OT」と「IT」を融合され、離れたところから家電製品を操作させるなどはまだいいだろう。最新の健康長寿の技術を取り入れたり、遺伝子工学によるゲノム編集による自分の体質を変えたり。デザイナーベビーとよばれる、受精卵の段階で遺伝子操作を行い、親が望む外見や体力・知力等を持たせた子供を産ませよつしたり。最新のIT技術を内蔵されたインプラントを自分の身体に埋め込んだり。
人工知脳との生体との融合をこころみようとしている人もいるときく。それらはいまのところ倫理的な面で問題にされているが今後どのになるかわからない

しかし、深刻なのは三つ目の部ループに属する人たちです、社会的地位や環境や経済的理由で、今おころうとしている変化について行こうとしても取り入れついて行けなかったり、不適格と見なされそこから振り落とされたりする人もいる。この人達は新しくこようとしている社会は受け入れ助けようとするだろうか。またその人たちはどのようにその後の社会を生きて行けばよいだろうか。

自然界の世界では多くの動物の種は複数の種が混在したり共棲しているが、私たちサルから進化した新人はホモサピエンスしかいない。それが、今の最新のテクノロジーを取り入れた人類が誕生したら、後の二つのホモサピエンスは生きのびることができるだろうか。ホモサピエンスや他の種のネアンデルタール人や原人などとの争いで絶滅に追いやったのか、それらの種は生き残ることができなく自然淘汰されて消えていったのだろうか。
それと同じように、ITの技術によるAIの自律型学習型人工知能やゲノム編集の遺伝子生物学、さらに新自由主義経済による競争に参加しようとしなかった人や、それに乗ることができなかた人は今後どのように生きてゆけばよいだろうか。

私は後長くても30年ほどの寿命だろうから、人類がその後どのようになる姿は見れない。しかし、1970年ごろに「成長の限界」発表したローマクラブのヨルゲン・ランダースが2052今後40年のグローバル予測を2012年に著しているが、それより深刻な事態になるのではないかと思うがどうだろう。

黄帝内経 のつづき

私は毎朝、ウオーキングをして公園で太極拳をしているが、太極拳は中国の武術の一つだが、中国では健身・養生健康法としての太極拳が盛んに早朝の朝など行われているという。また、世界各国でも健康法の一つとして行われるようになっている。

一昨日と昨日は黄帝内経素問のはじめの部分についてかいたが、今日もその続きです。
はじめに太極拳のことを書いたが、太極拳のテキストにかかれているのと同じようなことがかかれている。昨日の最後に坐禅のテキスト書ともいえる、天台小止観、夜船閑話にも通じているとかいたが、それと同じことがいえる。

昨日の箇所と後には、「黄帝内経 素問」には次のように書かれている。

夫れ上古の聖人の下に教うるや、皆謂う、虚邪賊風、これを避くる時あり。恬憺虚無なれば、真気これに従い、精神内に守る、病安んぞ従い来らんや、と。
是を以て志 閑にして少欲、心安らかにして懼れず。形 労するも惓まず、気 従いて以て順。各おの其の欲に従いて、皆願う所を得。故に其の食を美しとし、其の服に任せ、其の俗を楽しみ、高下相い慕わず。その民 故に朴と曰う。是を以て嗜好も其の目を労すること能わず。淫邪も其の心を惑わすこと能わず。寓智と賢不肖と物に懼れず。故に道に合す。能く年 皆百歳と度えて、動作衰えさる所以の者は、其の徳全くして危うからざるを以てなり。

 「古代の修養の道理を深く理解した人は、人々を教え導くにあたって常にこう述べたものです。外界の虚邪賊風に注意して回避すべきときに回避すると共に、心がけは安らかで静かであるべきで、貪欲であったり、妄想したりしてはならない。そうすれば真気が調和し、精神もあた内を守ってすりへり散じることはない。このようであれば病が襲うというようなことがあろうか。と。
このため人々の心はきわめて閑かで、欲望は少なく、心境は安定していて、恐れることがありませんでした。肉体を働かせても過度に疲労することはなく、正気は治まり順調だったのです。それぞれ望むところは満たされ、食べたものをおいしく思い、着たもの着心地よく思い、習わしを楽しみ、地位の高低をうらやむことがなく、人々はいたって素朴で誠実でした。正しくない嗜好も彼らの耳目をゆりうごかさず、淫らな邪説も彼らの心情をまどわすことはなかったのです。愚鈍、聡明、有能、また不肖な人を問わず、何事に対しもまったく恐れることはありませんでした。してみると彼らがあらゆる点で、養生の道理に合致していたことがおわかりでしょう。だから皆が年百歳に達することだできて、しかも動作にも少しも衰えたところがなかったのです。これは彼らが養生の道理をすべて掌握していたからであり、こうであってはじめて疾病の危害を招かずにすむのです」。



修養するには、外界のよこしまな気持ちを持たず、俗風に気が取られることがないように注意し、

常に、気持ちを安らかに落ち着かせることが大切で、そうすれば真気が調和し、精神は内を守ってすりへり気が散ることはないとしている。そう心がけないと、気が散って貪欲になり、病が襲ってきてしまい、食を貪れば生活習慣病や糖尿病になり、酒に溺れれば肝臓を悪くしたり高血圧にになるだろう。
つねに、心安らかになるように心がけると、心はきわめて閑かで、欲望は少なく、心境は安定していて、恐れることがなくなる。それにより、身体は労働をしても過度の疲れることはなく、病気などにはならない、
また、食べ物も得られるもので満足をし過食をしなければ、偏食になったり肥満になったりはしない。また、つねにその心に心がけていたら、惑わされることはないだろう。昔の人は、周囲にあまりある豊かさが無かったので、いまのように惑わされることがなかった。この書がかかれたのは漢の時代のころです。
現代社会は、漢の時代よりさらに多くの誘惑があり惑わすものが多い、今後そのような社会でどの様に生きていけばよいのだろうか。

黄帝内経 

昨日は、黄帝内経 の冒頭で昔の人は100歳まで元気だったが、いまはその半分の年でもう衰えているのはなぜかだった。
その原因を、「黄帝内経 素問」にはさらに次のように書かれている。

岐伯対えて曰く、上古の人、其の道を知る者は、陰陽に法り、術数に和し、飲食に節あり、起居に常あり、妄りに労を作さず。故に能く形と神と倶にして、尽く其の天年を終え、百歳を度えて乃ち去る。
今時の人然らざるなり。酒を以て漿となし、妄を以て常となし、酔いて以て房に入り、欲を以て其の精を竭くし、以てその真を耗散す。満を持するを知らず、時ならずして神を御す。努めて其の心を快にし、生楽に逆らい、起居に節なし。故に半百にして衰うるないり。

 岐伯が答えて曰く「上古の人はほとんどは、養生の道理をわきまえ、陰陽にのっとり、術数にあわせ、飲食には節度があり、労働と休息にも一定の規律があり、妄に動くことはありませんでした。それゆえに肉体と精神とは、とても健やかで盛んであり、彼らが当然享受すべき年令まで生きて、百歳をすぎて世を去ったのです。
現在の人はそうでなく、酒を水のように貪り飲み、異常なことを平常として生活し、酔っては房事を恣いままに行い、色欲のおもむくままにして、精気を使い竭し、真元を消耗し散佚させてしまいます。充満された精気を保持することを知らずに、常々精力を用い過ぎ、一時の快さを貪り、養生に反して享楽しています。労働と休息とに一定の規律がありません。こんなことだから五十歳になるやならずで衰老してしまうのです。」

太古に生きていた人は、自然の中でいきて無理をしないで暮らしていたといっている。
私たち人類人間は、樹上生活から地面に降りくらすようにないり、狩猟採集生活をしていた。そのころは自分達が生活する上で必要ものを必要なだけ狩猟採集して、後はあくせくいまのように働いてはいなかったといわれている。また、集団の中では皆が均等に同じ役割をして働いていたと考えられている。
しかし、それが農耕牧畜するようなり、今のように耕運機などの機会はなく、すべて人力で作物を栽培し家畜を育てるようになる。そうなれば、狩猟採集のように全員でするのではなく。農業をするには農作業の計画をたてそれをしきする人がいるようになり。指揮をする人と農作業をする人の階層ができてきた。それにより重労働で働き詰める人と、働かず指揮をすることにより時間を余す人もでてきた。それにより、農民は働きすぎで体を壊し、支配者は暇をもてあまし不摂生な生活をして健康を損ねてしまうことになった。

今なの現代人は、黄帝内経が著された時代より、健康志向やそれに対する科学的な知識はあるが、酒を水のように飲み、足を知らず欲におぼれてやまない人も多い。そのよ不摂生不養生をする人もいる。
この、黄帝内経のこの部分を呼んでいると、坐禅のことについて書いた、天台小止観や白隠禅師の夜船閑話にかかれていることにも通じていることを感じる。

過労死、生活習慣病に思う

現代、過労死が問題になったり、生活習慣病が大きな問題になっている。
中国の太古の医学書の「黄帝内経素問」に、昔の人は100歳以上いきたが、今の人は50歳で衰えてしまうとかかれている。
黄帝内経素問は、いまから、前漢代に編纂されもので、いまから二千二百年ほど前にかかれたとする書物です。

それからすると、いまから100年前は人生50年といわれていた。そう考えると前漢の時代から2000年以上たっても、少しも変わっていないことになる。ここ数十年で医学の進歩や衛生科学や養生について飛躍的に進歩してきているが、ようやく2200年ころと同じレベルに達したのだともいえる。
しかし、今日、医学がいくら進歩し健康衛生管理がなされていも、美味しいものを追い求め飽食に走り、お腹を膨らますため脂っこいものをとる。また自分の今の生活をよくしようと、自分を振り返らずに働く。
また、人によっては低賃金の加重労働を強いられている人もいる。いくら医学や健康への意識が高まっても、肝心なところは黄帝内経素問がかかれたころと、ほとんど変わっておらず進歩していない。
それどころか、健康のためだと栄養剤や栄養食品やサプリメントなどを大量に接収すしたり、薬を服薬する人もいる。

