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太極拳の套路 2

太極拳套路

第二組
◆ 四 左右?(手へん+婁)ロウ膝拗歩 ヅゥオウーダオジュエンゴン
  左?膝拗歩(左側)
  左転体擺臂 左に身体を向け二の腕をおしひらく
  右転体擺臂 右に身体を向け二の腕をおしひらく
  上歩収手 上歩して手を収める
  弓歩推掌 弓歩して手の平を前に推す
  右?膝拗歩(右側)
  擺臂収脚 二の腕をおしひらき足を寄せる
  上歩収手 上歩して手を収める
  弓歩推掌 弓歩して手の平を前に推す
  左?膝拗歩 以下繰り返し
  擺臂収脚
  上歩収手
  弓歩推掌
◆ 五 手揮琵琶 ジョウホイピーパー(琵琶を抱える)
  踉歩展臂 後ろ足を前に寄せかいなをひろげる
  後座引手 重心を後ろに移し手を引く
  虚歩合掌 足を寄せつま先をつけ掌心を向ける
◆ 六 左右倒巻肱 ヅォウユーダオジュエンゴン(かいなをまく)
  右倒巻肱(右側)
  転体撤手 身体を右に向け手で祓うようにする
  退歩巻肱 前の脚を後ろに引きかいな(腕)をまく
  虚歩推掌 虚歩にして右手を前に推し進める
  左倒巻肱(左側)
  転体撤手 以下左右逆で繰り返し
  退歩巻肱
  虚歩推掌
  右倒巻肱(右側)
  転体撤手
  退歩巻肱
  虚歩推掌
  左倒巻肱(左側)
  転体撤手
  退歩巻肱
  虚歩推掌

套路の名前だけでは、大まかな動きをあらわしているが、細かい動きはこれではまるで分らない。
しかし、名前を付け方はだいたい想像がつくが、北京語の発音でよばれているので、なかなか覚えられないです。
それでは、中国語を覚えてしまえばよいのでしょうが、それはなかなかハードルが高いです。
いっそのこと、日本語で分りやすい言葉に変えてしまえばよいともいえるが、国際的な競技などではその競技の発祥した地や盛んに行われてる言葉が使われています。柔道でも、キョウイクやシドウと言う言葉が世界共通で使われているように、その国の言葉を使うのがよいのでしょう。無理に日本語にしてしまうのはよくない上に、日本と中国は同文と言うが、両国で使う漢字は同じ意味で使われるものもあるが、その使われ方はかなり違うものもあるので、逆の大きく錯誤してしまうものもあるので、左右?(手へん+婁)ロウ膝拗歩をヅォウユーロウシャーアオブー、手揮琵琶をショウホイピーパー、。左右倒巻肱はヅォウユーダオジュエンゴンとするのがよいでしょうね。


套路に名前が付き漢字であらわされているので、その漢字に一文字一文字に意味がるので、これからも24式の套路をもっと調べていこうと思います。

太極拳の套路

太極拳の套路は、中国が発祥なのだから当然中国語で漢字であらわされています。
私たち日本人にとって、漢字は一つ一つが意味する所のものなので、一つ套路の名前を意味解いてみる。

今回の意味解いてみるのは、簡化二十四式太極拳をみてみるが、これは他の太極拳の套路にも同じことが言えるところがる。
その名前を見てみると、大きく分けて三つに分けられるとと思う。
一つは、動き方から名づけられたもの。もう一つは、その動きのイメージから名づけられたもの。そして動きの働きを表したもの。

以下に、套路の一組で考えて見ることにする。参考にしたのは楊式簡化24 李天驥からです。
二十四式は套路を24つの動きから作られているが、さらにその一つ一つの動きの中でさらに幾つかの名前がつけられてる。
24の動きを8組の分けられているが、今回はその第一組について考えてみた。
?は、シフトJISコードのない文字です


◆予備式 初めの準備 自然に力を抜いて真っ直ぐ立つ。
第一組
◆ 一 起勢 ユィベイシー
  左脚開歩 左足を開く
  両臂前掌 両肘手の平を前にだす
  屈膝按掌 膝を曲げ手の平を押さえる
◆ 二 左右野馬分? チーシー(うまのたてがみをわける)
  左野馬分? 馬の鬣(たてがみ)を分ける
  抱球収脚 ボールを抱え足を収める
  転体上歩 身体の向きを変え上歩(後ろ脚を前に出して一歩進む)する
  弓歩分手 両手を分け弓歩(前足は膝とつま先が同じ向きになり、後ろ足は自然に伸ばす)になる
  右野馬分? 馬の鬣(たてがみ)を分ける
  転体轍脚 身体の向きを変え後ろ足を寄せる
  抱手収脚 ボールを抱え足を収める
  転体上歩 身体の向きを変え上歩する
  弓歩分手 両手を分け弓歩になる
  左野馬分? 馬の鬣を分ける
  転体轍脚 身体の向きを変え後ろ足を寄せる
  抱手収脚 ボールを抱え足を収める
  転体上歩 身体の向きを変え上歩する
  弓歩分手 両手を分け弓歩になる
◆ 三 白鶴亮翅 バイホーリャンツー(はくつるがつばさをひろげる)
  跟歩抱球 踵を寄せてボールを抱える
  後坐転体 後ろに重心を移し身体の向きを変える
  虚歩分手 つま先をつけ手を分ける

以上第一組を見てみました。

予備式はユィベイシー、起勢はチーシーで、日本語にするなら「よびしき」「はじまりの型」とでもなるでしょう。
しかし次の左右野馬分?[髟+宗](うまのたてがみをわける)は、ズゥオユウイエマーフェンゾンとなり、日本語で直接読むと「左右の野馬のたてがみを分ける」とでもなるのでしょう。
白鶴亮翅はバイホーリャンツー 白い鶴が翼を広げるとなるのでしょう。
そして起勢を詳しくみていくと、左脚開歩で左脚を肩幅に開くことがわかり、両臂前掌は両肘を挙げて手の平を前にだすことがわかり、屈膝按掌で前に出した手歩平を押し下げながら膝を曲げることがわかります。


これ以降の套路についても、これから徐々にみていきたいと思っています。

太極拳と呼吸 3

呼吸には二通りの呼吸の仕方がある。

努力呼吸と安静呼吸の二つに分けることができる。

安静呼吸とは普段の呼吸です。太極拳で呼吸を意識すうならその二つの兼ね合いといえるが、安静呼吸が主導されると私は考えています。
安静呼吸は意識して深呼吸をするのではないです。ラジオ体操の時に最後の深呼吸の時のように、手を大きく動かしたりしないで静かに座っているときに普通の呼吸と考えてよいと思う。
安静呼吸では、息を吸うときは吸気で横隔膜と外肋間筋の収縮される。息を吐くときは。呼気で筋の収縮はなく、横隔膜と外肋間筋の弛緩、肺・胸郭の自然収縮される。