いま一度、中国の医術書の古典の「黄帝内経 素問」を読んでみよう。
黄帝内経素問に次のようにある。(現代語訳 黄帝内経素問 東洋学術出版社参照)

余聞く、上古の人、春秋皆百歳を度えて、しかも動作衰えず。今時の人、年半百にして動作皆衰うる者は、時世異なるか、人はたこれを失するか。

 「私は『上古の人はみな百歳になるまで生き、しかも行動は衰えたりしてはいなかった』と聞いている。ところが、偏在の人は五十歳になるやならずで動作が衰えてしまう。これは時代環境がことなっているためなのか、それともお人々が養生の道にはずれているためなのか」

太古の人はみな長生きして100歳まで生きていたが、今の人は50歳になればもう人生の終わりだが、それはどうしてだろうかと問うているが、漢時代は今のような医学も衛生学もなかったので、成人になる前、十代で死んでしまう人が多かっただろう。また、機械かされていないので農耕もすべて人力と家畜の耕耘だったの、体も酷使されていた。一方支配階級の人は、これからいかに説かれている、不養生な生活を悦楽していたのだろう。たしかに、当時の一般の庶民は重労働のために、そんなに長く生きられなかっただろう。しかし、時に政権の支配階級の権力者などは、70歳以上生きている人も多くいる。しかし、上古の人が100歳まで生きられたというのあは、いくぶん白髪三千丈のようなものと解していいだろうが。
それ以降を読んでいると、私たちの今の生活を考え直さないけないと教わるところがおおくある。

またまた、太極拳について

私は毎朝、朝のウオーキングをして、そのあと公園で太極拳をしているが、そのときに心掛けることを改めて振り返ってみたい。
まず、太極拳をするうえでたいせつなのは。

・呼吸を重視した運動だが、意識し過ぎないこと、まずゆったした気持ちで呼吸するようこころがけている。
・筋肉の隅々まで意識が行き渡るように身体を動かす。
・気持ちのいい運動をすることを心掛ける、雑念や嫌なことを考えずに、身体に意識を集中させる。
・ゆっくりとした身体の動きを心掛ける。
・24式の太極拳をしているが、身体のうごかしかたは始めから終わりまで同じ速度で身体を動かす。
・身体の左右の均等を意識して身体を動かす。
・全身を気持ちよく伸びやかに動かす気持ちをもってする。
・太極拳は見た目にゆったりと身体を動かすので、軽運動でだが質的には技術性が求められる高い運動である。
・自分のそのときの体調を訊いて身体を動かす。

以上の九つほどを心掛けている。

陸上競技でのインターセックス

国際陸上競技連盟(IAAF)は、陸上女子800メートルの五輪女王キャスター・セメンヤ(Caster Semenya 南アフリカ)選手28歳を、生物学上は男性に分類されるべきだとして、彼女の出場資格を制限するとしていた。
キャスター・セメンヤ選手は、平均的な女性と比べて3倍以上のテストステロン(男性ホルモンの1種)を分泌しているとして、う。英国の週刊誌「ニューステーツマン」はセメンヤを,「世界中のジェンダー差別解消運動のインスピレーションとなった」「50人の重要な人物」の一人として選んでいる。また、ベルリンの世界選手権後、IAAFは両性具有の選手で男性ホルモン過剰症である場合、他の選手に対して不当な利点を持つと判断して、2011年、テストステロンなどの男性ホルモンの分泌が一定以上になった場合、女性選手としては競技には出られない決まり,競技に参加するには、この設定枠を超えないようにテストステロンの分泌を抑制する薬を飲むことが条件となっている。

セメンヤ選手は、テストステロン値が高い女子選手の出場資格を制限するIAAFの規定について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した。セメンヤ選手の弁護団は、「セメンヤ氏は紛れもなく女性である。世界中の人々にとって、彼女はヒロインであり刺激を与える存在」「彼女は他のアスリートと同様の敬意と処遇を求めている」と表明していた。

なんだか、筋肉増強剤などの薬物を飲んでいると、ドーピング違反になり出場資格を剥奪されるが、その逆は違反にならないのかとも思う。
しかし、神は人間を公平にまた、それぞれのこの違いがあっても人間として完全に精工にはお造りになられていない。
LGBTの問題もその一つでしょう。それぞれの違いを認め合って共に生きていくのが今の現代社会だ。
しかし、スポーツの世界で対等に戦うにはどうしたらよいのだろうか。
しかし、彼女の問題は、性的マイノリティのLGBTとはちがい、インターセックスです。
インターセックスの正式名称は「DSD」です。これはDisorders of Sex DevelopmentまたはDifference of Sex Developmentの略。
人間の体が胎内で作られるとき、男・女になるための様々な構造が発達していくが、この性分化の過程で一般的でない変化が生じ、性腺、内性器、外性器の分化が非典型に発達していることで、「性分化疾患」とされている。日本では新生児の約2000人に1人がインターセックスだと言われて、つまり日本では6万人程いることになる。

ボクシングや柔道などは体重によって等級をつくり競技をしている。しかし、日本の相撲にはそのような等級は設けていないです。この陸上競技にも男女で別けるのではなく、テストステロンの値によって競技の等級を分けてするようにかもしれない。

ゴリラの直立

ソーシャルメディアでコンゴ民主共和国でゴリラの直立している写真が話題になっているが、このゴリラ保護官のまねをしているようで、数歩歩くことがあるそうです。
写真をみていると、ゴリラはかなり腰を反らしているように見える。このゴリラ腰痛にならないか心配です。

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        REUTERS SmartNews
        Mathieu Shamavu for www.virunga.org via REUTERS(2019年 ロイター)

腰痛は人間特有の疾病だといわれ、草原狩猟採取せいかつから、農耕作業をするように腰痛になりだし、決まった姿勢を続ける工場労働になりより腰痛になる人が増えたという、さらに椅子に座って事務作業をする事に、人間の慢性の疾病になってしまった。
ただ他の映像で、ゴリラに保護官がコチョコチョしているよな映像で、ゴリラが笑っているような様子だったので、かなりゴリラは保護官になつき慕っているようですね。
ゴリラは保護官の人のまねをしているだけだろうが、ゴリラの脊椎の背骨は直線です。人は直立生活をするようになり背骨はS字曲線をえがくようになり、重力の負荷をやわらげています。
しかし、ゴリラはそのような体の構造になっていないので、骨盤は前に倒れ腰椎は前に反ってしまっているでしょう。
ゴリラに、時々直立するのはいいが、あまりその姿勢をしない方がよいよと、教えて上げるのがよいと思います。

また、このゴリラ写ったの写真の姿をよくよく見ると、私が小学生のころ、先生から胸を張って背筋を伸ばして気をつけ! と言われたときに取った姿勢だ。
しかし、よくみると、ゴリラの脚は通常の姿勢では膝が、屈曲している。しかし、この写真では膝が過伸展しているようだ。また、頭は頸椎と人間のようについているのではないので、自然と顔は上を向いてしまうので、顎をを強く引いた姿勢になる。そこで頸に負担をかけてしまうことになる。
しかし、ゴリラがドラミングをするときは、直立してすることが多いので、この写真で見た姿勢に近い姿勢になる。ただ、このゴリラは手は下げて体側においている。まるで人間を真似ているような感じです。

そこで思うこと、私たちホモ・サピエンスは、アフリカから発生し世界中に広がりました。このゴリラは、新しい霊長類に進化する前兆でしょうか。ホモ・サピエンスである私たち人類は、進化するにつれ技術を身につけ科学を発展させてたが、本来持っているはずの、自然に対して持っている能力を失ってきています。

しかし、ゴリラはそれを持っているので、このゴリラが進化していくと、映画『猿の惑星』のように、科学技術の進んだ便利な人間は次第に退化していき、人間に飼われていた猿は次第に、人間のする事を学び、人間以上の能力を持つようになった。そして、猿が人間を支配する世界になってしまった。

その前兆だったりして-----

歩き方

魚はどうやって泳ぐのか、胸鰭などの鰭を使って泳ぐように思えるが、身体を左右に振って泳ぐのが本当のところのようです。は虫類のトカゲやヤモリなども進むときに、四肢を使って前に出して進むが、身体脊柱は左右に振れてすすむ。四肢のない蛇も同じように進む。足のない生き物であるミミズは蛇のようには進まない、身体を収縮してまっすぐに進む。足が多い具足虫であるムカデなども、蛇とおなじで身体を左右に振って進む。では哺乳類はどうかというと、走る時とゆっくりと歩く時は違う陽です。歩いているときあは、身体を左右に振れるが、走るときは左右には振らない、脊柱を大きく曲げて伸ばしてすすむ、前足を出して後ろ足で地面を蹴るときは、身体を伸ばすが、次の瞬間は前足と後ろ足は互いに前後に交差し、背骨は大きく曲がる。

では直立二足歩行をする人間はどうなのだろうか、人間は直立して二本の脚を使って前に進むので、身体をくねらせては歩かない、走る時もそのようなことをしない。必要がないからしない、体幹の軸を中心に上肢を交互に振って歩く、四足で歩いたり走ったりするとき、動物や魚のようになこ身体を左右に振ったりはならない。もしそのような歩き方は異常歩行となり、それぞれの症状により障碍がある。大臀筋歩行やトレデレンブル徴候がそれででしょう。

このような事を書いていると、人が泳ぐときは身体を水平にするので、魚のように体軸が左右に振れるかというと、そうではなく平泳ぎやバタフライなどや上下にうって泳ぐことを考えると。陸棲動物が泳ぐときも魚のような泳ぎ方にならない。これは何故だろう、もう少しこのことについて考えて見ようと思う。

呼吸と動作は両立しない

三木成夫は、『海・呼吸・古代形象』で、「呼吸に専念しているときは、だれも隙間だらけ」「動作と呼吸はけっして両立しない」という、わたしはこの隙間だらけということはよく解らないが、両立しないはこのことを聞くまで呼吸と動作は密接な関係があり一蓮の上のものだと思っていた。

しかし、よく考えると人の臓器は肺を除いては自律神経によって動いて、個々の臓器はそのこの臓器がその時々に適応して働いている。しかし、肺は横隔膜の上下運動や肋骨の骨格筋によって、肺が膨らんだり縮んだりして、肺の肺胞に空気が取り入れら酸素と二酸化炭素のガス交換が行われる。
肺の細胞が受動的に酸素を取り入れ二酸化炭素を排出しているのではなく、肋骨につく骨格筋が自律的に動いているからになる。
それにより、呼吸は意図的に息を大きく吸ったりユックリと永く吐くことができる。しかし、坐禅などで静坐をするになかなか簡単にはできないのも、三木成夫が言うように、「動作と呼吸はけっして両立しない」と言うのもそのことだろう。

昨日の話に関連して

ドイツの解剖学者Julius Wolff(1836~1902年)と言う人がいるが、「正常にせよ、異常にせよ、骨はそれに加わる力に抵抗するのに最も適した構造を発達させる」と言っているが、つまり、[骨は使わなければ骨密度は減る]ということで、ウォルフの法則とよばれている。
また、デイヴィスの法則というものがある。身体を動かす可動域は、使わなければ失われるし、エネルギーを靱帯や腱にためる能力も失われる、といっているそして、アフリカで生まれた我々人間すなわちホモサピエンスは、アフリカの地で狩猟採取生活をしてくらいしていたが、農耕を始めることによりいままで、獲物を追うために走り続けていたが、それをやめ定住するようになり、農業革命がおこなわれそれを数万年つづけていた、しかし大きくそれをかえたのが、ヨーロッパで近世の初めに起きた産業革命ほんの500年ほど前の話しです。
しかし、それが人の身体を大きく変えることになり、いままた新しい産業革命というか電子革命というか新しい変化が急速に起きているが、それら今私たちの身体の動かし方をもかえ、身体のつくりも変わってきているという。

人は直立二足歩行をしているが、それには足裏の土踏まずに形成が必要だが、土踏まずが未形成の人が増えているときく。また、直立した時の足裏での重心がだんだんと後方に移動してきているという、このままそれが進めば人は立っていられず後ろに顛倒してしまうということを聞いたことがある。
また、床に坐って講義していて長座の姿勢をすると(足を延ばして床にお尻をつける)、手を後ろ側に床につけて坐っている人が増えてきているように感じる。
これも長座をしたとき重心が後ろに来ているので、後ろに倒れるので体を支えている。

後数十年したら、人の身体の重心はどうなっているのだろうか。

イヌが癲癇を予知し知らせる

犬は意識を突然失う発作「癲癇[てんかん]」の発作を予兆できると、フランスのレンヌ大学の研究チームが発表した

[てんかん]の発作をおこすときわずかなの臭いを犬が嗅ぎ分けられるとして臭いがあることを突き止めたとしている。さらにこの臭いの分析の研究を進めることによて、[てんかん]を感知できる可能性がでてきたと述べている。研究チームは、糖尿病やガンに特有の臭いがあると言われることに着目して、[てんかん]にもあるのではとないかと、それを確かめるために5人の患者から、発作を起こしたとき運動したとき、落ち着いているときの汗を採取し、特殊な訓練をした5頭の犬に嗅がせた結果、3頭の犬が100%、2頭の犬が67%の確立で臭いを突き止めたと発表した。
研究チームはイギリスの科学誌「サイエンティック・リポーツ」の電子版に「いぬが臭いを嗅ぎ分けるのは明らかで、[てんかん]の発作に伴う得意的な臭いをが存在することがしめされた」として、[てんかん]の発作がどのようなものか突き止め分析することで、発作の予兆を感知できるようになる可能性があるとしている。

このようなことは、研究室の中で研究されるだけでなく、臨床やフィールドワークでの研究が重要になってくるのではないだろうか。犬は飼い主に従順で他にも、飼い主に異変に気が付き、犬が周囲にその異変を知らせようとしたことなどの報国もあります。[てんかん]がある人が犬のペットを飼っていたら、飼い主が[てんかん]をおこしたとき、犬がどのような反応をしているかを観察してみるとよいだろう。それには、犬の飼い主に犬が[てんかん]をおこしたときどのような様子だったか、主治医が聞き取り調査などをすることにより、情報をあつめて分析して[てんかん]の患者にとって発作が起きる前に対処しておくことなどや、その予防をすることもできるようになってくるのではないだろうか。
今後の研究に期待したいです。


*テンカン 痙攣(けいれん)・意識障害などの発作を繰り返す脳疾患。原因不明の真性と外傷・腫瘍(しゅよう)などの損傷によって起こる症状性とがある。

よる深く眠るには

深く眠ることは大切なことです。人間に限らず動物はみなそうだと私は思っている。そこで、深く眠るためのコツと言うものがあると聞きました。
NHKのテレビを見ていると、1日3分で熟睡できる「ぐっすりストレッチ」を紹介していた。
おおむね次のようなことだった。

眠るには、体温を下げることにより、眠りのモードに入っていくといいます。子供が眠たくなってくると、手足がぽかぽかしてくるのは、体温が上がっているのではなく、手足でからだの体温を放出しているからだとききました。
それでは、手足の血行をよくして、手足をラジエーターの役割を果たさせたらよいことになる。

そこで、「深く眠るための簡単3分ストレッチ」となる。すべてで3分のストレッチでよく、一つを1分間で3セッションです。
このストレッチは、深部体温を上げてから、下げることをねらっている。つまり副交感神経を優位して睡眠につくということを狙っている。

具体的な方法を右に紹介してみる。
・首もモミモミ
  後ろの首筋を上から下にマッサージする
首もみをすることで首こりも解消する。首を揉むことにより血行が促進され深部体温が上がりやすくなる。

・肩胛骨ストレッチ
  肩胛骨を廻す意識を持って腕を廻す
  菱形筋の伸縮、前鋸筋の伸縮
両腕を曲げ、脇を開いてひじを上にあげる、腕をそのまま後ろに向けて、大きくゆっくりぐるりと肘を回すように肩甲骨を寄せるようなイメージ

・リラックスストレッチ
  床の中で横になり(仰臥位)
  深呼吸をしながら足首の曲げ延ばしをする。
  血行をよくして深呼吸を意識する。

鼻でゆっくり息を吸い同時に足首を手前に曲げるようにする。布団なかでもよい。
・足の動き
足首を手前に曲げることでふくらはぎをほぐし、脚の血行を促進される。
・呼吸
口からゆっくり息を吐くときはゆっくりと吐ききる。同時に足首を元の位置に戻す。これを1分間繰り返す。

寝る前に入浴すると、入浴で一度上がった深部体温が下がりやすくなって眠気が訪れるということです。

私はこのところ夜何度も目が覚めるので、試してみようと思う。

アイマスクをつけての太極拳

毎朝、近くの運動公園までウオーキングをして、その後に太極拳をしている。わたしは空が白みかける頃に家を出るようにしているが、冬は白むのが遅いので、暗いうちから家をでて、運動公園についてもやはりまだ暗い。
太極拳にかぎらず他の運動もそうだろうが、明るい方がしやすい。太極拳は眼法を重視して行うとよいと言われている。からだの向いている方の前方を注視して行うが、明るい時に太極拳をするのと、目の先の見えるものに視点を定めることができる。しかし、周囲が暗いとその目を据えるももがはっきりしない。そうすると、特に片足立ちになるときに、からだのふらつきがでやすくなる。明るいときと暗い場で太極拳をするとき安定性が違う。暗いときはやりにくい時がある。これはまだまだ未熟な証拠だろう。自分の身体に意識を集中するために、視覚情報を遮って太極拳をするのもよいだろう。

一度、アイマスクをしてやって太極拳をしてみると、からだの動きを視覚情報に頼らず、からだのバランス感覚に集中を専念してみるのもいいだろう。太極拳は四方にからだを向けて動作をするが、便宜上基本姿勢をとった方向を南として、東に向き、180度返り、前に進み45度から60度方位をかえたり、方位を変えながら先進や後退しする。そうすると、アイマスクをして太極拳をすると、その方位がずれてしまうことがないように、自分のからだの向きを常に意識する必要がある。それにより、自分の体の感覚を研ぎすますこにもなるのではないかと思う。

まずは、目をつぶって足踏みを30回する、30回足踏みをしたら、目を開けて足踏みを始めた所と同じ場所にいるのか、どれだけすれどれだけ向きが違うのか。
この、テストでは人によって違うが、かなり動いてしまう人や向きが回転してしまう人もある。人によっては1メートル以上動く人もいるので、安全な広い場ですることが大切です。

朝のウオーキングで思ったこと

早朝のウオーキングをしているが、早朝にも関わらず、私以外にも他に多くの人が歩いている。
そこで、その人たちの歩いている歩き方をみてみると、なかに気になる歩き方をしている人もいる。

次の観点で歩き方を観察してみたら、その人の歩行において歩き方がぎこちないのはどこからくるのかと想像してみた。

まず一般的な歩き方観察として、運動の対象性がとれていない、足の運びの運動の円滑性でない、腕の振りがなかったり不自然なところがある。歩いているときに体幹に傾きがある、歩いているとき身体が波打つように上下運動をする。
次に、かな点を観察すると専門的になってくる。それは次のような点でになる。身体の軸が歪んで頭部や肩の位置がずれている。骨盤が傾いている。股関節・膝関節や足関節の動きの可動域が過伸展や逆に拘縮している。歩いているとき足の運びを見ていると、立脚期や遊脚期の足部の状態が左右に差がある。これらを観察しているてみると。

なんんか酔っぱらったような歩き方。歩幅が小刻みな歩き方。足を引きずって歩く。何かはずみをつけて歩いているような歩き方。足を分廻して歩く。歩いているとき膝をあげて足先から地面につく歩き方。逆に踵を打ち付けた歩き方。お知りをフリフリして歩く。歩くとき遊脚足が身体の正中線を越えている歩き方。
歩き方を観察するには、例記したような歩き方があるが、早朝歩いている人には、これらが顕著に表れて歩いている人はいないが。よく観察すると少なからずこの傾向が見られる人が何人かいる。

しかし、そのような人の中で、夫婦と思われる人が一組いてその連れ添いの一人が、若干分廻し傾向があり身体が揺れ歩く人がいるが、だんだんとその動き方が改善されているのを感じる。毎日リハビリがてらに早朝のウオーキングをしているのでしょう。