では努力呼吸の時はどうか。
息を吸う時は、胸鎖乳突筋、僧帽筋、大胸筋、小胸筋、菱形筋などが使われる。
胸鎖乳突筋は、胸骨と鎖骨を起始とし、停止は側頭骨の乳様突起です。
僧帽筋、脊柱と肩甲骨についている。
大胸筋、肋骨と上腕骨についている。
小胸筋、これも大胸筋と同じです。
菱形筋、背中の胸椎と肩甲骨の内側縁についてます。
息を吐くときは、
内肋間筋、肋骨と肋骨について、肋骨の間隔を広げたり縮めたりする。
外・内腹斜筋、こちらも内肋間筋と同じ。
広背筋、脊柱と上腕骨についている。
胸横筋は骨との起始・停止のない筋肉です。

それを吸気と呼気で見てみると。次のようになる。
吸気は、横隔膜と外肋間筋の収縮や胸鎖乳突筋、僧帽筋、大胸筋、小胸筋、菱形筋
呼気は、横隔膜と外肋間筋の弛緩、肺・胸郭の自然収縮や内肋間筋、外・内腹斜筋、広背筋、胸横筋など

つまり、吸気に働く筋は、横隔膜の収縮を除けば胸部や頸部の筋肉となり、呼気に働く筋は腹部と背部の筋肉のようです。

これを、太極拳の歩行練習で意識してみたい。

太極拳と呼吸 2

8日に、太極拳と呼吸のことについて簡単に書いた。

その中で、大極拳の呼吸法のタイミングにつて吐くときと吸うときの手の動きについて書いた。

腕を上げ下げするとき、腕を前に出すとき引くとき、後ろへ引くとき戻すとき、これらの時に使う筋肉は腕と肋骨や肩甲骨に付着している。
では、前に進むとき後ろに下がるときは、腰椎と大腿骨の小転子に付着し、それらの動きは横隔膜の動きを助けることになるのでしょう。
身体を屈曲させる伸展させるときは、腰多裂筋や下後鋸筋を使い中に肺がある肋骨を動かし、腹直筋は横隔膜に影響を与える。
腕を外に広げるときや腕を内に寄せる時は、前鋸筋や僧帽筋、大胸筋、広背筋などを使い、肋骨を動かし肺を広げたり縮ぼめたりする。

これらのことを、もっと確認してみたくおもう。毎日太極拳をしているとき、呼吸より自分の軸は今、どこにあるのか、右足か左足かを意識しながらしている。
ここで呼吸のことを書いているが、呼吸は自然とからだの動きについてきているようです。

続きはまた後日書きます。

太極拳の歩行練習と呼吸

毎朝太極拳をしているが、最近思ったことがある。太極拳は左の手足の運びとからだの動き、右の手足の運びとからだの動きを、別々に交互にしていくが、これと呼吸の兼ね合いを考えてみた。
ラジオ体操などはほぼ左右同時に同じ動きをする。しかし、太極拳は先に書いたように同じではなく、片側づつして行くことが多い。このとき呼吸を考えると肺の動きはどうか、右手を前に出すと左手は引くそうなると片側の肺は空気を吸うか吐くかをするが、一方の肺は止めるかその逆のことをする。

太極拳の套路につて書いてる本を読んでも、呼吸のことについて書いてる本はないが、ゆったりと同じ流れで調和をとりながら太極拳をするために、このことについて、太極拳の歩行練習をする時に手の動きをつけ、この呼吸の方法を意識をしながらこれからしてみようとおもう。


大極拳の呼吸法のタイミングにつて考えてみた。
概ね次のようになると思う。

◆息を吐く
腕を下げる時
前へ進む時
身体を沈める時
身体を曲げる時
腕を外へ分ける時
動作の終わり

◆息を吸う
腕を持ち上げる時
後ろへ下がる時
身体を上げる時
身体を伸ばす時
腕を内へ寄せる時
動作の始め

呼吸するには、吸気の時は横隔膜、外肋間筋、副呼吸筋(胸鎖乳突筋、斜角筋、僧帽筋)が使われ、呼気の時は腹筋、内肋間筋が使われる。
肺自体は動く筋肉でなく、横隔膜や肋骨の筋肉を動かして肺を脹らませたり縮ませたりする。

これらのことを考えてみたい。

太極拳で使われる言葉 要領編01

太極拳で使われる言葉。 要領編 01

心静意導 呼吸自然(心を安定させることにより、意識によって動作を導きだし、呼吸は自然で平穏で動作と乖離させることなく一致させる。それにより気が養われ調息される)
中正安舒 松柔連貫(身体の軸を意識し、動作はのびやかにゆったりさせる、筋肉や関節に力を入れたり緊張させないで、悠悠と揺ったりさせ滑らかで途切れることなくする)
円活強調 周身完整(動作の多くは弧形・螺旋を描き、回転は円滑にして、前後は自然に連綿とし、頭眼手足身体は経調一致させる。)
軽霊沈着 剛柔相済(動作は根が生えた様に安定して、勁力は軟らかいが柔軟にならず、剛くても硬くならなず、外面は穏やかであっても、内面では精神的集中が潜まれているそれを綿中裹鉄の如くと例えている)

太極拳を学ぶに於いて、10の要諦があるという、その10の要諦を積み重ねることにより、心身共に磨き上げられ心身双修となり、長寿になり健康で充実した生活を送れる延年益寿不老春になるとかかれている。

01.姿勢正確:
中正安舒:太極拳練習の基本要領。心身の均衡の状態で、考えが穏やかで自然、身体は立身中正であること。この中正とは私は身体に軸ができていて、立った時は百会からフックで吊り下げられているよな感じとイメージしている。
不偏不倚:姿勢が偏らず歪まずとういことで、胸を張ったり萎縮したりしないことで、緊張してはいけないし緩めすぎて萎えてしまわないようにする。

02.重心安定:太極拳は片足で立つことが多い。また両足とも着地していても、ラジオ体操のように両足に均等の体重をかけるのではなく、両足は主従の関係がある。片足立ちしたとき身体がグラつくのは片足で重心が安定していないからで、足の運びが悪く重くなり、身体のバランスが取れずぎこちない動作になってしまう。
邁歩如猫行:猫のように足を進める。太極拳は物事に例えてそれを心のなかでイメージして仕草をするようにしている。

03.心静体松:気持ちを落ち着かせ意識を集中させる。体松とは身体を放松(リラックス)させ身体のどこにも圧迫感がない状態のこと。つまり不必要な緊張がなく滑らかで弛緩し過ぎることなく過緊張もないことで用意不用力となる。
内固精紳:
視動犹静:動いているが静かである。
視静犹動:静かであるが動いている。
心貴静:心を静かにする。
意領身随:身体の動きが意念の活動に従う。
動中求静:太極拳十要の一つで、動きの中に、静けさを求め、力を用いず、意を用いて、動きの中に静けさを求める。
用力則滞:

これらのことはよく言われるが、頭で考えてもなかなか身体がそのように動かないものです。なんだかそれとなんだか禅問答のようになてきたので今回はこれくらいにしておきます。

太極拳の套路の名前について

太極拳の歩行練習のことについての記事を連続して幾つかかいた。

そこで一番大切なことは何かと考えて見た、大切なのは先に書いた套路の個々の動きやその流れを正確にすることにあるが、それよりもっと大切なことがあるのではないだろうか。
それは一口にいうと、からだをリラックスさせて虚実を一致させることのようです。

太極拳の本を読むと、やはり漢字の国で発祥した武術だけあって、漢字だらけで一寸たじろいてしまう。しかし、漢字にその一文字一文字意味がありその意味を知っていれば、概ね何が意味しているのかが理解できる。
しかし、そこは奥深く一見禅問答のように感じるものもあるが、だからこそまた太極拳は奥が深い心身の錬成鍛練になると言える。

まずは、太極拳の本にでてくる。練習の心構えの言葉を拾ってみる。それから次は身体の動きの言葉を拾ってみて、最後に套路の名前を拾ってみることにする。

まずは、心構えと要諦と言えることばです。

心静意導 呼吸自然(心を安定させることにより、意識によって動作を導きだし、呼吸は自然で平穏で動作と乖離させることなく一致させる。それにより気が養われ調息される)
中正安舒 松柔連貫(身体の軸を意識し、動作はのびやかにゆったりさせる、筋肉や関節に力を入れたり緊張させないで、悠悠と揺ったりさせ滑らかで途切れることなくする)
円活強調 周身完整(動作の多くは弧形・螺旋を描き、回転は円滑にして、前後は自然に連綿とし、頭眼手足身体は経調一致させる。)
軽霊沈着 剛柔相済(動作は根が生えた様に安定して、勁力は軟らかいが柔軟にならず、剛くても硬くならなず、外面は穏やかであっても、内面では精神的集中が潜まれているそれを綿中裹鉄の如くと例えている)

太極拳を学ぶに於いて、10の要諦があるという、その10の要諦を積み重ねることにより、心身共に磨き上げられ心身双修となり、長寿になり健康で充実した生活を送れる延年益寿不老春になるとかかれている。

01.姿勢正確  中正安舒 不偏不倚 
02.重心安定  邁歩如猫行
03.心静体松  内固精紳 視動犹静 視静犹動 心貴静 意領身随 動中求静 用力則滞 
(体松:身体を放松(リラックス)させ身体のどこにも圧迫感がない状態。つまり用意不用力:不必要な緊張がない。)
04.呼吸自然  能呼吸然後能霊活 拳式呼吸[起落 開合 虚実:起開虚の時に息を吸い、落合実の時に息を吐く] 心平気和
05.運転円活  棚勁
06.柔和緩慢  柔中寓剛 剛中寓柔 行雲流水 平心静気
07.協調完整  起落、進退、開合、伸縮、攻守、虚実、剛柔 上下相随 周身節説貫串
08.相連不断  勢断勁不断 勁断意不断
09.虚実分明  一処自有一虚実 処処総比一虚実 綿綿不断 虚中有実 実中有虚
10.内外相合  以心行気 以気運身 意領身随 一動無有不動 一静無有不静 意到気到 気到力到

太極拳に古くから言い伝えられている『十三勢歌』にあるように思う。
十三總勢莫軽視 命意源頭在腰隙
変転虚実須留意 気遍見躯不稍滞
静中触動動猶静 因敵変化示神奇
勢勢存心揆用意 得来不覚費功夫
刻刻留心在腰間 腹内鬆静気謄然
尾閭中正神貫頂 満身軽利頂頭懸
仔細留心向推求 屈伸開合聴自由
入門引路須口授 功夫無息法自修
詳推用意終何在 益寿延年不老春
歌兮歌兮百四十 字字真切義無遺
若不向此推求去 枉費功夫貽嘆息

太極拳の十三の基本動作である八法五歩を軽視してはいけない、生命の中心とされる腰椎にあるという。
これらのことについては、おいおいと調べてこのブログに書き込んでいこうと思う。

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太極拳の歩行練習

私が早朝に歩行している要諦は以下のようになります。

 中国の簡化24式太極拳の公式テキストを引用してみる。(日本ではベースボールマガジン社から出版されている。)

●左右野馬分髪(ズオヨウイェマフェンゾン) ⇒ 馬のタテガミを分ける
抱手収客→転体上歩→弓歩分手→転体撇脚とこれを左右逆にして繰り
それを動きを追って言葉で説明すると次のようになる。

・身体をやや右に廻し、重心を右腿に移す。同時に右手を胸棟前に引き、掌は下へ向ける。左手は身体の前から右下へ弧を描き右手下へ、掌は上向き、両手はボールを抱えたフォームになる。左足はこれにつれて右足の内側へ引き爪先を地につける。眼は右手を見る。
・上体を左に回し、左足を左前方に一歩出し、右足を伸ばして左弓歩になる。同時に左右の手はゆっくりと左上、右下に分け開き、左手は眼と平に、掌は斜め上を向く。肘はやや曲げる。右手は右股関節のそばに下ろし、掌は下に向け、指先は前を向く。眼は左手をみる。
・上体をゆっくり後ろへ引き、重心を右腿に移す。左爪先を上げてやや外側に向け、左腿はゆっくり前弓歩となり、身体を左に回し、重心を再び左腿にかける。同時に左手を返して下に向け、胸前に引き、右手は左上へ弧を描いて左手下へ、両手は上下向き合いボールを抱えたフォームになる。右足はこれにつれ左足内側へ引き寄せ爪先を地につける。眼は左手を見る。
・右腿を右前方に一歩踏み出し、左足を伸ばして右弓歩になる。同時に左右の手はゆっくりと左下、右上に分け開き右手は眼と平に、掌は斜め上を向く。肘はやや曲げる。左手は左股関節のそばに下ろし、掌は下に向け指先は前を向く。眼は右手を見る。

●左右樓膝拗歩(ズオヨウローシーアオブー) ⇒ 膝を払う
左転擺臂→右転擺臂→上歩収手→弓歩推掌→擺臂収脚→上歩収手→弓歩推掌→擺臂収脚→上歩収手→弓歩推掌と繰り返していく。
それを動きを追って言葉で説明すると次のようになる。