太極拳の階梯の心がけ

ものごとを始めて早く何かの結果を出したいと言うのは世の常です。特の世の中の流れが速くなった現代は、物によっては1分1秒の差が結果を大きく左右する時代になってきしまている。
経済活動などでは相手を抜きんでることにより優位に立とうとする。しかしそれがスポーツや芸術や学術などでもそれが求められてきている。
このことは布いては事を急いでしまい基礎を疎かにしてしまう恐れに陥ることになれば、それは本末顛倒といえるだろう。

太極拳総合教程と言う本の太極拳の練習階梯 盤画子の習い方に次のようにある。
 習い初めの時は、毎日一手或いはニ手だけ学習すれば十分である。多すぎてはならない。多いと姿勢が不正確になり、また安易な横道に入りやすく、太極拳の正しい意義を失うことがある。 と。
早く上達しようと欲張って練習することを戒めている。
焦って多くを学び練習したり、力を用いることも避けるべきでだとある。それは、「速ならずして速さを求めれば則ち気を傷つけ、力無くして力に努めれば則ち血を傷つける」しすて拙速・速成に多くを求め練習をすれば、気と血を傷つけ躰を危うくするという。

盤架というのは太極拳をゆっくり、丁寧に練習することでだが、習い始めて直ぐに全套路を繰り返しても効果はそれほどなく、逆に無用な癖がついてしまったりする。

太極拳の練習を始めるのに先ずは、起勢の前に予備勢をして始める。それは、単に姿勢だけでなく、両脚を揃えて姿勢を正し立、舌先を上顎につけ、唇と歯を互いに合わせ、鼻で呼吸する。体を中正にし、胸を含み背を抜き、肩を沈め肘を垂らし、頭は正しく頂上に懸げ、尾閭を収める。つまり、口は唇を軽くとじ、胸を張ったりお尻を後ろに突き出したりしない。頭と体幹と下肢は一致させ、足は足裏で左右均等にたち虚実を分ける。
とある。

そして動きは、常に円満な動きを心がけ、ムラのない動きをで軽やかにする。太極拳に限らないが、視線は重要です手の前方をみる、手は動く方向を先導するのでが、視線や手の動きより身体が先に行われてはいけない。初心者はよく陥りやすいので気をつけないといけない。

呼吸はとくに意識をするひつようはなく自然にする。正しく套路が行なわれれば自然と呼吸は正しく行なわれるという。
総合教程に次のようにある「上下左右を互いに繋げ、陰陽剛柔を明白に分ける。心を澄ませ神を斂める。無思無慮となり、気を沈め力を鬆めることにも気を配る。なぜなら、気を沈めれば、呼吸が調和し、力を鬆めれば拙力が消えるからである。」

まずは、姿勢を伸びやかにして、少しも無理をなくすと、胸郭は自然tの開展し、血気が調和して階梯の盤画子が上手くいくと言う。

焦らずぼちゞゞと一歩々々することが、大切でそれがとどのつまりははやみちになるのだろう。

太極拳と坐禅と修行 続編

白隠禅師が寝食押さえて坐禅に励んだところ、禅病になったのは、無理な修行のしすぎだったと書いたが、夜船閑話に心火逆上、肺金焦枯、拳措恐怖多し、心神困倦し、寐寤しなどと書かれていることから、医師の高山峻氏は、大法輪閣からだされている「白隠禅師夜船閑話」(この本で著者の紹介はなく、出版は昭和18年となっている)で、白隠禅師の禅病を次のように分析している。種々の境界を見る、両腋に汗を生ず、両眼常に涙を帯ぶ、などから神経衰弱とみている。また、肺結核を患うと神経衰弱を随伴するので、白隠の肺金焦枯の症状から呼吸器に異常があったとみて、結核により神経衰弱を併発しているとみている。

昨日、白隠禅師は坐禅のし過ぎで、禅病にかかり内観法で克服したと書いたが、白隠禅師は江戸時代の当時、結核は不治の病とされたものを、内観の法により肺結核をも克服している。

太極拳は動く坐禅で動禅と言う人もいるが、太極拳は内観法を内蔵しているということを聞いたことがる。
太極拳は「真綿に鉄弾を含むが如し」のようにしなければならないと言う。これは、外面的には綿のように柔らかく、内気は鋼鉄のように堅固であれということとされている。
具体的には、太極拳は、ゆったりとした動きで自然に呼吸し、気をおさめ神を凝らし、不用意な過度の力を用いずに、柔和を主としなければならない。そうすれば、呼吸が和順となり、精・気・神と内力が十分にみなぎってくるそうすると、筋骨は伸びやかになり、呼吸も自然と深く長くなり精神を奮発させるという。

つまり、話はもとにもどるが、身体運動を正しくしていれば、自ずと身心を鍛錬し、精神を奮い起こすことになり、運動していれば「流水は腐らず」と言うように身体は健康になる。錆のついた鉄の道具も使っていれば錆がいつのまにか消え光ってくるようなものなのでしょう。
ことわざに「健全な精神は、健康な身体に宿る』と言い、学校で体育やスポーツが重視されてなされているが、昨今のスポーツ界の出来事はいささか怪しいものです。また、いまはこの諺は身体障碍者は健全な精神は育まれないのかと差別につながるとして使われなくなているが、まさに白隠禅師が禅病と結核を克服したことは、内観法と坐禅によって精神修養に勉めた結果であり、むしろ「健全な精神があって初めて健康な肉体になる」というべきだと考える。

太極拳と坐禅と修行

スポーツと武術の違いは何か、武術もスポーツも身体運動の一つであることには変わりない。スポーツは競技であり、点数を取相手に勝ことが一番のもくてきだが、武術について書いてある書物を読むと、これを以て心身を鍛練し、精神を奮い起こすと書いてある。また、人は身体を動かすことは、流水腐らず、使う鉄は錆びずのように、身体を動かさないと人の身体機能は落ちてしまうといわれている。しかし、過ぎたるは及ばざるがごとしで、筋力を鍛えすぎてもいけない。

太極拳は「真綿に鉄弾を含むが如し」とよく言われるが、皮肉は綿のように柔らかく、内気は鋼鉄のように堅固でれということです。だが、柔軟を求めすぎて、気力が萎えてしまってはよくない。
太極拳の基本の特徴は初めから終わりまで同じようにゆったりとした動きで自然に呼吸し、気を斂め神を凝らして、過度の力を用いずに優しく穏やかにすべしとしている。これは、精・気・神と内勁を充分みなぎらせるので、心身内外とも気力を萎えてしまうようになってはいけない。
太極拳総合教程に次のようにある。
「夫れ、慢(=緩慢)にして後、能く柔たり。匀(=均)にして後、能く和たり」という。この柔和となりて、初めて筋骨は伸びやかになり、気血が調和する。呼吸もこれによって深く長いものになり、精神を奮発させるのである。」

これをおこなううえでの要諦は次のことだと思う、よく太極拳の練習は常に正しい姿勢を要求する、拙力を用いてはならないとする。心中は泰然とし天道と一体となり、無念無想を目ざせという。
そして、太極拳の練習は全身をゆったりとさせ心は何事にもとらわれない気持ちでする。また、疲れる前にやめてよい、練習の長さはその人の熟練度とそのときの状態できめる。

無理に練習をするなら、弊害が生じやすいという。
意気を上昇させ過ぎると脳充血、神経錯乱の患いが生じ。意気を中間に隔てた時は胃病、心臓病の患いとなり、意気を沈め過ぎると痔疾、脱腸の患いが生じる。と、太極拳総合教程に書いてある。

これの部分を読んでいたら、白隠禅師の「夜船閑話」を思い出した。
白隠禅師は悟りを開いたとして、恰悦踏舞しさらに侵食ともに廃せんとして修行に勤しんだら、「心火逆上し肺金焦枯して、双足氷雪の底に浸すが如く、両耳渓声の間を行くが如し、肝膽常に怯弱にして、拳措恐怖多く、心神困捲し、寐寤種々の境界を見る」ことになり禅病になった症状を夜船閑話に書いている。
白隠禅師はいろいろ医師に診てもらい薬石を試したが効果がなかった。白川の邑に住まいす白幽仙人に内観の功を授かり全治したとうい。
白幽仙人は白隠を診て「坐禅修行の度がす過ぎた結果だと、それで重症になりにくく治りにくい、坐禅観法の病なので内観の法によって直すしかない」と言った。

このことは、太極拳はもちろんのこと、あらゆる武術はもちろん、スポーツなどの練習鍛練は、よき指導者のものその人の身体に合った方法とペースでやらないと、健康になるためや身体を鍛えるために、しているはずが逆に身体を壊してしまうことになることを示している。
いまオリンピックだのパラリンピックだの、健康のためだのと、身体を動かして鍛練することがよいことだと言われているが、バカすんなよと五歳のチコちゃんに叱られないようにしたいと思う。

太極拳の教程書を読んでいて

私は、太極拳の学習会は、日本武術太極拳協会の先生が指導してくれたが、毎回練習に入る前に歩行練習をしていた。この歩行の練習は、左右野馬分鬣や左右ロウ《手偏+婁》拗歩を手の動作を付けずにしたり、手の動作を付けたりをまず初めに充分にしてから練習に入っていた。その時は深く考えずにしえいたが、「太極拳総合教程」の本を読んでいると、次のように書かていた。

太極拳の練習階梯
架子の種別 《わたし注記》
現在、太極拳を学習する者は   中略   練習はわずか三、四箇月で「すでに門径を得たり」などという。
先人たちが初歩の段階では、まず馬歩站椿、川歩站椿《手揮琵琶》などを練り、これを基本功夫としたことを知らないのである。これをかなりの間練ってから初めて十三勢拳式に入った。しかも、一勢一式の練習ででさえ二、三箇月かけた。どの技どの構えも完全に習熟し応用できるようになってから、初めてこれに合わせて太極拳の全套(=体型)としたのである。  以下略

現在、世の中の時代の流れや、何でも便利になり則結果を求められる時代になってきて、習う人もせっかちになり地道にコツコツとすることに耐え堪えることができにくくなってきているようです。同じことは伝統工芸や手作業による工業技術などでも、師匠と弟子の関係の技術伝承は時代遅れと言う人もいる。
この太極拳の練習階梯 架子の種別にかかれている、このことは合わなくなってきているかも知れないが、基本は大切にしないといけないということです。基本は大切にしていきたいと思います。

このことは、太極拳にかかわらず他のすべてに対しても言えることでしょう。

人間の感覚

ポーランドのアンジェイ・ヤキモフスキ監督の『イマジン』と言う映画があるが、視覚障碍者が白杖を使わずに外出することだ出来る講師と一人の目の不自由な女性の物語です。
主人公イアンは口を鳴らしたり口笛を吹いたり指を鳴らしたりしてその反響音で自分の位置を知り街を自由に歩き回る。
まるで、コウモリが暗い夜や洞窟の中で蛾などの餌を獲るかのように、街を歩き回るのです。

人間は情報の8割が視覚情報といわれている。しかし、視覚障碍者はそれが無いのです。では他の情報を感じる手段としては、音と皮膚感覚しかないです。

人間が見ることができるのは赤から紫の色の波長だけしか見えないように、音も一定の音の領域しか聞こえないが、コウモリが夜自由に飛びまわり虫を捕らえることができるのは、人間が聞こえる以外の音域を聞き取ることができ、また音質も聞き分けられるのでしょう。色には明度と色相と彩度がありそれが組み合わさった色調(トーン)というものがあります。音にも同じようなものがありそれを巧みにコウモリは情報しょりできるのでしょう。
音音痴の私にはあまりよく解らないが、音色や音程やトーン等があり、主人このイアンは特にそれらを聞き分けることに秀でているのでしょう。
コウモリが音波を出し、反響を頼りに自由に飛べるように、口笛や指を鳴らして正確に周囲の状況を把握し反響定位歩行ができるのでしょう。

コウモリが人間が音情報として得られる物以上の情報を得られるのは不思議のように感じるが。コンピュータセンサーで音を様々なフィルターにかけて分析処理すると、多くの情報をお得られるといいます。
衛星の搭載した高感度カメラで地球を撮影し、赤外線処理などでさまざまな分析をすると、その地形がどのようになっているか、実際に現地に行くより詳しくわかるといいます。それとことが、コウモリは音により感じ取り分析ができるのでしょう。

イアンが口笛や指を鳴らしたりしてその反響音で自分の位置を特定して目的物がどこにあるかを見つけ出すことは、まるでコウモリのようです。ホモサピエンスである人間が、誕生したころはまだそのような感覚をたくさんもっていたが。だんだんと進化するとともにそして農耕文化を発展させるとともに、それらの素晴らしい感覚を使わなくなり忘れてしまってのでしょうか。

太極拳の練習と日常の生活

太極拳の練習をするのに、
動きが緩やかで呼吸が自然で無理に力を入れずに精気神を鍛練して心身を一つにする
身体に適合し鍛練すること、時間に余裕を持ちよい環境でおこなう
心を静め気を和らげてすること
そしてよき指導者に学ぶことの四つが大事たと指摘している

また、天台小止観では
持戒清浄 心身の清浄に勉めよ
衣食具足 衣食の準備をしておく
閑居静処 落ち着ける静かなところで行なう
息諸縁務 雑務から解放されるように努める
得善知識 よき指導者を選べ

ものごとはなんでもそうだと思うが、特に心の修行をするにはこのことが一番たいせつです。

しかし、そればかりにとらわれていると、実社会では過ごすことができないのはあたりまえといえる。

維摩経では、釈迦が維摩の見舞いに行くように、10大弟子に頼むが、弟子たちはことごとく固辞します。
それは、この太極拳の練習をする時の心構えや、坐禅の心構えばかりに固執していたら意味がない、実際の社会の中で役に立たせることことができる方法でなければならないと同じでしょう。
一大弟子の舎利弗に「坐禅というのは俗世間のなかにあって、身とこころを現わさないこのです。修行を捨てず俗事をするのが坐禅だ」言い。
二大弟子の木蓮には「在家の人に聖者やの道を説くのは間違っていないか、有りのままの姿を説きその立場に立つことが仏教だ」
三大弟子の大迦葉には「乞食行は平等に世界に立脚し、自然のままに実践すべきで、智慧によってものごとに接し、現象は幻だと知ることです」
のように、維摩を見舞いに行くと言う釈迦の頼みを弟子たちは断ります。維摩は仏教の教えや修行は、その形だけより中身が大切で、現実の世界に生きている者のためにあるのだと言います。

スポーツ選手などはそのスポーツを窮めるためにその競技をしてる時だけに焦点をあて、日常の生活の中にそのスポーツが活きていず、逆にそのスポーツ障害を患ってしまう人が多いです。

太極拳に限らず、中国や日本などの武術は心身の鍛練をするのだと言います。太極拳もただ、太極拳の套路をしているときだけでなく、日常生活のなかにもそれが活きていかないといけないのでしょう。



太極拳について

私は毎朝おきてから、練功の前段をして、(本当は後段と、続集益気功もしたいのだが)歩いて20分程の公園で簡化二十四式太極拳をして家にもの戻っている。

二十四式太極拳は、共産党が国民党との争いに勝ち中国を解放し、毛沢東が中華人民共和国の樹立を宣言し、戦争で荒廃した国を建てなおすためには、国民が健康が重要だとして、毛沢東が日本のラジオ体操のように中国人民が簡単にだれでもできる健康体操を作れないかと思い。中国に多くある古来の武術のなかから太極拳の各流派に、国民がだれでもできる健康体操を考えさせて作らせたものだという。

日本のラジオ体操と違う点は、ラジオ体操は日本の古来の伝統武術にもある、心身を一致させる点を大切なものとして取り入れなかった。NHKのテレビテキストのまる得マガジンに、「これが正しいラジオ体操」と言うテキストがあるが、そこには、身体の動かし方には詳しくふれているが、心とからだについての事は書かれていない。
しかし、太極拳の本を読んでみると、まるで坐禅の教本のように、心と身体の合う致つについてや呼吸のことについても書かれてる。簡化二十四式太極拳にも、その点を重要なものと位置付けたている。

「太極拳総合教程」と言う本があるがこの本は、中国が国民党と共産党の合作により日本の占領に抗して解放される直前に出版された本です。その本のページを繰ってみると、中国ではすでに中国の伝統武術の太極拳は、動きが緩やかで呼吸が自然で無理に力を入れずに精気神を鍛練して心身を一つにするとところにが要諦だとしている。そして、身体に適合し鍛練すること、時間に余裕を持ちよい環境でおこなう、心を静め気を和らげてすること、そしてよき指導者に学ぶことの四つが大事たと指摘している。

これらの言葉を読んでいると、坐禅の指南書とされる、智顗天台大師が撰述した「天台小止観」のはじめに、持戒清浄 衣食具足 閑居静処 息諸縁務 得善知識と書かれている。
太極拳に限らずに中国の武術も日本の武術も単に技を磨くだけでなく、それには心身の合致が必要だといわれている。坐ってする座禅を静禅といい、太極拳を動禅ともいうそうです。

「太極拳総合教程」を読んでいると、「十三勢行功心解」と言う言葉がでてきた。
十三勢行功心解とは。
・心を以て気を行らせ、務めて沈着ならしめば、収斂して骨に入る。気を以て身を運び、務めて順逐ならしめば、乃ち能く利を便にし心に従う
・全身の意は精神に在りて気に在らず。気に在れば則ち滞る。有気ならば則ち無力、無気ならば則ち純剛なり
・意気は須らく換えるに霊を得れば、乃ち円滑の趣有り
・行気は九曲の珠の如く、往きて利ならざるは無し
・気は直を以て養う、而して害無し
・心は令と無し、気は旗と為す
・腹ゆるめ気沈め骨に入るべし
・牽動往来、気は背に貼るべし
・気は身躯に遍くして少しも滞らず
・腹内は鬆浄にして気は謄然たり
・意気は君来るがごとく骨肉は臣なり
・意気等しく来れば骨肉は沈む

これらについてはこれからゆっくりとこの本を読み進めていこうと思う。

昔を懐かしむ思いが、心身の機能改善に役立つ

ドイツの旧東ドイツ地方で、昔を懐かしむ風潮でてきているそうだが。
その中で、旧東ドイツ地域にある老人ホームでは、衣装は内装を旧東ドイツ風にしたところ、思わぬ効果があらわれたといいます。
昔を思わす内装や衣装の環境により、昔の思い出がよみがえり、脳が活性化されたようだとしています。しかも中に寝たっきりの人が、歩けるようになった人もいるそうです。

東ドイツ時代の郷愁への良し悪しはともかく、昔を思うことにより脳が活性化され、認知症の改善や心の働きが体の機能まで向上させる働きは、これkらの時代の、高齢者支援やさまざまの人への支援に対しても、参考になるのではないだろうか。

朝の練功

前に、八段錦と練功の前段・後段・益気功の中からいくつか取り出して、20数分でできる体を動かす体操を考えてみようと思うと書いた。

そこで、NPO法人日本健康づくり協会「日本練功十八法普及センター」https://renko18.jimdo.com/を見ると。

練功十八法について書いてあた。
それによると、前段は初心者向けで、首、肩、腰、足の筋肉をほぐすストレッチ体操と書いてある。
後段は、関節を緩め内臓の緊張をほぐす自己マッサージ効果がある。
益気功は、呼吸機能を向上させる、呼吸体操と書いてある。

このことから、初めに益気功を主に取り入れそのあと、前段と後段そして、クールダウンするために、再び益気功を取り入れ。その中に八段錦を入れてみようかと思っている。もう少し自分でいろいろやってみて纏めてみようと思う。

朝 からだをどう準備するか

毎日早朝に公園で太極拳をしているが、その出かける前に家で練功十八段の前段をしている。

それは、一日にウオーミングアップと言うかアイドリングのためにしているのだが、それを毎日続けていて、いま思っていることがある。
練功には前段と後段それと益気があるが、太極拳とついで八段錦が書かれているテキストがある。練功の3ッつと八段錦を全部すると1時間程かかる。
そこで、益気と八段錦と前段と後段のそれぞれの、身体の動きを調和させるのによい部分を抜きだし、その要点を32ほど取り出して一つの組にまとめてみてはどうかと思う。ではその62の動きから32をどう選んだらよいだろうか。