・右手を体前方から下に下ろし、下から後ろ上方に向け弧を描いて右肩外側に至り、腕はやや曲げ、手と耳は同じ高さで掌は上に向ける。左手は上に上げ左から上へ、右下に向け弧を描き右胸前に至らせ、掌は下に向ける。同時に上体はやや左に向け、さらに右に回す。眼は右手を見る。
・上体を左に回し、左足を右寄り前に向けて踏み出し左弓歩になる。同時に右手を曲げて耳のそばから前に押し出し、鼻先と同じ高さにする。左手は左臂前を払って左股関節脇に下ろす。眼は右手指を見る。
・上体をゆっくり後ろに引き、重心を右腿に移し、左爪先を反らしやや外に向けて開く。同時に左腿をゆっくり前に曲げ左弓歩となり、身体を左に曲げ、重心を左腿に移し、右足は左足に寄せ、爪先を軽く地につけ、同時に左手は外に反らし左後ろから上へ平に上げ、掌は上へ向ける。右手は身体が回るにつれて上へ、左下へと弧を描き左肩前に下ろし、掌は下へ向ける。眼は右手を見る。
・上体を右に回し、右足を左寄り前に向けて踏み出し右弓歩になる。同時に左手を曲げて耳のそばから前に押し出し、鼻先と同じ高さにする。右手は右臂前を払って右股関節脇に下ろす。眼は左手指を見る。
・上体をゆっくり後ろに引き、重心を左腿に移し、右爪先を反らしやや外に向けて開く。同時に右腿をゆっくり前に曲げ右弓歩となり、身体を右に曲げ、重心を右腿に移し、左足は右足に寄せ、爪先を軽く地につけ、同時に右手は外に反らし右後ろから上へ平に上げ、掌は上へ向ける。左手は身体が回るにつれて上へ、右下へと弧を描き右肩前に下ろし、掌は下へ向ける。眼は左手を見る。
・ 上体を右に回し、右足を左寄り前に向けて踏み出し右弓歩になる。同時に左手を曲げて耳のそばから前に押し出し、鼻先と同じ高さにする。右手は左臂前を払って右股関節脇に下ろす。眼は左手指を見る。

●左右倒巻肱(ズオヨウダオジェンゴン) ⇒ 肱を巻き込む
転体撤手→退歩巻肱→虚歩推掌→転体撤手→退歩巻肱→虚歩推掌と左右を入れ替えて繰り返す
それを動きを追って言葉で説明すると次のようになる。

・右手を反し掌は上向き、腹前を経て下から後ろの上方へ弧を描いて平に上げ、腕はやや曲げる。左手はこれにつれて掌を反し上に向け、左爪先を地に下ろし。眼は身体を右に回すのにつれ、まず右を見てさらに左手を見る。
・右腕は肘を曲げて戻し、右手は耳のそばから前に向けて押し出し、掌は前に向ける。左手は左脇外側から戻し、後方上へ弧を描き平に上げ掌は上へ向ける。右手はこれにつれてさらに掌を反し上に向ける。同時に左腿を軽く左後ろへ一歩下げ、爪先を地につけ、それからゆっくりと踏む。重心は左腿にかけ右虚歩になる。眼は身体が回るにつれ左を見、さらに右手を見る。
・左腕は肘を曲げて戻し、左手は耳のそばから前に向けて押し出し、掌は前に向ける。右手は右脇外側から戻し、後方上へ弧を描き平に上げ掌は上へ向ける。左手はこれにつれてさらに掌を反し上に向ける。同時に右腿を軽く右後ろへ一歩下げ、爪先を地につけ、それからゆっくりと踏む。重心は右腿にかけ左虚歩になる。眼は身体が回るにつれ右を見、さらに左手を見る。
・右腕は肘を曲げて戻し、右手は耳のそばから前に向けて押し出し、掌は前に向ける。左手は左脇外側から戻し、後方上へ弧を描き平に上げ掌は上へ向ける。右手はこれにつれてさらに掌を反し上に向ける。同時に左腿を軽く左後ろへ一歩下げ、爪先を地につけ、それからゆっくりと踏む。重心は左腿にかけ右虚歩になる。眼は身体が回るにつれ左を見、さらに右手を見る。
・左腕は肘を曲げて戻し、左手は耳のそばから前に向けて押し出し、掌は前に向ける。右手は右脇外側から戻し、後方上へ弧を描き平に上げ掌は上へ向ける。左手はこれにつれてさらに掌を反し上に向ける。同時に右腿を軽く右後ろへ一歩下げ、爪先を地につけ、それからゆっくりと踏む。重心は右腿にかけ左虚歩になる。眼は身体が回るにつれ右を見、さらに左手を見る。

 歩行練習では上記のように手の動作をつけずにすることが多いようですが、、身体を右に向けたり左に向けたりで目を瞑ってするといつしがた身体の向きがずれて行きがちなどで、私は時に応じて手を付けてします。特に左右樓膝拗歩では手を前に出しながら後退していくので、その手の位置を意識しながら動作をしています。

 昨日の繰り返しになるが書いておく、からだの重心をどこに置き、左右の足のどちらにどれだけ体重を乗せるのかを意識してする。また、片方の脚を遊脚するとき一方の脚は支脚になりそれで身体を支えられた状態にする。けっして勢いで動くようにはしない。
 足は脚を引き寄せた時はつま先は下を向き、脚を前に出したときはつま先は上をむき、地につける時は踵からつけ、それから地面につま先までピタッとつける。

テーマ : 武術太極拳
ジャンル : スポーツ

ブラインド套路

 昨日、早朝に歩いていることを書いたが、その中で太極拳の練習でする歩行の歩き方について述べた。
 そこをもう少し、詳しく考えて見る。

 まずその歩き方だが、太極拳の套路の2番目と4番目6番目に、ズゥオヨウイエマーフェンヅォン 左右野馬分ヅォン(たてがみ) 髟+宗、ズゥオヨウロウシーアオブー 左右ロウシー(ひきあつめる)膝拗歩  手編+婁、ズゥオヨウダジュエンゴン 左右倒巻肱があるがその動きをする。2番目4番目は手の運び方が違うだけで、脚の運び方は同じで、6番目は前に進むのではなく後ろに進む方法です。

 中国の簡化24式太極拳の公式テキストにある套路です。
●左右野馬分ヅォン(たてがみ) 髟+宗
●左右ロウシー(ひきあつめる)膝拗歩  手編+婁
●左右倒巻肱

 身体を右に向けたり左に向けたりで目を瞑ってするといつしがた身体の向きがずれてしまいます。
 このとき、手の動作をつけて歩行する方法と、手をだらりと垂らしたまま動かさないで歩行するほうごうがあるが、手の動きをつけない方が難しくなります。歩行のとき一番意識するのは、膝がつま先より前に出ないようにすること。これにより腰はやや下に下がる、そうすれがバランスをとるため身体はやや前傾してきます。手の動きをつけると手でもバランスがとられるので、動作が楽になる。
 また、からだの重心をどこに置き、左右の足のどちらにどれだけ体重を乗せるのかを意識してする。また、片方の脚を遊脚するとき一方の脚は支脚になりそれで身体を支えられた状態にする。けっして勢いで動くようにはしない。
 足は脚を引き寄せた時はつま先は下を向き、脚を前に出したときはつま先は上をむき、地につける時は踵からつけ、それから地面につま先までピタッとつける。