これかどれを選ぶか、練功の前段後段それと八段錦について改めて調べて、どれを選ぶかを考えて見よう。

はじめに深呼吸をし次に、ウオーミングアップをして、頸部、下肢、上肢、体幹を意識する動作を組み最後にクールダウンをするように動きを組み立ててみようかと思っている。

それぞれの数はどのようにしたらよいか考えて見た。
・深呼吸・・・・・・・・・・・・・・・2
・ウオーミングアップ・・・3
・頸部・・・・・・・・・・・・・・・・・2
・下肢・・・・・・・・・・・・・・・・・7
・上肢・・・・・・・・・・・・・・・・・7
・体幹・・・・・・・・・・・・・・・・・7
・クールダウン・・・・・・・・・2

では、これらが纏まったらまた紹介してみることにする。

練功十八 後段

先日 練功十八法の前段について書いたが、後段について書いてみる。

練功十八法(後段)

第一套
四肢の関節痛 腱鞘炎の予防 肘の外側あたりの筋肉の炎症 内臓機能のみだれへの予防
四肢関節を鍛練し関節辺りの筋肉の拘縮と萎縮や固着を緩和し、四肢関節の活動強化を促す。
・第1節 馬歩推掌 馬歩(中開歩で膝を曲げ)で両手の平を前に押し出す。
馬歩を正確におこない、両手指先を向い合せ伸展気味に押し出す
肘関節 腕関節 指関節を意識する。腕、背、両脚の大腿四頭筋にイタ気持ちいい感がある。
腕や足の力を増強する。 膝関節の痛みと慢性リュウマチ性関節炎に適用
・第2節 歇歩推掌 足を絡めて曲げ両手を左右に出す
歇歩は右足家かとを45度内側に回し左足を180度外側に回し、上体を90度左側にひねりさらに90度ひねる。両脚の膝を曲げ左足膝を右膝内側に入れる。難易度の高いどうさだが、初心者はからだを垂直に保ち、重心を掌握することを心掛ける。
股、膝、足関節と大腿に顕著な酸張感がある
四肢関節 首 肩 腰の疼痛
・第3節 上下疎通 手を挙げて体をひねって手を下ろす
片手を上げるとき真っ直ぐに垂直に腕を伸ばし天を支えるようにする。
上下肢関節筋肉の活動により全身の気血の流れをよくする。首肩背腰下肢に酸張感がある。
首 肩 背 腰 下肢および四肢関節の疼痛に
・第4節 転退回頭 体を回し頭を回す。
腕を前方に押し出すとき肘をまっすぐに伸ばす。足は弓歩で後ろ足は踵をつけ伸ばす。
四肢関節 首 肩 腰 下肢の疼痛
・第5節 左右Deng(足+登)腿 左右に足を蹴り出す
足を蹴りだすとき動作をゆっくとし重心を安定させる
下肢および足の甲に酸張感がある。
膝関節 下肢関節 下肢筋力を増強する
・第6節 四面蝪Jian(毛+建) 足を四方に蹴り上げる
足を蹴りだすとき動作をゆっくとし重心を安定させる。後ろに蹴るときは、大腿と床は垂直のままでおこなう。
足の各方向への運動機能を鍛錬する

第二套
上肢の活動特に、肩・肘・手首・手・指の各関節を動かすことにより柔軟性を高める。
上肢の柔軟性を高め血行の促進と神経と体液の調節機能を高め調和を図る。
・第7節 四面推掌 四方に手の平を押し出す
手を伸ばし出すときは、上体は垂直にし、両腕は一直線活かつ水平に手は立掌し虎口を開く
首肩腰肘手首指の各筋肉と関節の鍛練
手首関節や指関節の腱鞘炎に効果がある
・第8節 拉弓射箭 馬歩になって弓を引く
馬歩は正確にし、弓を引いた両腕は水平にし押し出した手は立掌にする
両腕 手首 指 大腿に酸張感がある
両肘外側の筋肉を柔軟にし、手首および指の屈伸機能と内回し機能の強化
・第9節 伸臂転腕 肘を伸ばし腕を旋回させる
手首を回して腕を分け開くとき肘を曲げない、できるだけ大きく動かす
手首と肘の旋転活動の向上と前腕の筋 腱 腱鞘の活性化強化
手首関節の腱鞘炎に効果
・第10節 前後展臂 両手を前後に展開させる
前に出す腕後ろに伸ばす腕は一直線にする
首 肩 腕 肘 手首 指に酸張感がある。
肩 肘、手首の筋を鍛錬する
・第11節 馬歩衝拳 馬歩になり両膝を曲げ拳を突き出す
突き出す拳に力を込め、上体を垂直に前後左右にぶれない。
腕 手首 指 両脚に酸張感がある
前腕、上腕の筋肉軍の鍛練と強化
・第12節 Song(髟+松)臂転腰 腕の力を抜き腰を回す
脊柱を軸とし躯幹を旋転させる、両腕は遠心力を利用し水平に払うようにする・
首 肩 肘 手首 腰に酸張感がありゆるやかに伸びる感覚がある
腰と腕の各筋肉をゆるめ疲労を緩和する

第三套
高血圧や胃腸障害、息苦しさや動悸、神経衰弱ノイローゼなどをやわらげる。
按摩と四肢と躯幹の運動により、内臓機能の調節の血気の流れを改善する。
・第13節 摩面揉谷 顔をさすりツボを揉む
ツボを摩るので按摩する穴の位置を正確にする。適度な力を入れる。意識意を集中しておこなう。
顔面 頭部 手のツボ
  地倉 迎香 鼻通 睛明 攅竹 印堂 陽白
  太陽 耳門 聴宮 聴会 頬車 髪際 上星
  百会 風池 率谷 降圧溝 睡眠穴
頭部の按摩。揉谷よって経絡の疎通を促い気血の流れを改善する。沈痛う精神の安定、視神経、聴覚神経に作用する。
・第14節 按摩胸腹 おなかをさする
按摩は手のひらに張りを持たせ、力を込めて胸腹部に貼りをつける。腹部の筋肉は緩め意識は集中させる。
腹部の温暖感 爽快感や舒暢感を得る。
胃腸障害や食欲不振などの胃の不調および便秘に効果
・第15節 梳頭転腰 頭をさすり腰を回す
四本の指に力を込め頭に密着させ、呼吸は自然におこなう。
頭部に温熱感や舒暢感を得る
気血の運行をよくし大脳神経の緊張を緩和させる。頭痛や頭の重いときに適用する
・第16節 托掌提膝 両腕を上下に伸ばし膝を上げる
膝を上げるときは状態をまっすぐにし膝を高く上げ、重心を安定させる
首 肩腰臀部に下肢に酸張感を得る
胸腹部の筋肉の牽引と横隔膜の増大、消化器官の活性化、心肺機能を高め気血をよくする
・第17節 転腰俯仰 腰を回し俯(うつ伏せ)せ仰ぐ
転体のとき両手を移動させず、上体が傾かない、上体を屈曲伸展させるとき両足を伸ばしてする
腹壁腰部の筋肉の鍛錬 腰背部の痛み、虚弱体質の改善
・第18節 展臂舒胸 両手を大きく広げ胸を開く
両手を真っすぐ上げ、踵を持ち上げる。
胸部 全身の解放感と舒暢感を得る
疲労を取り除き心肺機能を高める。

太極拳の歩行練習の要点

毎朝公園まで散歩ウオーキングをして、24式の太極拳をおこなっているが、その前に100mほど歩行練習をしている。
さいにに心がけていること今まで、なんとなくやって来ているが、改めて言葉であらわして振り返ってみた。あすから歩行練習をするときこれらを意識してみることにする。

・上歩で踵を前方に着地したとき、体重はもう一方の脚で保持している。つまり上歩する前脚に体重を移しながらしない。
  虚領頂勁(脊椎は緩めて真っ直ぐ、両肩は平らに穏やかで端正、うなじを立て頭頂の百会はやや上へ吊り上げられるようにし、全身はリラックスさせる。)・含胸抜背(胸は自然な状態を保ち、背中の筋肉は緊張せすときはなたれている)で、腰・胯をゆるめて収める(鬆胯・収胯)。
  腹部をゆるやかに広げ、両足裏とつなげる(丹田と足裏をつなげるイメージを持つ)。

・後ろに後退する退歩の時は足先を後方に着地した時、体重はもう一方の前脚で保持している。退歩する後ろ脚に体重を移しながらしない。
  前胯と後ろ胯を順次ゆるめながら、両胯・両脚・両足裏をつなげて弓腿、坐歩を行う、足裏からの勁力を上肢に伝える。
  膝を先に動かさない。
  腰を回すのを手脚と強調一致させて、早すぎたり遅過ぎたりしない。

・上歩・退歩とも身体の動きはなめらかに水平の移動し上下に起伏しない。
  前胯をゆるめて収めて沈め、後ろ胯をゆるめて拡げる。両脚の働きを協調させ、からだがブレないようバランスを保つ。
  後ろ胯をゆるめて収め、前膝を持ち上げ、前胯をゆるめて沈める。両脚の働きを協調させ、ブレないようバランスを保つ。


胸、胯をゆるめて軸足に乗り、身法で軸足の弾力を保って、収脚・上歩にならないようにする。それを「膝つぶれ」と言う。
後ろ胯と前胯を順次ゆるめながら、両足裏とつなげて、弓腿、後坐にならないようにする。それを「膝かぶり」という。

前になる股関節、後ろになる股関節を順次ゆるめながら、両足裏とつなげて協調一致させ弓腿、後坐を行う。どちらか一方に偏るのは、「前引き」「後ろ引き」となりよくない。

上歩と収脚時に、外形的に明らかな膝の「ねじれ」「つぶれ」に気を付けて行う。

・手の動作をつける時は、協調一致させ、手の位置と方向は定式時に正中線から外れない。
  分掌の適切な路線。両手の働きを協調させ、両脚とバランスを保つ。「空の手」を無くす。
  ロウ掌・按掌と推掌の適切な路線。両手の働きを協調させ、両脚とバランスを保つ。「空の手」を無くす。
・眼法・身法・手法の協調、動作を拡げる
  動作の結節点で、胸・腹部をゆるめゆるやかに広げ、足裏に乗って動作を落ち着かせる。
  動作の定式で、胸・腹部をゆるめゆるやかに広げ、動作を伸びやかに拡げる。