目を開けて歩行するときと、目を瞑って歩行する時と比べると、身体への意識の持ち方が違う。目を瞑っている時は意識を注がないと身体のバランスを崩しやすくなり、向きが違ってしまいます。日ごろいかに資格情報に頼っているですね、逆にそれだけ身体を意識していないことでしょう。

それぞれの套路にちてはまた後で考えてみます。

テーマ : 武術太極拳
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ブラインド歩行

毎日早朝の近くの運動公園まで歩いている。そこで、時々目を瞑って視覚情報を遮蔽して歩いています。
方法は、広いところで前方の目標を定めて、目を瞑り10歩歩き、目を明けて目標位置と身体が向いている方向とどれだけずれているか確認する。さらに20歩30歩と歩いてどれだけずれているか確認する。また場所により、直線のラインが書かれていたり、アスファルト舗装するときにできる仕切り線などを利用する事もある。

目を明けて歩行すると、無意識のなかで視覚情報をもとに、体の向きのずれを随時修正するので、歩く方向が変わってしまうことはないです。しかし、その視覚情報を遮断すると、自身の身体の動きのみで動かすので、普段からだのねじれがあると、それが素直にあらわれてくるのだと思います。私の推論なので身体について研究している人に機会があれば聞いてみようと思っています。

話を戻し、単に真っ直ぐ歩くのではく、さらに、以前にも書いた太極拳の練習の一つの歩行練習でも目を瞑り練習する。この歩行は先に書いた歩行とは違い、一定の目標に一直線に進むのではなく、30度から45度ほど身体の向きを右に左に変えます。左右の足に身体の重心を前後に移して身体の向きを変えるので、常に自分のいまの身体の向きはどちらを向いているのか、身体の向きや足の運びを意識して行わないと、目を明けてみるとかなり方向が違ってしまいます。

また話はそれます。目を瞑って足踏みを60回して目を明けてみると、わたしは同じところではなく、同じ方向でやや左前に20センチほど移動してしまっています。人によっては数メートル移動したり、反対を向いてしまう人もいるといいます。ひどい人は一回転したりするそうです。
数メートルとなると足踏みというより歩いてようです。反対を向く人は、かなり左右どちらかの脚が外旋しているのではないかと思います。それを修正するためには能などの仕舞でする。摺り足よいのではないかと思います。このとき大腰筋を使うことを意識するために、動かす方の脚をやや浮かすような感じで、着地足のつま先に来たときに、動かしている脚のつま先をあげて前に出すとよいのではないかと思っています。

それはともかく、日常生活で目を閉じて身体を動かすことは、実用的でない上に危険なのですることはないですが、広い安全な場所でときどき、目を瞑って身体を動かす機会を作ることは必要なのではないかと感じています。

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六字訣

先日、口のケアで「あ い う べ」と発音することにより、口と舌の筋肉の運動をして、風邪の予防や咀嚼と嚥下を強化できることを書きましたが。

中国の気功の中に、発音をする六字訣と言う気功があり、これは中国制定4大気功と呼ばれるものの一つです。
この中国制定4大気功はほかに次の 八段錦 易筋経 五禽戯 があります。
・八段錦は八つの部分で構成された非常に優れたものという意味があり古代健康気功法とされています。
・易筋経は古代功法とされ、易筋経原文は禅宗の開祖達磨がインドから伝えられたとされ、後の僧 般刺密諦が漢訳したとされている。
・五禽戯は5つの動物(虎・鹿・熊・猿・鳥)の動きの特徴をとらえて野生のエネルギーを心身に取り込もうとするものです。

六字訣は字のごとく6つの字の発音して行う気功で、次の順序で行う。予備式、調身調息、収功以外の6つの文字の功法は、6回ずつ繰り返す。また、文字の発声の際には堤肛と呼ばれる肛門を引き締めてする。
次のような方法でする。
1. 予備式
2. 調身調息
3. 嘘の字の功法(6回) XU シー
4. 調身調息
5. 呵の字の功法(6回) KE カー
6. 調身調息
7. 呼の字の功法(6回) HU フー
8. 調身調息
9. (口四)の字の功法(6回) XIE シッ
10. 調身調息
11. 吹の字の功法(6回) CHUI チューウェー
12. 調身調息
13. (口喜)の字の功法(6回) XI チイー
14. 調身調息
15. 収功

予備式
両足を肩幅と同じ広さに広げて立ち、身体の重心を踵に置く。背筋と首を真っ直ぐにし、口を軽く閉じ、舌先を上顎に軽く付け、肩の力を抜く。両腕は自然に垂らし、両掌を多少内側に向ける。下腹は少し引くようにし、両膝は少し曲げ、全身をリラックスし、雑念を排除して静かに立つ。呼吸法は腹式呼吸で行い、身心が充分にリラックスするまで待つ。

調身調息
直前に行った動作の余韻を収めて次の動作に備えるためのもので、予備式を行った後、「嘘」「呵」「呼」「(口四)」「吹」「(口喜)」の各文字の功法を6回行った後に、引き続いて行う。
腹の前で手を重ねる際には、男性は左手が腹側、女性は右手が腹側になるようにする。これは以降の全ての功法に共通で、調身調息中の呼吸は自然呼吸でする。

嘘の字の功法
肝臓の調整をする功法。
肝臓の病気の他に、眼病、目眩、頭痛、倦怠感、不眠症、吐き気、便秘、失禁、子宮下垂、月経不順、怒りっぽい、等々、肝経絡に関わる機能を強化する。
要点:XU シーの発声をする際は、堤肛をし、目を大きく見開き遠くを見るようにする。

呵の字の功法
心臓の調整をする功法。
心臓の病気の他、動悸、不眠症、寝汗、神経衰弱、精神不安定、喉の腫れ、舌の異常、口の乾き、等々、心経絡に関わる機能を強化をする。
要点:KE カー発声をする際は、堤肛をする

呼の字の功法(左)
呼の字の功法(右)
脾臓と胃の調整をする功法。
脾臓と胃そのものの病気のほか、嘔吐、シャックリ、腹の張り、黄疸、頭痛、発熱、下痢、粘液便、倦怠感、精神不安定、むくみ、等々、脾臓や胃の経絡に関機能を強化をする。
要点:HU フーの発声をする際は、堤肛をする。
呼の字の功法は、左右の手の動作を交互に変えてする。

(口四)の字の功法
肺臓の調整をする功法。
肺そのものの病気のほか、肩や背中の痛み、風邪、頻尿、小便の黄変、等々、肺経絡に関わる機能を強化をする。
要点:XIE シッの発声をする時は、堤肛をする。

吹の字の功法
腎臓の調整をする功法。
腎臓そのものの病気のほか、耳鳴り、難聴、骨が脆い、歯が脆い、脱毛、視力減退、腰痛、倦怠感、動悸、月経不順、足のほてり、下半身の冷え、短気、等々、腎経絡に関わる機能を強化する。
要点:両手を腰にまわしたら、拳の背で腰を数回マッサージします。CHUI チューウェーの発声をする際は、堤肛する。