大切なのは
 ・ゆっくりと、均一に套路はめながらなめらかに
 ・鬆腰 鬆胯 虚領頂勁 踏実
 ・ゆるめて、つなげて、拡げる


参考:中国太極拳事典 ベースボールマガジン社

太極拳対錬 二人太極拳

太極拳に普通ひとりで行なうが、二人で相対して行うものもあるもともと太極拳は武術の一つなので、相手があって不思議がなしです江口英顕氏は「江口式二人でできる太極拳」という本をだしている。また、「太極推手」というものが古来からあると聞いています。「太極推手」はもともと、「聴聴頸」「聴聴手」「模模手」や「打手」「柔手」「靠手」などと呼ばれていたものを系統だててまとめたものだそうです。
そう思っていると図書館でベースボールマガジン社が1982年に「太極拳対練」出版した本をみつけました。

二十四式太極拳などは一人でできるものでどこでもできるので便利です。ここで紹介する「太極拳対練」は二人でないとできないが、二人の呼吸を合わせておこなうので、一人でする太極拳よりもより深い効果があるのではないかと思う。また、太極拳は武術でああるので、二人で相対して行うことは、その格闘の動作の意味を理解しすることができます。その意味でも初めに太極拳を身につけ、そして太極拳体練を練習し、太極拳に戻りその動作を磨く、そしてからだの動きが豊かになってくるものと思います。

この本は今絶版になっているようだが、姉妹本の「簡易太極拳」や「四十八式太極拳」「初級長拳」は、同じベースボールマガジン社から「二十四式太極拳」「決定版四十八式太極拳」「長拳 入門とレベルアップ」という本で復刻されているそうです。「二十四式太極拳」は中国・国家体育総局が編集し出版されて、いくどか改訂されているオフシャルテキストとも言えるものだそです。この図書館から借りた「太極拳対練」の本もそろそろ返さないといけないが、できれば「太極拳対練」本も復刻して手に入りやすくなればありがたいです。

絶版になっているが、ここでそこに書かれた套路名だけでも書いてみる。太極拳をおこなっている人なら、その套路名からどのような動きをするのかは、ある程度想像できるのではないだろうか。

そこに書かれえいる套路の名称は次のようになっていました
シフトJISにない漢字は [ ] の中に部首の旁や偏などを+記号で組み合わせてあらわしてみた「手偏」は最初だけ書き後は「手」と略した

001起式
002懶扎衣
003開式合式
004単鞭式
005甲上歩右進捶
006乙撤歩右提手
007甲欄衝捶
008乙搬手衝捶
009甲欄手衝捶
010乙右伏虎
011甲左頂肘
012乙右推肘
013甲左[手偏+敝]身捶
014乙右靠
015甲左伏虎
016乙右劈捶
017甲提手上式
018乙転身按
019甲折畳靠
020乙搬捶
021甲搬手横[手+列]
022乙左野馬分鬣
023甲右伏虎
024乙転身大将
025甲上歩左靠
026乙繞歩双按
027甲十字[足+登]脚
028乙上歩指襠捶
029乙採手横[手+列]
030乙換歩右穿梭
031甲左[手+朋]右劈
032乙白鶴亮翅
033甲上歩左靠
034乙撤退歩[手+厥]臂
035甲翻身按
036乙双峰貫耳
037甲換歩双按
038乙化打右捶
039甲左推
040乙[手+厥]臂
041甲左推按
042乙右[手+厥]身捶
043甲化按
044乙化打右肘
045甲採手横[手+列]
046乙換歩[手+厥]臂
047甲右伏虎
048乙転身大[手+将-爿]
049甲上歩左靠
050乙回[手+斉]
051甲換歩双文靠
052乙換歩左靠
053甲右頂肘
054乙金鶏独立
055甲退歩化
056乙双分[足+登]脚
057甲上歩左靠
058乙左[手+厥]臂
059甲退歩右分脚
060乙右[手+数-攵]膝
061甲左分脚
062乙左[手+数-攵]膝
063甲採手右靠
064乙採手回靠
065甲換歩左[手+朋]手
066乙右[手+門+東]手
067甲上歩右[手+朋]手
068乙右[手+門+東]手
069甲披身式
070乙白蛇吐信
071甲高探馬
072乙右[足+采]腿
073甲身擺蓮脚
074乙探鞭下勢
075甲撤歩栽捶
076乙右斜飛式
077甲左伏虎
078乙右劈捶
079甲倒[手+輦]猴
080乙右雲手
081甲倒[手+輦]猴
082乙左雲手
083甲高探馬
084乙上歩七星
085甲海底針
086乙閃通臂
087甲手揮琵琶
088乙弯弓射虎
089甲虚歩単鞭
090乙肘底捶
091甲十字手
092乙如封似閉
093甲上歩双按
094乙抱虎帰山
095退歩跨虎
096転身[手+罷]蓮脚
097左弯弓射虎
098右弯弓射虎
099進歩搬[手+門+東]捶
100如封似閉
101十字手
102収式

予病・健康体操 練功十八 

練功十八法を用いた運動療法について

練功十八法は、前段の前三組十八法と、後段の三組十八法の全部で六組三十六法でできていて、健康維持のために系統的にまとめられている。また続集として、益気功がある。
前段は、頸、肩、腰、足などのこりや痛みの治療と予防の効果を目的とし、後段は、関節炎、腱鞘炎、内臓器官の機能障害などの斬新的な治療と予防効果を目的としている。益気功は呼吸気管に働きかけるようにつくられている。
各組ごとに明確な目的を持ってて、一法ごとの動きは左右対称の動作を繰り返される。また、必要に応じて一法を時間をかけて、くり返し行うことでより効果が得られるとされている。
練功十八法は、医療と体育の相方の結合により治療を目的としてできたもので、中国の中医師である荘元明氏が、中国古来の「導引」「五禽戯」「八段錦」等の養生法と武術を参考し、治病と養生、予病の体操として考案した自己鍛錬の方法といえる。

第一組は、からだの頭部から肩にいたる一帯を動かす動作
第一法 頸項争力(ケイコウソウリキ)顔を左右上下に向け、胸鎖乳頭筋首や僧帽筋を鍛練
効果:寝違え、頸部軟組織疾病など首を痛めたとき。
第二法 左右開弓(サユウカイキュウ)腕を引き寄せ、肩甲骨を寄せるため菱形筋の収縮作用を強化
効果:頚肩部・上背中のこりや痛みと硬直、腕のしびれ、胸がつかえて苦しい時など
第三法 双手伸展(ソウシュシンテン)両手を上に伸ばす、棘上筋と三角筋の動きを意識する。
効果:頚肩部・腰背部のこりと痛み、四十型などの腕が上がらないといった肩関節の機能障害など
第四法 開闊胸懐(カイカツキョウカイ)両手を上にあげ外に開く、大円筋・小円筋・烏口腕筋などの鍛錬
効果:肩関節周囲炎、肩関節障害、首・肩・腰に痛み、だるさがあるときなど
第五法 展翅飛翔(テンシヒショウ)肩を開き翼を広げる、肩関節の回転運動を円滑にする
効果:肩関節の硬直、上肢の機能障害など
第六法 鉄臂単堤(テッピタンテイ)鉄の肩、肩関節の運動、肩甲下筋・大円筋・小円筋・広背筋などの鍛錬
効果:肩関節が硬直し、動きが不自由なとき。頚肩部・腰部にこりと痛みがあるとき

第二組 腰背部の痛みを予防・治療する練功法
第七法 双手託天(ソウシュタクテン)両手を天に上げる、腰の両側の筋肉と仙棘筋・腰方形筋・広背筋を鍛錬
効果:頚部・腰部の硬直。
第八法 転腰推掌(テンヨウスイショウ)腰を回し手を伸ばす、多裂筋の鍛練と、腰椎の回旋能力の鍛錬
効果:頚肩部・背部・腰部の疲労、腕のしびれ、筋肉の萎縮を伴う凝り痛み
第九法 叉腰旋転(ソウヨウセンテン)腰を旋回させる、第四・第五腰椎関節を滑らかにし、腰椎を引き伸ばす
効果:ぎっくり腰及び腰部の慢性的な痛み、腰に負担がかかる姿勢をとり続けたとき
第十法 転臂弯腰(テンピワンヨウ)腕を広げ腰を曲げる、胸椎・棘筋の鍛練と広背筋及び腰椎関節の運動機能強化
効果:頚部・背部・腰部のこりや痛み
第十一法 弓歩插掌(キュウホソウショウ)弓歩で手を展ばす、腰部・臀部・下腿部の筋肉及び脊椎回旋機能の鍛錬
効果:頚部・背部・腰部・上肢・下肢のこりや痛み・しびれ
第十二法 双手攀足(ソウシュバンソク)両手を足の甲につける、腰部棘間靱帯・棘上靱帯・後縦靱帯を伸ばし大腰筋、腓腹筋の鍛錬
効果:腰部・下腿部の軟部組織の疲れ、脊柱のゆがみ屈曲伸展が不自由なとき

第三組 臀部・下肢の痛みを予防・治療する鍛錬法
第十三法 左右転膝(サユウテンシツ)膝を左右に回す、肢の三大関節を滑らかにし、膝関節の運動機能を鍛錬
効果:膝関節・足関節の痛み
第十四法 仆歩転体(フホテンタイ)仆歩でからだの向きを変える、内転筋群、大腿四頭筋筋力を鍛錬
効果:腰部・臀部・大腿部の痛み、股関節・膝関節・足関節の機能障害
第十五法 俯蹲伸腿(フゾンシンタイ)膝を抱え蹲り大腿を展ばす、大殿筋・大腿四頭筋・半膜様筋・半腱様筋・肛門挙筋の鍛錬
効果:股関節や膝関節や下肢の屈伸が困難なとき、坐骨神経痛など
第十六法 扶膝托掌(フシツタクショウ)手で膝を托したすける、大腿四頭筋の鍛錬と下肢三大関節の強化
効果:頚部・肩部・腰部・下肢のこり、痛み、下肢筋肉の萎縮など。
第十七法 胸前抱膝(キョウゼンホウシツ)胸前で膝を抱く、大殿筋と下肢の伸筋群を鍛錬④と同じです。ただし、方向が逆になります。
効果:臀部・下肢のだるさ・痛み、屈伸機能障害など
第十八法 雄関漫歩(ユウカンマンポ)虚歩と実歩の使い分け、下肢の強調一致
効果:下肢の痛みと関節の運動機能障害など