(口喜)の字の功法
三蕉経絡の調整をする功法。三蕉(胸 腹 膀胱)
目眩、吐き気、腹の張り、胸のつかえ、頻尿、小便の黄変、喉の腫れや痛み、耳鳴り、聴力低下、等々、三蕉経絡に関わる機能を強化する。
要点:XI チイーの発声をする時には、堤肛をし、心が満ち足りたイメージを想像する。

収功
これまでの功法で取り入れた気を血液と共に全身に巡らせ、全身を整える締め括りの功法。
身体をユッタリと動かしながら、各部の状態を確かめ、不具合を感じるところがあれば動きを止めて、充分な時間をかけて調整する。

肱股の臣

「肱股の臣」とは、手足となって働く臣下のこと

肱は肘のことで、股は叉のことです。中国語では上腕骨すなわち二の腕の骨を「肱骨」と書き、大腿骨すなわち太ももの骨を「股骨」と書きます。どちらも体の主の思うままに動かすことができることから「肱股の臣」と言います。
しかし、太極拳をしていると、自分の思っているとおり体や四肢が動かせるかと言うと、そうでないことが多いようです。例えば両腕をまっすぐ前に出し上げる動作をするとき、腕だけでなく肩も上げながら腕を上げてしまう人がいます。
そこで、太極拳なら正しい身体の動きをするため、には先日書いたように、イメージを意識しながらからだを動かすことと、もう一つは動作をするとき自分の身体のどの部分をどのように動かすかを考え見直し感じながらすることが大切だと思う。
例えば歩くのに、身体より後ろにある足で地面を蹴り、身体を前に移動させ、後ろにあった足は中を浮き前にでる。そのとき爪先と膝は同じ方向を向いているのか。どちらの方向に向いているのか。前に進むなら前方向を向いていて、外側に向いているなら、着地したときに身体はその足先の向いている方向に向いていくべきです。身体がその方向に向いていかないと膝がねじれてしまうと思う。そのようなことには関係なく、スタコラと身体を前に移動させているだけなら、自分のからだを全く意識していないことになる。
普段そのようなことを意識してからだを動かす必要などはないが、そのようなからだの動かし方をする習慣を付ける必要があると思う。
そのためには、日頃から毎日一定の時間をとり、じっくりと自分の体と向き合って感じながら動かすのがよいのでしょう。
私のとっては、週に一回の太極拳教室に通うことと、毎日の早朝の散歩がそれにあてています。

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今日は太極拳の学習会の日でした

師匠から言われたこと。

みなさんは、動きをするときに、ねじれた動きをする。
ねじれた動きをするのは、一つ一つの動きに気をとられ、身体が先に先に動いてしまっているからだ。
全体の動きを捉え、形を決めて動いていかないとだめだと。
そのために、身体の軸を意識し、丹田を意識して、それぞれの動きを出していかないといけないといわれた。

水野美紀と本格太極拳

NHKで8月29日から「水野美紀と本格太極拳」という番組が始まる。5分間のスポット番組だが、テキストも出版されている。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20110829/001/33-2155.html
そのテキストによると、「じっくり立って重心を知る」と書かれてある。さらに「正しい姿勢で立ち、さらに手や足を動かしながら、自分の重心がどこにあるか知りましょう」と書いてある。
先日の太極拳の学習会でも、同じようなことを言われた、「次の動作に移るとき、身体が前かがみになったり、横に傾いてぶれたりしてはいけないと。ぶれるのは心が身体になく手や足に行ってしまっているからだ。」と。

テキストに書かれていることも、学習会で言われたことも身体の軸を意識し、真っ直ぐにしないといけないということだろう。

これは、私が特別支援学校で動作法の時間で生徒に、身体の軸を意識持つことができるように指導してきたのと、共通するところがある。

私は動作法を通して身体とかかわり、トレーニーの身体に手で触れながら、軸の作り方を教えて感じさることをねらいにしていました。

太極拳では、一人でするので自分でそれを探さなくてはならない、今生徒の気持ちになって、自分で意識しながら練習をしてゆこう。

太極拳の練習は難しい。4 (千手観音の手)

千手観音の手

"千手観音とて手が千御入り候はば、弓を取るてに心が止らば、九百九十九の手は皆用に立ち申す間敷。一所に心を止めぬより、手が皆用に立つなり。" 澤庵禅師

今日は、太極拳の学習会がありました。

まだまだ、初心者で足の一つの運びに気を取られると。
足の動きや身体の向きがバラバラになってしまいました。

まさに、千手観音の手です。千手観音とて、弓を執る手に気を取られたら、ほかの手の動きがおろそかになるです。

全体の動きをといっても、一つ一つの運び方がまだまだ解らないので、こつこつとやっていきます。


気功の本を読んで 覚書

気功の本を読んでいると、練功を行う前と、行って入る最中の、注意事が書かれていた。

気功をする前の準備をきちんとすれば、雑念が涌いてくるのを減らすことができると書いてある。練功を始める5から10分前ぐらいから、次のようにあるべきだと書かれてある。
1.情緒を安定させるため、今まで行っていたこと考えていたことを、一切やめ気を落ち着けさせる。
2.周囲の環境に気を配り、邪魔が入ったり、大きな音などがしないところを選ぶ。
3.練功中に目からの刺激を避けるよう、華美なものがない所で、風も直接当たらない方がよい。
4.何か、痛みや症状があるときは、適応措置をとってからする。
5.適当はベッドになるものや、椅子を用意しておく。ベッドは軟らかくてはいけない、畳床などがよい、椅子も身の丈の高さにあったもので、胡座がかける座面の大きさがよい。
6.練功中に用をたすことがないようにしておく。
7.ベルトなどは緩めておき、衣服を調えきつすぎるものはよくない。

練功中は
1.練功中は情緒を安定させるが、雑念が涌いてきて収まらないなら、動功を何節かして意念を集中させる。
2.呼吸は穏やかに自然にして、意識しすぎないようにする。
3.練功中に感じるいろいろな感覚は、放任し成り行きにまかせる。
4.口の中に唾液がたまってきたら、吐き出さないで、何回かに分けて呑み込む。
5.姿勢に不バランスを感じたときは、身体を動かして調整してからつづける。

1.決して焦ってはいけない。
2.リラックス、静、自然、動静の結合、正確に順を追ってする
3.思惟と情緒をコントロールし、喜怒憂思悲恐驚などは禁物である
4.気温の変化に気をつけ、病気にならないようにする。

練功はどれぐらいしたらよいのか
・勤めのあるものは、朝晩1~2回
・勤めのないものは、日に2~3回
・入院中あるいは休養中の人は、3~4回がよいと言われている。
・練功の時間は厳しく守らないと、三日坊主になってします。必ず毎日決められた時間に行うのがよい。
・練功は度を超してするのは、逆に健康によくない。練功はコツコツと続けることにより、効果がでてくる。

練功の場所
一般的に室内がよいとされ、静かで空気がきれいで、温度も湿度も適温がよいとされている。
室内であっても外から突然、大きな音が聞こえてきたりするところはよくないとされている。

練功するときの方角は、南向きがよいとされている、これは南向きが陽光をうけ陽気がもっとも旺盛だからといわれている。

天台小止観に書かれていることと、符合する事が多く、今一度読み比べてみることにする。

太極拳の基本は南向きから始めるのだとよく言われる、陽気の強い方角だからであろう。

太極拳の練習は難しい。3

沈肩垂肘
肩の上げ下げをすると、背が真っ直ぐに伸びてくる仕方を「身体と動作と健康」のところで「身体の動かし方をかいほうし」で書いた。

このことは、太極拳では「沈肩垂肘」を大切にすると通じるところがありそうだ。

肩を下げて肘を垂らすことです。肩だけに集中しようとしても、肘が上がっていたり、腕が外旋していてはだめだ。
肘が上がっているのは、肩胛骨も外展して怒り肩になってしまう。
肘が外側を向いてしまうと、菱形筋を緊張させてしまう。
菱形筋は脊柱に付着しているので、自ずと背筋に影響しるのである。
無駄な緊張を解きほぐすには、上肢の大きな関節である、肩関節をゆるめ、それに影響を与える肘関節も弛めなくてはならない。手の向きは肘関節に影響をあたえるので、手首の緊張も解きほぐすこともたいせつです。
肩関節や肘関節は意識しにくいところなので、無意識なうちに力を入れて緊張させていることがある。

それを解きほぐす方法として、肩の上げ下げを書いたが、次のような方法もある。
腕を身体の前に出して、肘が軽く曲がる程度に下げて肩幅と同じぐらいの高さに出す。肩を緩めて肘を垂らした、ゆっくりと肩・肘・手を同時に下げ、手が腰あたりにくるまでさげる。
このことを始める前に、手を前に出したとき、一度肘を横に向けてみると肩関節の不当な緊張を感じるだろう。

太極拳の練習は難しい。2

太極拳をするとき一番大切なのが、「心静用意」だといわれる。
太極拳をするとき一貫して心がけないといけないといわれる。

精神を集中して、一つ一つの套路の動きが違うが、途切れることなく流れるように、動作を意識しながらしなくてはならない。

いうのは簡単だがなかなかこれができない。意識すれば意識するほど細かな動作が気になり、ぎこちなくなってしまう。

それを蓋するに、太極拳を開始する前に、姿勢を正し、呼吸を調え、意識を丹田にもっていくのだ。それをしないと、知覚と感覚を研ぎすまし、無念無想に套路を運ぶことはできない。と言われるが、これもまた難しい。

だけど、この「心静用意」を始めにしっかりとしておけば、後は自然と流れていくものだと言われる。

太極拳に限らず、毎日朝床から起きると、複式呼吸を数息でするが、なかなか集中できず、いつのまにか数を数えずに、雑念がよぎってします。このような状態ではまだまだ、太極拳の上達は先だろう。


太極拳の練習は難しい。

-
太極拳の練習は、リラックスをし、心の平静を保ち、腹式呼吸で呼吸を調え、正念を養成し雑念と邪念を排して、鍛錬しなければならないと言われる。そのため太極拳の鍛錬は動作への集中と、動作の柔軟性と緩慢性などが求められる。

太極拳をするのは武術とするのか、健康のためか、養生のためか、体力向上のためか等の、目的の違いによって鍛錬法も自ずから違ってくる。

体育として太極拳をするなら、競技運動に重点が置かれてくるだろう。最近は体育と言っても幅がひろく、競技、教育、健康づくりの目的の違いがでてくる。それは、リラックス、心の平静を保、腹式呼吸での呼吸を調え、正念を養成し雑念と邪念を排するなどの、どれに力点を置くかが変わってくる。


武術や体育とくに競技運動に重点に置くと、他の運動やスポーツにあるように、身体を痛めてしまうこともある。
武術なら防御能力と攻撃能力の向上を目指し、パワーや忍耐力の強化が主になってくるであろう。


太極拳を習いだしたが、それでは自分はどれに当たるのか、今一度考えてみよう。


太極拳を教えてもらうのに、〇○をイメージしてと、なにか雲をつかむようなことを言われる。
具体的でないので解りにくいのだが、それが一番核心をついているのだろう。
一般的なスポーツは、個々のことについては具体的に手取り足取り教えてくれるが、一番大切な核心をは教えてくれない。


太極拳で気を静めなさいと言われるが

太極拳を教わっていて、気を静めなさいと言われる。

まずはその気とは何だろう。
気とは元気のことで気がなくなれば、死んでしまうと言われる。

ますます、わからなくなってしまう。

元気とは、普段挨拶などで「元気ですか」いう元気ではないらしい。
人が生まれながらにして、持っている気を、元気と教わる。

元気は三つに分けられる教えてもう。
1、生まれながら持っている元気
2、生まれてから呼吸したり、食べ物を食べたりすることによって生まれた気
3、この二つの気が結合してた、臓腑と経絡の気
ここで、12はまだしも、3になるとまた、ますますわからなくなってくる。

気を練るとは、元気を練るのであって、呼吸のことではないと教えられる。

焦らず、心を落ち着けてしなさいとも。そして、自然に身体を運びなさいと。

まずは、焦らず練習して、みんなについていこう。


身体と体と體

 今日は太極拳を習う日です。

まだまだ、習いたてで、なかなか覚えられないですが、ぼちぼち練習をしています。
太極拳は身体を揺ったりと動かしすので、普段はほとんど自分の身体を意識しませんが、このときは自分の身体を意識します。

身体の体は、もともと體と書きます。骨が豊かと書くのですが、最近骨粗鬆症の人が増えてきているといいます。
太極拳をしてゆくと、自分の身体を意識して、心も身も骨も豊にしていきます。

體の俗字として、体 躰 軆 (骨本)があります。體は、骨が沢山集まっていると、いうところからきているそうです。軆、躰、(骨本)どれも体より身体を意識できる字です。
また、からだを漢字で書くとき、「身体」と書きますが、もし他の字体なら「身体」と書かなくてもいいかもしれません。

「 太極拳は體を揺ったりと動かし、自分の體を意識します。」

太極拳でのイメージ

毎朝散歩の途中、公園の一角で太極拳の練習をしている。
本当は二十四式太極拳を颯爽としたいのだが・・・。
太極拳の動きが、なかなかうまくできないのが正直なところである。

因みに今、習っているのは、入門太極拳です。
八つの套路があるが、「起式 左右手揮琵琶 左右倒巻肱 左右野馬分鬣 単鞭 十字手 収勢」。
二十四式太極拳を調べてみると、同じ名前の套路がすべて含まれている。
なるほど、これは基本になるのだ。