動作に共通していえることは、呼吸を整えて、ゆっくりとした動作をする、太極拳のような揺ったりした動作ではなく、ストレッチのように伸展に意識を向ける。時間をかけて、ゆっくりと行い、くり返し行なうことにより、弱った部位が回復していく

とりあえず、練功十八の前段の動きを極簡素に書いてみた。
次は後段そして、益気功について書いてみたい。そして、できれば、五禽戯 八段錦 易筋経 六字訣もどのような動きか簡単にまとめてみたく思う。

これは、これらの動作の動きを説明するためでなく、私自身が頭の中で動きを整理するためにまとめてみたものです。
参考にしたのは、ベースボールマガジン社から出ている、原典 練功十八法 荘元明 を参考にしました。

太極拳の套路 2

太極拳套路

第二組
◆ 四 左右?(手へん+婁)ロウ膝拗歩 ヅゥオウーダオジュエンゴン
  左?膝拗歩(左側)
  左転体擺臂 左に身体を向け二の腕をおしひらく
  右転体擺臂 右に身体を向け二の腕をおしひらく
  上歩収手 上歩して手を収める
  弓歩推掌 弓歩して手の平を前に推す
  右?膝拗歩(右側)
  擺臂収脚 二の腕をおしひらき足を寄せる
  上歩収手 上歩して手を収める
  弓歩推掌 弓歩して手の平を前に推す
  左?膝拗歩 以下繰り返し
  擺臂収脚
  上歩収手
  弓歩推掌
◆ 五 手揮琵琶 ジョウホイピーパー(琵琶を抱える)
  踉歩展臂 後ろ足を前に寄せかいなをひろげる
  後座引手 重心を後ろに移し手を引く
  虚歩合掌 足を寄せつま先をつけ掌心を向ける
◆ 六 左右倒巻肱 ヅォウユーダオジュエンゴン(かいなをまく)
  右倒巻肱(右側)
  転体撤手 身体を右に向け手で祓うようにする
  退歩巻肱 前の脚を後ろに引きかいな(腕)をまく
  虚歩推掌 虚歩にして右手を前に推し進める
  左倒巻肱(左側)
  転体撤手 以下左右逆で繰り返し
  退歩巻肱
  虚歩推掌
  右倒巻肱(右側)
  転体撤手
  退歩巻肱
  虚歩推掌
  左倒巻肱(左側)
  転体撤手
  退歩巻肱
  虚歩推掌

套路の名前だけでは、大まかな動きをあらわしているが、細かい動きはこれではまるで分らない。
しかし、名前を付け方はだいたい想像がつくが、北京語の発音でよばれているので、なかなか覚えられないです。
それでは、中国語を覚えてしまえばよいのでしょうが、それはなかなかハードルが高いです。
いっそのこと、日本語で分りやすい言葉に変えてしまえばよいともいえるが、国際的な競技などではその競技の発祥した地や盛んに行われてる言葉が使われています。柔道でも、キョウイクやシドウと言う言葉が世界共通で使われているように、その国の言葉を使うのがよいのでしょう。無理に日本語にしてしまうのはよくない上に、日本と中国は同文と言うが、両国で使う漢字は同じ意味で使われるものもあるが、その使われ方はかなり違うものもあるので、逆の大きく錯誤してしまうものもあるので、左右?(手へん+婁)ロウ膝拗歩をヅォウユーロウシャーアオブー、手揮琵琶をショウホイピーパー、。左右倒巻肱はヅォウユーダオジュエンゴンとするのがよいでしょうね。


套路に名前が付き漢字であらわされているので、その漢字に一文字一文字に意味がるので、これからも24式の套路をもっと調べていこうと思います。

太極拳の套路

太極拳の套路は、中国が発祥なのだから当然中国語で漢字であらわされています。
私たち日本人にとって、漢字は一つ一つが意味する所のものなので、一つ套路の名前を意味解いてみる。

今回の意味解いてみるのは、簡化二十四式太極拳をみてみるが、これは他の太極拳の套路にも同じことが言えるところがる。
その名前を見てみると、大きく分けて三つに分けられるとと思う。
一つは、動き方から名づけられたもの。もう一つは、その動きのイメージから名づけられたもの。そして動きの働きを表したもの。

以下に、套路の一組で考えて見ることにする。参考にしたのは楊式簡化24 李天驥からです。
二十四式は套路を24つの動きから作られているが、さらにその一つ一つの動きの中でさらに幾つかの名前がつけられてる。
24の動きを8組の分けられているが、今回はその第一組について考えてみた。
?は、シフトJISコードのない文字です


◆予備式 初めの準備 自然に力を抜いて真っ直ぐ立つ。
第一組
◆ 一 起勢 ユィベイシー
  左脚開歩 左足を開く
  両臂前掌 両肘手の平を前にだす
  屈膝按掌 膝を曲げ手の平を押さえる
◆ 二 左右野馬分? チーシー(うまのたてがみをわける)
  左野馬分? 馬の鬣(たてがみ)を分ける
  抱球収脚 ボールを抱え足を収める
  転体上歩 身体の向きを変え上歩(後ろ脚を前に出して一歩進む)する
  弓歩分手 両手を分け弓歩(前足は膝とつま先が同じ向きになり、後ろ足は自然に伸ばす)になる
  右野馬分? 馬の鬣(たてがみ)を分ける
  転体轍脚 身体の向きを変え後ろ足を寄せる
  抱手収脚 ボールを抱え足を収める
  転体上歩 身体の向きを変え上歩する
  弓歩分手 両手を分け弓歩になる
  左野馬分? 馬の鬣を分ける
  転体轍脚 身体の向きを変え後ろ足を寄せる
  抱手収脚 ボールを抱え足を収める
  転体上歩 身体の向きを変え上歩する
  弓歩分手 両手を分け弓歩になる
◆ 三 白鶴亮翅 バイホーリャンツー(はくつるがつばさをひろげる)
  跟歩抱球 踵を寄せてボールを抱える
  後坐転体 後ろに重心を移し身体の向きを変える
  虚歩分手 つま先をつけ手を分ける

以上第一組を見てみました。

予備式はユィベイシー、起勢はチーシーで、日本語にするなら「よびしき」「はじまりの型」とでもなるでしょう。
しかし次の左右野馬分?[髟+宗](うまのたてがみをわける)は、ズゥオユウイエマーフェンゾンとなり、日本語で直接読むと「左右の野馬のたてがみを分ける」とでもなるのでしょう。
白鶴亮翅はバイホーリャンツー 白い鶴が翼を広げるとなるのでしょう。
そして起勢を詳しくみていくと、左脚開歩で左脚を肩幅に開くことがわかり、両臂前掌は両肘を挙げて手の平を前にだすことがわかり、屈膝按掌で前に出した手歩平を押し下げながら膝を曲げることがわかります。


これ以降の套路についても、これから徐々にみていきたいと思っています。
■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
・見聞きしたことを独断と偏見で、気ままに綴ったものです。
・自分のために無責任に書き留めたものですから、読み終わったら捨て下さい。

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記事へのコメント
  • 商業捕鯨に思う
    アジシオ次郎 (07/08)
    おはようございます。

    IWC(国際捕鯨委員会)を脱退して今月から商業捕鯨を再開した日本、組織として機能していないIWCへの反発から脱退して商業捕鯨再開に至った
  • 韓国への輸出優遇措置の見直
    竹林泉水 (07/05)
    菅官官房長官は徴用工問題に対する報復ではないとの趣旨の発言をしている。
    しかし、誰が見ても徴用工に対するもににしかみえない。
    それを白々しくそうではないといい、よ
  • 韓国への輸出優遇措置の見直
    アジシオ次郎 (07/05)
    おはようございます。

    韓国への半導体輸出規制という措置に踏み切った日本、でも韓国が徴用工問題を蒸し返すという日韓請求権協定に反する行為をしたことで、その見返り
  • 日本の報道の自由
    竹林泉水 (06/17)
    コメントありがとうございます
    まったくそう思います。
    民放は広告収入元のスポンサーからの収入があるので、その顔色を見るからしょうがないにしても、政権の顔色を見る必
  • 日本の報道の自由
    風と雲 (06/10)
    政権に不都合なことは隠す、曖昧にする、知らしめない。これは政権が世論を最も恐れっるからだ。現政権は硬軟取り混ぜた巧みなメディア操作と中身の無いパフォーマンスが功
  • 日本の報道の自由
    アジシオ次郎 (06/10)
    おはようございます。

    こういう指摘についてすぐに「内政干渉だ!」って反論も出てくるけど、日本の報道の自由度というか報道が健全かという点において先進国において❝
  • 夏のサンマ
    竹林泉水 (06/02)
    逆に一年間漁をやめるなどしてはどうだろうかと思うが、それでは漁業者の生活権を奪うことになる。また、今まで、外国人に日本の美味しい食材を紹介して、それを海外に売り
  • 夏のサンマ
    荒野鷹虎 (06/01)
    漁獲量は年々細くなっていますが、資源本来の減少も一因と思います。期限を撤廃するのは大きな間違いと思います。
    資源は有限ですから資源保護政策をとる必要はあると思い
  • 維新の会 丸山穂高氏の発言 記事追加
    竹林泉水 (05/16)
    私は丸山氏の日頃の言動をよく知らないので、何とも言えないがマスコミやネットなどを見ていると、もともと議会制民主主義の国会議員としてのあるべき資質を否定しているよ
  • 記事へのトラックバック
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