太極拳を練習しているとよく、○○をイメージして身体を動かし、運ぶようにいわれる。
例えば、ボールを抱えるように、百会から釣り下げられるようにと、言われます。
手を前に持ってきて、ボールを持つように意識して動かすより、ボールを抱えることを、イメージして上肢を動かすと、腕が身体に近付きすぎず、指先にも力が入りすぎることはないです。
また、百会から釣り下げられているイメージをすると、脊柱が伸び腰が反り過ぎず、緩み過ぎない姿勢を保てます。
そして、身体の各部位の一点に集中するのではなく、全体を意識することが出きるようです。

太極拳の套路の名は、名前の美しさなどからつけられていいるのではない。イメージすることが大切なことだと、教えてくれているのだ。

だから、太極拳の各套路に、手揮琵琶(琵琶を抱える) 野馬分鬣(馬のたてがみを分ける)の、ような名前が付いているそうです。


太極拳と遅筋

太極拳といえば、ゆっくりした動きと呼吸法のイメージがある。しかし、練習では呼吸のことはあまりいわれない。呼吸は後からついてくるからでしょう。

筋肉には、早く動かす筋肉が速筋と、ゆっくりと動かす遅筋がある。速筋は白筋とも呼ばれ、比較的色が白く。遅筋は赤い色をして赤筋とも呼ばれている。赤筋、白筋と言っても、一つの筋肉線維に細胞が混在してます。赤色筋線維、白色筋線維の割合は、訓練や練習の内容により、どちらかが多くなります。
一つの例を上げてみます。相撲の力士は、短い時間に大きな瞬発力が必要なので、白色筋線維が多くなります。マラソン選手は、長時間の筋収縮が必要なので、赤色筋線維が多くなります。また、筋線維の太さも違い、白色筋線維は太く、赤色筋線維は細いです。これは二つの選手の体型を見ると明らかですね。力士は太っているが、マラソン選手はやせています。

多くのスポーツは、瞬発性とスピードを必要としているので、速筋を鍛えるトレーニングをすることになります。
太極拳はといえば、ゆっくりした動きを長時間続けるので、遅筋を鍛えることになります。

日常の生活動作で必要な筋肉は、瞬発性やスピードなどでははなく、ほとんどはゆっくりと長い時間動かす動作です。普段の生活は、遅筋が主に使われていることになります。これが太極拳は、身体によい理由の一つでしょう。

太極拳での身体の運び

通い始めたのは、自宅近の太極拳教室です。
教室での練習内容は、まず「包拳礼」で挨拶をし、身体をほぐす準備体操をします。次に練功十八法で準備運動をするのですが。これは教えてくれず見よう見まねでしています。(テキストはもらいました。)その後、各グループに別れて、学習が始まります。

いま習っているのは、入門太極拳八式というもので、太極拳の基本の動作を、学ぶ為のものだそうです。
太極拳はゆっくりと、円を描くように身体を動かします。自分の身体の部位を意識し易いですが、あまり意識し過ぎると、他の所の動きがおろそかになり注意されます(まさしく千手観音の手です)。脚と腕の動きがちぐはぐなそんなとき、脚と手腕と別々に、練習することがあります。

普段あまり使わない、身体の動かし方をするので、よい運動になっているようです。姿勢はツボで言う百会(いわゆる脳天)から、釣り下げられているように意識し、背を伸ばすので脊柱起立筋を適度に緊張させます。特に中腰の姿勢で動くことが主で、大腰筋をよく使っているようです。ほか腕の外旋内旋・回外回内などの動きもあり、いろいろな筋肉を知らないうちに使っています。
また、太極拳で身体を動かし運ぶとき、何々をとイメージしておこなうのは、心と身体の動きの調和をとるためのようです。


太極拳には、級や段の試験や、師範の試験などが細かくあるようなので、どうしようかと考えています。できるだけ長続きできればと思います。
しかし、よい師匠につき学ぶことが、身に付く第一歩として、続けていこうと思っています。

最近太極拳を習い始めた

最近太極拳を習い始めた。以前から太極拳や気功には、関心があったが、時間などの都合で教室などに足を運んでいなかった。

これから、教室でのならいや、本を読んでの感想を、まとまりはないが書き綴っていくことにする。

■竹林乃方丈庵の主から■

・いつも拙文を読んでいただきありがとうござます。
・見聞きしたことを独断と偏見で、気ままに綴ったものです。
・自分のために無責任に書き留めたものですから、読み終わったら捨て下さい。

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記事へのコメント
  • 独裁者の国会解散
    風と雲 (09/23)
    かかる為政者の存在を許してきたのは、日本人の「ながいものにまかれる、お上に任せば・・、なるようにしかならない」と付和雷同性の強い国民性に由来するものではないでし
  • フェイクニュース
    アジシオ次郎 (09/16)
    おはようございます。

    ネットの普及に伴い様々なニュースが見れるようになった昨今、ただ自分の好みに合った情報しか信じないという弊害が出ることもそうだし、多様性を
  • ギャンブル依存症に顔認証は問題
    竹林泉水 (09/10)
    顔認証技術が進み、個人の識別だけに利用されるならまだしも、個人の管理に利用されるのは非常に問題が多いと思います。

    松井知事の発言があまり問題になっていないのも不
  • ギャンブル依存症に顔認証は問題
    アジシオ次郎 (09/09)
    こんにちは。

    いくらギャンブル依存症対策とはいえ、入場確認や顔認証システムを導入するのは一部から「プライバシーの侵害だ」と批判を浴びてもおかしくありませんね。
  • 終戦の日の前後のテレビ番組
    竹林泉水 (08/23)
    国際的な政治・外交問題は素人的な言い方をすれば、早い者勝ちで勝ち逃げすればセーフ的なところがありますね。
    国の名前に「帝国」冠して大日本帝国として、そのころ時代
  • 終戦の日の前後のテレビ番組
    アジシオ次郎 (08/22)
    こんにちは。

    毎年この時期は戦争にちなんだドキュメンタリー番組をやるけど、NHKが積極的にやるのに民放はニュースでミニコーナー程度しかやらないと言うのはどうか
  • 安倍内閣改造
    竹林泉水 (08/08)
    > 一強なのに天狗になって周りを見ない姿勢のせいで支持率が低下したのに、それを教訓にしないようでは自浄能力がないというか学習能力がないと言われるだけです。ア
  • 安倍内閣改造
    アジシオ次郎 (08/05)
    こんにちは。

    お友達内閣と揶揄された反省から、今回は異なる派閥からすすんで入れた改造内閣、バランスいいとはいうものの、女性閣僚が2人だけというのは男性優位色が
  • 見ざる聞かざる言わざる
    竹林泉水 (07/30)
    いつもコメントありがとうございます。
    三猿の教えは、子どもより大人の方が三猿について考えないといけないでしょうね。

    一つのことしか知らない大人になるのは、人それ
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